


JIS Z 6017
電子化文書の長期保存方法
電子化文書の長期保存方法
長期間にわたる記録保存が可能で互換性に優れた光ディスクを対象として、
電子化文書を長期保存管理する方法を定めた日本工業規格です。
さまざまな電子化文書に活用することができます。
デジタルデータエラーを指標とした検査により、新規作成時に長期保存が可能な状態のディスクであることを確認します。保存期間5年を目安に定期的な品質検査を行い、必要に応じて移行作業を行います。その他にも規格には電子化文書の長期保存管理のための具体的な運用方法が記されています。
記録状態 | 光ディスクの種類 | ||||
CD-R CD-RW | DVD-RAM | DVD-R,+R DVD-RW,+RW | BD Recordable disk BD Rewritable disk | ||
検査項目 | |||||
C1エラー | BER | PIE SUM8 | RSER バーストエラー | ||
1 | 良好な状態 | 80未満 | 3×10-4未満 | 100未満 | 3.5×10-4以上 及び/又は 800バイト以上 |
2 | 対策を要する状態 | 80以上 | 3×10-4以上 | 100以上 | 3.5×10-4以上 及び/又は 800バイト以上 |
記録状態 | 光ディスクの種類 | ||||
CD-R CD-RW | DVD-RAM | DVD-R,+R DVD-RW,+RW | BD Recordable disk BD Rewritable disk | ||
検査項目 | |||||
C1エラー | BER | PIE SUM8 | RSER バーストエラー | ||
1 | 良好な状態 | 80未満 | 3×10-4未満 | 100未満 | 3.5×10-4以上 及び/又は 800バイト以上 |
2 | 1年以内に対策 | 110以上~ 220未満 | 3×10-4以上 | 100以上 | 1.0×10-3以上 及び/又は 1,200バイト以上~ 1,900バイト未満 |
3 | 即座に対策 | 220以上 | 9.0×10-4以上 | 280以上 | 1.0×10-3以上 及び/又は 1,900バイト以上 |
上記の図表はJIS Z 6017:2003より引用