

地域に貢献し、
清流が山々を走り、果樹の実る大地を潤し、日本海へ注ぎ出て海洋の豊かさを育む―
山形は自然から恩恵を受ける地域です。また、ビジネスをグローバルに展開しており地球環境への配慮は欠かせません。
地域の皆様から地球上の多様性まで、人々の生活や命の営みの発展に貢献できるよう努めております。
企業の社会的責任(Corporate Social Responsibility: CSR)のことです。
企業には地域へ貢献する役割があり、当社は地域貢献を経営方針に取り入れ、積極的に地域や社会に貢献する活動を行っております。
天童事業所前市道の草刈り
地元スポーツチームの応援
交通安全県民運動への参画
地域への募金活動(天童:表彰式後)
持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)のことで、2015年9月の国連サミットで採択され、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた17つの目標です。
当社はこの目標達成のため、そして山形をはじめとする世界の自然環境保護のために環境方針を掲げ自発的に取り組みを行なっています。
「パイオニアグループは、地球環境を維持、改善し、次世代に引き継ぐことが企業の使命の一つであることを深く認識し、常に豊かで安全な環境の実現に寄与するよう努めます」
この環境保護の理念に基づき、事業活動で影響を及ぼす地域のみならず、地球規模での環境問題と関連する下記の4項目を重要と認識し、継続的に改善をします。
1. 地球温暖化防止
カーボンニュートラル社会の実現を目指し、事業活動ならびに製品のライフサイクルに起因するエネルギ-の使用と温室効果ガスの排出削減を計画的に実行します。
2. 省資源と資源循環
事業プロセスでの材料・水などの資源の使用量の削減と、再生材の利用、マテリアルリサイクルの推進など、資源循環の取組みを推進します。
3. 化学物質の管理
使用する化学物質の確実な管理を行ない、有害な可能性のある化学物質は継続的な削減・代替に努めます。
また、化学物質の利用にあたっては汚染の予防を徹底します。
4. 生物多様性の保全
地球上の野生生物、森林、海洋などの生態系を保全し、生物多様性を維持することが重要と考え、自然環境保護への建設的な行動をします。
環境保護活動を推進するにあたっては、次の4つの基本姿勢で臨みます。
5. 法規制の遵守
適用を受ける環境法規制を遵守し、必要に応じて自主管理基準を定め事業活動を行ないます。
6. 情報開示とコミュニケーション
環境に関する情報を積極的にステークホルダに開示し、広く社内外からの意見を尊重して、環境活動に活かします。
7. 環境教育
環境保護を意識し、行動に結びつけることのできる人材育成を目的とした環境教育を推進します。
8. 社会貢献
良き企業市民として、より良い地球環境及び地域環境の実現につとめ、社会の発展に貢献します。
また、事業を通じて、環境に関わる社会的課題の解決を目指します。
海外工場で使用する部品の現地調達
当社ではグローバル展開をしており、海外工場でも製品を生産しています。現地で部品を調達する機会を増やすことにより、部品輸送に伴うエネルギーを最小限化しています。
製品梱包の安全な簡素化設計
梱包材を最小限にすることで、資源の使用量を最小限に抑えています。それと同時に、少ない梱包材でも輸送や保管時に製品を安全に保てるよう設計考慮をしています。
OA用紙使用枚数の可視化と削減活動
毎月のOA用紙使用枚数を管理し、使用量を削減する取り組みを行なっています。
ゼロ・エミッション活動
全東北パイオニアグループ会社で消費されるエネルギー量、および排出される廃棄物の量を管理しています。各月に目標値を設定し年間で達成するよう努めています。また、減らす努力だけでなく、廃棄するものが次の産業で活用されるよう、分別を細かにしています。
CO2削減活動
天童事業所では、クリーンなエネルギー(CO2フリー電力)を活用することで、CO2排出量削減に貢献しています。