未来の開拓者たちへ

モノ×コトで、未来を開拓。
パイオニア精神に新たな火をつける。
代表取締役 兼 社長執行役員
矢原 史朗

モノ×コトで、
社会の課題を解決する。

私たちパイオニアは、これまでに数多くの世界初を生み出してきました。そのブランドは世界でも広く知られており、大きな財産となっています。そして、それらを生み出してきたのは、社名の通り、一人ひとりのパイオニア精神です。よく世の中では“モノ”から“コト”へと言われますが、私たちが目指すのはモビリティ(自動車を含む移動体)を中心とした、“モノ(ハード)”דコト(サービス)”。チャンスは広がっています。元々パイオニアはスピーカーを祖業とした会社で、音へのこだわりがあります。車の中という厳しい条件の中で、ドライバーにとって心地よいサウンドやナビなどの有益な情報を提供してきたのがパイオニアです。世界の自動車メーカーからの高い品質要求に答えられる会社はそれほど多くはありません。また、車載機器などを介して長年収集してきた膨大なデータは、事故リスクの予測に役立ち、自動車保険分野にも応用されるなど、モビリティ領域のさまざまな“コト”にも展開されています。もっと高い視点で見れば、会社が永続的に発展するには、どう社会に貢献するのかが大事。たとえば、人手不足や省エネといった問題を抱える物流業界の変革や、交通死亡事故の低減などに、私たちの提供する“モノ”と“コト”は大きく寄与できるはずです。私たちは、事業を通して「人口減少」と「エネルギー」といった社会課題の解決を目指しています。

アイデアを実現し、
自分でキャリアを
描ける組織に。

パイオニアらしく、一人ひとりが意欲的にチャレンジできるように、組織体制や人事制度も大きく変えていきます。2019年秋からカーエレクトロニクス事業を “モビリティプロダクト”と“モビリティサービス”の2つに分け、それぞれに新たにCEOを置いて、権限委譲を進めています。目的は、アイデアをカタチにするスピードを上げ、責任を明確にすること。現場において、せっかくのアイデアがうやむやになるほど、やる気をなくすことはありません。また、会社が社員のキャリアを決めるのではなく、自らキャリアを描けるように変えていきます。会社は自己実現をする舞台。より広く大きく自由に動き回れる舞台を用意することが、私の責任だと思っています。

新たな
チャレンジを一緒に。

グローバルファンドであるベアリング・プライベート・エクイティ・アジア(BPEA)とパートナーを組むことで、経営基盤が整い、今後積極的に投資も行います。世界中の尖ったノウハウを持つプレイヤーと組みながら、新たな価値を創出していきます。パイオニアは新しい分子を受け入れる社風です。ダーウィンではありませんが、強い会社が残るのではなく、変われる会社が生き残る。私たちは、変わり始めています。今がチャンスです。イノベーションを起こしたい人、社会をよりよくしたい人。当事者意識を持って、考え、動き、自己実現を目指す人であれば、パイオニアは最良の舞台を提供します。ぜひ一緒にチャレンジしていきましょう。