定期コンサートレポート:2003年度身体で聴こう音楽会

3月27日122回定期コンサートレポート

今月はお子様向けと言う事で、田村緑さんの素敵なピアノ演奏と、絵本やかわいいイラストを一緒にお楽しみいただきました。ピアノコーナーでは、実際にピアノの中を覗き込みながら、音の出る仕組みを田村さんより説明していただきました。
第ニ部ではおなじみチャイコフスキー:「くるみ割り人形」より、田村さんが選んだお好きな7曲に、家田淳さんが新しいストーリーを書き下ろし、さらにその場面を描いた絵を同時に映し出しました。大人の方もお子様も楽しめたコンサートになりました。

第一部

出演: 音楽:田村 緑 朗読:荒川 千波

エルガー:「愛のあいさつ」
ピアノコーナー:
♪みんなでピアノの音の出るしくみを見たり感じたりしましょう♪
絵本のコーナー:
「もりのなか」「おやすみなさい おつきさま」

第二部

出演:音楽・構成:田村 緑 脚本・朗読:家田 淳

「くるみ割り人形」より

  1. 行進曲
  2. こんぺい糖の踊り
  3. 中国の踊り
  4. 葦笛の踊り
  5. トレパック
  6. アンダンテ・マエストーソ
  7. 花のワルツ

ボランティアからひとこと

今回は、「春休みスペシャル」ということもあり、お子様連れのお客様で賑わいました。無邪気でかわいい笑顔に自然とこちらも笑みがこぼれ、和やかな雰囲気の中で会がスタート。
演奏に入る前に出演者の田村さんが、音がどのように伝わっていくのか、ピアノの仕組みについてグランドピアノを囲ってお客様に分かり易く説明してくれました。ピアノの中身を初めて見るお客様も多く、みなさん身を乗り出して興味深く見ていました。
田村さんが奏でるピアノの音色は優しく朗らかで、聴いていてとても心地の良いものでした。ピアノの音楽に合わせて、お子さんと親御さんがリズムを取って体を動かしている姿は、微笑ましく心温まりました。
私たちのささやかながらのお持て成しに対し、「ありがとう!」と心から喜んでお礼を言ってくださり、いつも逆に私たちが活力をもらい、励みになっています。
"お客様と私たちスタッフ"、"お客様と出演者"、"お客様同士"そして"お客様と音楽の素晴らしさ"など、今回も様々な"ふれあい"のお手伝いが出来て「本当に参加してよかった!」と心からそう思いました。

2月29日121回定期コンサートレポート

今月はジャズライブコンサートでした。ジャズ初心者にも分かりやすいようにみんなが良く知っている曲を特別にアレンジして演奏してくれました。例えば、坂本九が唄った「見上げてごらん夜の星を」と「スターダスト」という外国曲を1曲にまとめた「見上げてごらん スターダスト」など。お客様が楽器を持って演奏する時間もあり、出演者と一体となって楽しめたコンサートになりました。

出演:K.J.スタッフ

第一部

アリス・イン・ワンダーランド(Alice in wonderland)
シャドー・オブ・ユア・旅立ち(shadow of you're 旅立ち)
モーニン・追い分け(morning 追い分け)
星に願いを(when you wish upon a star)
ユー・ビー・ソー・ナイス・ツゥ・カム・ホーム・ツゥ
(you'd be so nice to come home to)
カンタロープ・アイランド(cantaloupe island)

第二部

バット・ノット・フォー・ミー(but not for me)
ムーンライト・セレナーデ(moonlight serenade)
♭楽器の紹介とメンバーの紹介♭
見上げてごらん スターダスト(見上げてごらんstardust)
フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン(fly me to the moon)
ルート66!(route 66!)
♪楽器を使って皆さんと一緒に演奏しましょう♪
セント・トーマス

ボランティアからひとこと

今回、初めてボランティアに参加させていただきました。
身体で聴こう音楽会への参加も初めてだったこともあり、最初は、何をしていいのか、何がお手伝いできるのかと、おろおろしてしまいましたが、他のボランティアのみなさんがとても親切な方ばかりでいろいろ教えていただき、少しずつ自分にできることを探しながら、楽しくお手伝いさせていただきました。
開演時間が近づくと、お客さまも次第に増えてくるのですが、とても楽しみにしてくださっているんだなぁというのが伝わってきて、なんだか自分までウキウキしました。
そして音楽会がスタート。KJスタッフのみなさんのJAZZに自然と体が動き、曲が進むにつれお客さまも体を動かしたりと、楽しんでいる様子がわかり、「あぁ、今日参加してよかったなぁ」と実感できました。
またこれからも、続けていきたいと思います。

