報道資料:JIS X6257、ISO/IEC 18630のDM記録品質測定に世界で初めて対応した業務用ドライブ2機種とDM記録に対応した業務用のアーカイブ用ライター1機種を発売

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Pioneer
2024年 5月 9日
パイオニア株式会社

JIS X6257、ISO/IEC 18630のDM記録品質測定に
世界で初めて対応した業務用ドライブ2機種とDM記録に対応した
業務用のアーカイブ用ライター1機種を発売~法定保存文書や電子取引データなど、デジタルデータの長期保存が可能~

<記録品質測定ドライブ>

【BDX-PX1MC2】


【BDX-PR1MC-L2】
<アーカイブ用ライター>

【BDX-PX1DM】
商品名 型番 希望小売価格 発売時期
記録品質測定ドライブ(外付モデル) BDX-PX1MC2 オープン価格 5月9日
記録品質測定ドライブ(内蔵モデル) BDX-PR1MC-L2 オープン価格
アーカイブ用ライター(外付モデル) BDX-PX1DM オープン価格

パイオニアは、JIS X6257、ISO/IEC 18630規格のDM(Defect Management)機能で記録されたディスクの品質測定に世界で初めて対応※1した業務用記録品質測定ドライブの外付モデル「BDX-PX1MC2」と内蔵モデル「BDX-PR1MC-L2」、JIS X6257、ISO/IEC 18630規格のDM記録に対応した業務用アーカイブ用ライターの外付モデル「BDX-PX1DM」を発売します。

文書や書類、画像、動画などのデジタル化とともに、2024年1月に電子取引における電子データ保存が義務化されたこともあり、管理・保存するデジタルデータの量が増加しています。その一方で、一般企業や官公庁などでは、データの管理・保管システムが確立されていない事例が散見されます。

当社は、2012年から官公庁や図書館、公文書館などのデータ保存用途で使用されている業務用の記録品質測定ドライブとアーカイブ用ライターを販売してきました。このたび発売する新商品3機種は、新たにJIS X6257、ISO/IEC 18630規格のDM機能に準拠しているため、保存が義務付けられている法定保存文書(国税関係文書・人事関連・医療情報・建築図書)や電子取引データのほか、企業の保有データ、個人データなどの長期間保存用途に適しています。また、本業務用製品を購入されたお客様には、ご要望に応じて導入サポートおよび導入後の運用サポートなども行います※2

商品の詳細はこちら

「BDX-PX1MC2」「BDX-PR1MC-L2」商品サイト

「BDX-PX1DM」 商品サイト

※1 記録品質測定ドライブとして。2024年5月時点、パイオニア調べ。
※2 サポート内容によっては有償になる場合があります。

記録品質測定ドライブ「BDX-PX1MC2」(外付モデル)、
「BDX-PR1MC-L2」(内蔵モデル)

専用アプリケーション「Pioneer Error Rate Utility 2」との組み合わせで、JIS X6257、ISO/IEC 18630規格のDM機能で記録されたディスクの記録品質測定を行えます。測定結果は、JIS X6257、ISO/IEC 18630規格の運用に準拠した形式の「ランダムシンボルエラーレート」と「バーストエラー」を分離して表示します。

「Pioneer Error Rate Utility 2」


【設定・測定値表示画面】

【測定結果グラフ表示画面】

アーカイブ用ライター「BDX-PX1DM」(外付モデル)

(1) JIIMAアーカイブ用光ディスク製品認証

公益社団法人日本文書情報マネジメント協会(JIIMA)が、アーカイブ用光ディスク製品の品質の高さを認証する「JIIMAアーカイブ用光ディスク製品認証」を、ISO/IEC 16963 準拠の寿命推定試験で30 年以上の推定寿命がある「DM for Archive」対応ディスクとの組み合わせで取得しています。その組み合わせで記録した際の品質は、JIS X6257規格のDM機能で定められた「良好な状態」に該当します。本ライターとパイオニア製BD-R(SL)ディスク「IPS-BD11J03P」との組み合わせでは、ISO/IEC 16963 準拠の寿命推定試験において100年以上の推定寿命が確認されています。

JIIMAアーカイブ用光ディスク製品認証制度の詳細はこちら

(2) 「DM for Archive」に対応

ブルーレイディスクに標準搭載されている代替処理機能(DM)の性能を高めた「DM for Archive」に対応。記録と記録品質確認を一連の動作で実行し、品質基準を満たさないと判断した場合に代替エリアへ記録することで、JIS X6257、ISO/IEC18630規格のDM機能に準拠した記録品質を確保します。専用ライティングアプリ「DM Archiver」を使用し、「DM for Archive」対応ディスクに記録することで、長期保存が可能な高品質ディスクを作成できます。

「BDX-PX1MC2」 「BDX-PR1MC-L2」の主な仕様※3

記録品質測定速度 CD -R 10X CLV
DVD -R SL 6X CLV
+R SL
-R DL※4
+R DL
BD -R SL 2 or 4X CLV
(DM測定は4Xのみ)
-R DL
-R TL
-R QL
再生速度 CD -R 40X CAV(Max)
DVD -R SL 16X CAV(Max)
+R SL 16X CAV(Max)
-R DL 12X CAV(Max)
+R DL 12X CAV(Max)
BD -R SL 12X CAV(Max)
-R DL 8X CAV(Max)
-R TL 6X CLV(Max)
-R QL 6X CLV(Max)
インターフェイス BDX-PX1MC2 : USB 3.0
BDX-PR1MC-L2 : S-ATA 3.0
バッファーメモリーサイズ 4 MB
寸法・重量 BDX-PX1MC2 : 160(W) × 220(D) × 50(H) mm / 1.1 kg
BDX-PR1MC-L2 : 148(W) × 181(D) × 42.3(H) mm / 0.74 kg
※3 「BDX-PX1MC2」「BDX-PR1MC-L2」は、ディスク記録には対応していません。
JIIMA認証未取得のライトワンスディスクも参考値として測定が可能です。
※4 Format4記録品はサポートしていません。

「BDX-PX1DM」の主な仕様

DMディスク記録速度 BD -R SL 4X CLV
-R DL
-R TL
再生速度 CD -R 40X CAV(Max)
DVD -R SL 16X CAV(Max)
+R SL 16X CAV(Max)
-R DL 12X CAV(Max)
+R DL 12X CAV(Max)
BD -R SL 12X CAV(Max)
-R DL 8X CAV(Max)
-R TL 6X CLV(Max)
-R QL 6X CLV(Max)
インターフェイス USB 3.0
バッファーメモリーサイズ 4 MB
寸法・重量 160(W) × 220(D) × 50(H) mm / 1.1 kg

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