第1回　パイオニア社内の音楽活動と吹奏楽団パイオニア吹奏楽団

2010年 8月30日

パイオニア吹奏楽団のHPの立ち上げに伴い、このコラム欄を設けました。今後この欄を利用して団内の様子や職場の楽団の特性などを伝えていければよいかと考えています。第1回はパイオニア社内の音楽活動に絡めて綴りたいと思います。

パイオニアは社内での音楽活動が非常に盛んな会社です。吹奏楽団以外にも、合唱団や交響楽団があり、他にもジャズやロックのバンドも数多くあります。音響機器メーカーであるので音楽を好む社員が多いのは当然のように思われるかもしれませんが、それにしても実に多岐に渡っているといえると思います。

吹奏楽団もその中にあって20年以上の活動を続けています。「活動の記録」をご覧いただければ分かりますが、最初はごく小さな範囲での活動でした。いくら音響機器メーカーの楽団だからといって、最初からいきなり大きな活動などはできないものです。それが年を経るにつれ少しずつ成長し、活動の範囲を広げて現在に至っています。

一般に企業が後援や協賛といった形で楽団や興行に対してスポンサーとなることは多々見受けられますが、アマチュアとはいえ企業が社員を中心とした自前の楽団を持っているというケースはそう多くはないと思います。しかもそれが吹奏楽団だけでなく、合唱団・交響楽団も持っているとなれば尚更です。自前の楽団がある程度の形になるまでは時間がかかりますが、それを支え継続するだけの文化が社内にあるということなのだろう、と最近になって感じています。

今では吹奏楽団もそれなりの規模になり、それが当然のような状態になっていますが、ここに至るまでの歩みを大切にし、また我々の活動を支持して下さる方々の声にも耳を傾けつつ今後とも活動していきたいと思います。

文責：磨墨