1月24日120回定期コンサートレポート

今月は、和楽器ライブコンサートでした。 第一部は女性だけの和太鼓グループ"飛龍"による力強い太鼓の演奏を、第二部と三部は"邦楽即興グループ飛天withマーク酒井"による尺八や琵琶などの様々な和楽器による演奏を聞いていただきました。和の雰囲気たっぷりの新春らしいコンサートなりました。

第一部

出演:創作太鼓 和太鼓 飛龍

祝い太鼓 (いわいだいこ)
旋風 (つむじかぜ)
大地 (だいち)

第二部

出演:邦楽即興グループ飛天withマーク酒井

さくらさくら 笛:朱鷺たたら
荒城の月 本調べ 尺八:石田昭男
越殿楽 しちりき:稲葉明徳 龍笛:上坊有平
除夜の音風景 HAPPY TUNE SOUNDSCAPE

サウンド・デザイン:岡田晴夫 龍笛:上坊有平
薩摩琵琶:塩高和之 笛/しちりき:稲葉明徳
ドラムス:鈴木文明 キーボード:赤尾朋美
キーボード&ベース:マーク酒井

第三部

出演:邦楽即興グループ飛天withマーク酒井

飛天 薩摩琵琶:塩高和之 笛/しちりき:稲葉明徳
笛:朱鷺たたら ドラムス:鈴木文明
キーボード & ベース:マーク酒井
やさしさ キーボード:赤尾朋美
ベース:マーク酒井 ドラムス:鈴木文明

事務局からひとこと

今回は、和太鼓とさまざまな和楽器の演奏を聞いていただきました。 実はこの和太鼓グループ"飛龍"との出会いは一年半前にさかのぼります。 その時は、この音楽会に出演してくださるというお話だったのですが、私がまだ事務局に就任したばかりで、まだ体制が不十分でした。
事務局として一人前になったらいつか飛龍のみなさんに出演して頂こうと、できれば年の初めに相応しい一月に、と思っていました。
事務局を担当して約一年半、一人前には程遠いけれども、ボランティアのみなさんやその他たくさんの方々の手助けにより、こうやって今回の音楽会を実現する事が出来ました。また和太鼓ということで、後半は社員を含めた有志の方々に和楽器の演奏を披露して頂けることになりました。改めて皆さまに心より感謝申し上げます。
本年も、スタッフ一同お客様の笑顔を活力に、より素晴らしい音楽会を開催できるようさらに頑張っていきたいと思っておりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

12月23日119回定期コンサートレポート

今月は、「紅白対抗 手話コーラス合戦」と題して、社内手話コーラスグループ"ハートフル・メッセンジャーズ"が紅白に別れて手話コーラスで対決しました。
第二部は、パイオニア合唱団によるクリスマスソングメドレーのプレゼントが! 会場は一気にクリスマスムードになりました。
会場のお客様に審査員になっていただき、最後に赤組、白組どちらが優勢か投票してもらいました。結果はなんと引き分け!とても感動的な結果になりました。

第一部

出演:パイオニア手話コーラスグループ
ハートフル・メッセンジャーズ

17歳
高校3年生
百万本のバラ
夜霧よ今夜もありがとう
横須賀ストーリー
津軽海峡冬景色

第二部

出演:パイオニア合唱団

コラール2曲
サンタが町にやってくる
もろびとこぞりて
きよしこの夜
クリスマス・イヴ by ハートフルメッセンジャーズ
赤鼻のトナカイ ♪手話で一緒に歌いましょう♪

