第2回 吹奏楽団と合唱団・交響楽団との知られざる関係パイオニア吹奏楽団

コラム

2010年10月 7日

前回も触れたように、パイオニアには吹奏楽団の他に合唱団・交響楽団があります。このように3つの音楽団体があると、「同じ会社の中にあるのだから、お互いに何か関係があるのかな?」と思われる方もいるかもしれません。今回はこの点について述べたいと思います。

まず吹奏楽団と交響楽団との間でいえば、一部の団員が掛け持ちしています。管楽器を中心に共通点があるためです。そういうこともあって、練習日はお互いに確認して調整することがあります。

定期演奏会の開演前の行列

また合唱団と交響楽団との間でいえば、今まで共演が多数あります。交響楽団の演奏に乗せて合唱団が歌うわけですね。合唱団や交響楽団のページを見ていただくと分かると思います。

しかし、3者の間ではより重要ともいえる関係があります。それはそれぞれの演奏会のときに受付等のスタッフとしてお互いに協力し合うという関係です。例えば吹奏楽団の演奏会のときには合唱団や交響楽団の団員が受付やドアマンを担当しています。もちろんその逆もあります。

受付のスタッフ

あまり目立たないかもしれませんが、演奏会におけるスタッフの役割は非常に重要であり、対応に不手際があるとせっかくの演奏会が台無しになることもあります。レストランに行ったときに例えてみると、たとえ料理の味が素晴らしくても、店員の対応や店の雰囲気が悪かったりするとそのときの食事の印象は半減しますよね。逆に対応や雰囲気がよいと料理の味にさらに満足度がプラスされることでしょう。それと同じことが演奏会の場合にもいえるわけです。

その点、吹奏楽団・合唱団・交響楽団の間では、同じ社内の団体であること、そしてお互いに出演者側の都合も分かり合えることもあって、それぞれの演奏会でスムーズにスタッフとしての対応ができていると思います。アンケートでもその対応を評価するコメントをしばしばいただいています。

このように3者の間では、音楽面では刺激し合い、興行面では協力し合うという、非常によい「三角関係」が成り立っているといえます。これも異なる3つの音楽団体を持つパイオニアならではのことといえるでしょう。吹奏楽団に限らずパイオニアの音楽団体の演奏会にお越しの際にはこんなスタッフの活躍にも是非ご注目下さい。

文責:磨墨

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