第三部

オオ・シャンゼリゼ
UFO
君といつまでも
時代
北国の春
世界に一つだけの花
ジングルベル

出演者からひとこと

2回目の出演となる手話コーラスの演奏会当日朝、目黒駅から外へ出ると雲ひとつない透き通るような真っ青な空が広がっていました。期待と不安を抱えながら今回の会場となる本社1Fロビーに到着しました。
ボランティアの皆さんによる会場の準備が進むにつれ、手話コーラスの出演者やパイオニア合唱団の方々が続々と到着。緊張と興奮が徐々に高まり、堪え切れずに他の出演者を誘って最後の練習を開始。リハーサルが終わる頃には正午を回っていました。開演まで2時間近くあるというのに既に最初のお客様が到着。それだけ楽しみにしてくれる人がいると思うと益々気持ちが引き締まりました。
開演時間が近づくにつれ、除々に来場者が増えると共に熱気が高まり、100名ものお客様が来てくれました。緊張が最高潮に達した瞬間、ついに開演。1曲終わる毎に出演者達が興奮と共に控え室に戻ってきます。私の出演は全部で5曲。ついに最初の1曲目の出番がやってきました。曲のオープニングに合わせて登場すると暖かい視線と大きな拍手に包まれます。懸命に気持ちを落ち着かせながらも心を込めて手話で「歌」いました。
紅白歌合戦の発表曲が全て終了し、どちらが良かったかをお客様に投票してもらった結果が、なんと50対50で引き分け。その瞬間、会場は大きなどよめきと歓声に包まれました。最後に手話コーラスのメンバー全員でジングルベルを「歌」って幕を閉じました。お見送りの際、お客様一人一人から「良かったよ」、「楽しませてもらった」、「感動しました。ありがとう」等々、沢山のお褒めの言葉をいただき、私自身も心から感動してしまいました。

11月30日118回定期コンサートレポート

今月は、6回目の出演となる大人気の手話コーラスグループ"フラワーメイツ" のステージでした。今回のテーマは「色」と言う事で、カラフルな衣装で見応えのある手話コーラスを披露してくれました。
お客様の中には手話コーラスを初めて見るという方も多く、楽しかった!と大変喜んでいる様子でした。雨にも拘わらず最多の来場者で、広いロビーはたくさんの拍手で埋め尽くされました。

出演:フラワーメイツ

第一部

おお牧場はみどり
イミテイション・ゴールド
「いちご白書」をもう一度
白いブランコ
亜麻色の髪の乙女
虹色の湖
エメラルドの伝説
すみれ色の涙
コモエスタ赤坂
赤い風船
赤いハンカチ
黄色いさくらんぼ

第二部

桃色吐息
黒ネコのタンゴ
黒い花びら
水色の恋
みずいろの手紙
わたしの青い鳥
月がとっても青いから
ブルー・シャトウ
青い山脈
さくら
世界に一つだけの花

社員ボランティアからひとこと

間接的にお手伝いをした事はあったものの、今回が私にとって初めてのボランティアでした。和やかな雰囲気の中で、和気あいあいと楽しく進めていくうちにみるみるロビーは立派な会場へと早変わり。
会場設定後、リハーサルをしながら体感音響席がきちんと起動しているかの確認の際に、私自身実際に初めて体験してみた体感音響席。音域によって強さの異なる振動を体全体で感じる楽しさに、大変感動しました。アンケートに答えてくださった方の中に、「諦めていた音楽を楽しめてよかった!」という声を良く聞きます。もっと沢山の方々に体感音響席を体験して頂いて音を楽しんでもらえるよう、この活動を通じて広めていけたらなと、この時思いました。
フラワーメイツの方々が届けてくれた「色」をテーマにした発表は、それぞれの色にちなんでいて選曲も良く、また衣装も凝っていてフラワーメイツの方々の世界に釘付け!とっても楽しませてもらいました。来てくださった方々が心から楽しんでいらっしゃる様子を見ると本当に嬉しくなります。お帰りの際に「ありがとう!楽しかった!」と声を掛けてもらった時は、喜びも一入でした。来てくださった方々、出演者の方々、そして私達スタッフ、みんなが一体となって会を作り上げた事にちょっとした達成感を感じました。一日があっという間で心地の良い疲れとなりました。

10月25日117回定期コンサートレポート

10月は、環境保護をテーマに音楽会を行ないました。第一部は、自然の素晴らしさや大切さを発信し続けているアーティスト、AYUKAさんが出演。歌声はもちろん、オリジナル曲の手話コーラスもとても美しく、全員うっとりと聴き入っていました。
また、第二部は日本ニーム協会や非木材紙普及協会の方達の歌やギターに合わせて、リクエストの多い曲を一緒に歌いました。 みなさんが、改めて環境や自然の大切さについて考えた日になれば、、、と願います。

日本ニーム協会

非木材紙普及協会

第一部

出演:AYUKA

森の声(手話コーラス付き)
月のかんむり
金の糸
オケアノス
夜明け

第二部 みんなで歌おう!リクエストタイム

出演:信田 光久とその仲間達

大きな古時計
上を向いて歩こう
見上げてごらん夜の星を
贈る言葉
いい日旅立ち
夜空ノムコウ
TSUNAMI

社員ボランティアからひとこと

今回は、ボランティアに初めて参加する姉と主人の3人で、久々に参加させていただきました。 以前仕事で使用した事がある社員クラブ「レスポワール」だったので、音楽会場として大丈夫かな? と不安でしたが、いつの間にかすばらしい会場に変わりビックリしました。
セッティングが終わるとリハーサルが始まり、ボディソニック(体感音響システム)でAYUKAさんの歌を聞かせていただき、とても気持ちが良かったです。他のボランティアのみなさんはとても親切な方たちばかりで、同じ目的を持って協力しあう、心のふれあいの素晴らしさを感じました。 音楽会へ足を運んでくださった方々が喜んでいただいている様子を見て、朝早くからでしたが疲れも感じませんでした。お客さまの中には 常連の方もいらっしゃるようで楽しそうに聴いている様子がこちらにも伝わってきました。ボランティアの方々の積み重ねの大切さを実感しました。
片付けが終わったあとの反省会も楽しかったです。一日があっという間に過ぎました。

9月28日116回定期コンサートレポート

今回は会場を社員クラブに移し、いつもと違う雰囲気の中でピアノと電子オルガンの素晴らしいアンサンブルを聞いていただきました。
社員を含めた出演者は総勢10人。迫力あるピアノやオルガンのサウンドと、モニターに映し出された手や足の動きに、会場に居た全ての人が魅了されてしまいました。
天窓からやわらかな陽射しも入り、優雅な午後のひとときとなりました。

出演:パイオニア社員を含む有志メンバー

第一部

カルメン
「ディズニー」よりプリンセスメドレー
となりのトトロ
リベル・タンゴ
A列車で行こう
「ジュラシックパーク」のテーマ
ラ・クンパルシータ

第二部

バレエ組曲「くるみ割り人形」より
はるかな地へ「風の谷のナウシカ」より
威風堂々 「ルパン三世」のテーマ
ラプソディ イン ブルー
「スターウォーズ」よりメインテーマ
ご協力:(有)ディリゲント

社員ボランティアからひとこと

今回は久々のボランティア参加でした。会場が「レスポワール」という事もあり、どんな音楽会になるのかな?!とわくわくしていました。
前日に苦労して会場をセッティングした甲斐もあり、レスポは音楽会場に早変わり!会場の吹き抜けから天井に、そしてフロアにまで音が響き渡る様子は、本当に感激でした。
また、ピアノと電子オルガンの連弾では、想像以上の音の迫力にお客様から拍手喝采!特に知っている曲の演奏の時には、皆さん自然に体がリズムを刻んでいるようで楽しそうに聴いている様子がこちらにも伝わってきました。
いつもと雰囲気を変えての演奏会、自分自身も大満足の1日になりました。

演奏会レポートin大阪

9月13日、東京・目黒本社以外の場所で、初めて「身体で聴こう音楽会」を開催 しました。場所は大阪・岸里にある大阪フィルハーモニー会館。
出演は、今年4月に大阪フィルハーモニー交響楽団の音楽監督に就任された大植英次氏と、大阪フィルメンバーの有志の方々です。関東近郊以外で開催することはなかなか難しかったのですが、今回、社団法人全国重度障害者雇用 事業所協会との共同開催と言う形で実現、成功しました。
初めてボディソニック(体感音響システム)席に座った参加者の方々は、ピアノやフルート等の生演奏を身体全体で感じることが出来た、と大変感激してくださいました。
今後もこのような地方公演を徐々に増やしていきたいと思います。

出演:大植英次氏と大阪フィルハーモニーメンバー

曲目

〈ピアノ独奏〉 ガーシュウィン/3つの前奏曲 より 第2番 嬰ハ短調
〈ピアノ連弾〉 シューベルト/幻想曲 ヘ短調 作品103 D.940
〈弦楽五重奏〉 モーツァルト/セレナード 第13番 ト長調
「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」K.525
〈フルート二重奏〉 ドップラー/アンダンテとロンド 作品25
〈金管五重奏〉 シャイト/戦いの組曲 より カンツォン・ベルガマスク
〈打楽器四重奏〉マイケル・コルグラス/パーカッション・ミュージック
〈ピアノ連弾〉 バーンスタイン/ディヴェルティメント

8月23日115回定期コンサートレポート

今回のお子様向けスペシャルは、第二部の♪手話で歌おう♪の時間を多くとりました。風船や楽器も用意していたので会場は楽しく賑やか!
みんなでリズムをとりながら前で手話で歌ってくれました。

第一部

リクエストタイム
ドラえもん
とっとこハム太郎
ちびまる子ちゃん
ポケットモンスター
南の島のハメハメハ大王
サザエさん ほか

第二部

♪手話で歌おう♪ 手話歌詞指導付き
気球にのってどこまでも
いぬのおまわりさん
勇気100%

社員ボランティアからひとこと

夏休みスペシャルとなった今回の「身体で聞こう音楽会」。外は晴天、久々の海日よりとなり、お客様はみんな観光へ行かれてしまわないか不安でした。
しかし、ふたを開けてみれば、準備をしていたイスが全て埋め尽くされるほどの人出。そしてなにより、元気な子供達の姿が多く見受けられ、子供好きの私にとっては恰好の場となりました。
第1部はリクエストタイム!お客様からのリクエスト曲が流れ出すとともに、配られた楽器があちこちで鳴りだし、みんな楽しそうに、無邪気に楽器を演奏していました。そして第2部。みんなで一緒に手話で歌を歌おう!と 呼びかけ、子供や大人達が前へ。みんなで気球に乗ってどこまでも等を歌い、楽しさのあまり皆の笑顔がこぼれだしていました。
今回の音楽会は、子供の大きな笑顔を見ることができ、『やってよかった!楽しかった!』と感じる事ができました。お客様の喜びを、楽しんでいる姿を、そして感動を肌で実感できるこのボランティア活動は、やめられない!そう思いました。

6月22日114回定期コンサートレポート

10周年記念シリーズ最終回は作曲家・神山純一さんによる「いやしと安らぎのコンサート」でした。美しい旋律と、会場内に満たされたラベンダーとレモンの香りで、大変リラックスしたコンサートになりました。

出演:神山純一

第一部

牡羊座 獅子座 さそり座 射手座 天秤座
TBSニュースの森のテーマ ソリチュード
光る風 風に乗って

第二部

風と雲と夕陽の詩
水色の幻想 森のささやき
~体験コーナー~ ここち良い眠り
JR東海の曲 オアシス フェニックス(鳳凰座)

初めて!!社員ボランティアからひとこと

かねてより気になっていた「身体で聴こう音楽会」のお知らせを掲示板で発見。 チャンス到来と思い、開催日2,3日前でしたが恐る恐る事務局へメールで問い合わせをしました。既に係りは決まっていたにもかかわらず返事を頂き、そんな私が10周年記念シリーズ・最終回に初参加することに!果たしてボランティアとしてどんな事に参加できるのかしら、と心配でしたが、受付係をさせて頂くことになりました。
初体験故、全てにおいて興味津々、会場のセッティングも終わり、リハーサル… ボランティアの方同士の助け合い…感心することばかり。同じ目的を持った人同士の心のふれあいって凄いですね。気持ちの良いものです。
いよいよ、受付開始…新米ボランティアにベテランボランティアの方の心温かい援助で何とかクリアー。演奏が始まるとあまりの素晴らしさにボランティアであることを忘れてしまった私。「お客様がお待ちですよ」と声を掛けられ、慌てゝにっこり受付係りへ。
ヒーリング音楽の第一人者・神山純一先生の音楽に触れ、またまた心が洗われる事になりました。素敵なコンサートをお客様と共有できる素晴らしさ。まさにパイオニアのグループ理念でもある「より多くの人との感動を」ですね。
新米ボランティアにとってはめまぐるしい一日では有りましたが、不思議と疲れがなく、清々しい気持ちで一日を終わることができました。こんな素敵な場を共有させて頂きましてありがとうございました。
七夕の夜空に奏でるシンフォニーは。。。。。。

5月25日113回定期コンサートレポート

10周年記念シリーズ第二回目は、初台連の方々による"阿波踊り"でした。踊りや太鼓などの体験コーナーでは全員総立ちで参加し、会場は熱気に包まれていました。

第一部

ソーラン節(北海道) 津軽じょんから節(青森県)
会津磐梯山(福島県) 安里屋ユンタ(沖縄県)
鼓童

第二部

阿波踊り 出演:東京都渋谷区 初台連

社員ボランティアからひとこと

ちょうど100回記念のコンサートからボランティアに参加しています。まだまだボランティア新米です。5月25日の阿波踊りコンサートでは、音響の一部を担当しました。
ボディソニック(体感音響システム)を設置し会場のレイアウトが出来上がったところで、お囃子用のマイクのセッティングや接続を大急ぎで行い、リハーサルに備えます。隣では同じボランティアのS氏が、進行役や初台連の方のためのワイヤレスマイクを設定したり、音と映像の送出・記録のための機材の接続を急いでいます。 事前に収音や再生システムの設計図をつくることはできません。そして時間との勝負です。 お昼の弁当も遅くなりましたが、本番中も含め、ともすればパニックになりそうな局面をS氏は冷静に乗り越えていきます。体感システムに入れる、お囃子の太鼓とその他の楽器の音のバランスに苦労しましたが、なんとかうまくいきました。
音楽会でお客様の嬉しそうな顔や声に接していると、ボランティアで参加しているという感覚よりも自分も一緒に楽しんでしまいます。慌しい一日でしたが、とても良い経験をしました。お客様の楽しそうな顔で疲れも感じません。こんな経験ができるのも、「身体で聴こう音楽会」の10年を支えたお客様の笑顔、ボランティアやスタッフの奉仕の積み重ねがあればこそだと思います。片付けも終わったあとのビールがおいしかったです。家に帰ると矢車草が踊っているようでした。

4月26日112回定期コンサートレポート

当音楽会はお陰様で10周年を迎えました。この度、10周年を記念して豪華なゲストを迎えたコンサートを3回シリーズで行います。第1回目の4月は、日本フィルの方々による鑑賞+体験コンサート。場所も本社エントランスロビーで行い、華やかなコンサートになりました。素晴らしい演奏の中にも、笑いあり、体験コーナーありで、あっと言う間の2時間でした。

出演:日本フィル室内合奏団 うずしおカルテット

道化師のギャロップ ツァッパイ

楽器紹介

チャルダッシュ ヴォカリーズ 笑うトロンボーン
エリーゼのために フランス組曲より


参加・体験コーナー "みなさんでご一緒に!"

お料理教室 三・三・四・二拍子
クラッピングミュージック


…… 休憩 ……

トルコの行列 ペルシャの市場にて
カルメンヒットメドレー


アンコール

リベルタンゴ
ボレロ

社員ボランティアからひとこと

「身体で聴こう音楽会」10周年記念によせて

「身体で聴こう音楽会」10周年おめでとうございます。この間、110数回に及ぶ本社定期コンサートや外部コンサートの企画・運営に携われた歴代事務局・社内ボランティアの方々に敬意を表したいと思います。

私がボランティアデビュー(?)したのは7年前、地元埼玉にある文化センターで行われた「日本フィル夏休みコンサート」でした。(因みに、この音楽会で手話通訳をされている野澤先生は同じ年の4月にデビューしました。)

日フィルのコンサートの場合、現在なら「ボディソニック(体感音響システム)」は25セット、ボランティアも4・5名参加しますが、当時は、ボランティアは2名で「ボディソニック(体感音響システム)」も15セット位しか用意しなかったと思います。後に聞いた話によると埼玉で開催してもお客様が少ないとのこと。そのせいではないでしょうが「日本フィル夏休みコンサート」は毎年行われますが、それから「ボディソニック(体感音響システム)」が埼玉でセットされることはありませんでした。(笑)

本音楽会も今年11年目を迎え、お客様の年齢層も幼児から90歳に手が届こうという人まで、多くの方に楽しんで頂いております。 また、定番となるプログラムも出来つつ あり、毎回のコンサートを楽しみにされていると思います。
この「身体で聴こう音楽会」HPをご覧になって少しでも興味を持たれた方は、一度、見学にいらしてはいかがでしょうか?