まる姉:うん、東京ではそんなチャンスがあって。カセットテープとはやっぱり違う。楽団が生の音を奏でる前で踊っていると、カラダの皮膚が動き出すような感じで、音が響いてくるの。たとえば、ゴン(ドラのようなもの)の低い音は腹が、高めのウガル(主旋律を奏でる青銅の鍵盤打楽器)の音は、胸や肩が感じるんです。そんなふうに、カラダ全体で響きを感じながら踊るの。(*ガムラン=バリ島で聴ける音楽。15種類ほどの楽器で構成される楽団が演奏する。竹笛(スリン)や弦楽器(ルバブ)以外は、残響音の長い打楽器で、さらに一部の楽器は調律を微妙にずらしているため、なんともいえない音のうねりを醸し出す)
まる姉:私は自然の音が大好きだから、自然が元気なとこへ行けば、バリじゃなくても感覚は広がっちゃう。日本にもそういう場所はたくさんあるけど、バリは、その強さがまるで違うんですよー。
まる姉:4時くらいから。そうすると、もうさわやかな朝のはじまり! 人が起きてくる「ゴソゴソ」っていう音が、聴こえはじめるんですよ。そうすると、ニワトリが「今度こそ待ってましたーっ!」て感じで。「ほーらきた!ほーら朝だよ!」って、もうすごい音で鳴き始めるのね(笑)。一軒ごとに何匹も飼っているから、それが一斉に鳴きはじめると、ほんとうにスゴクって!
まる姉:そんなふうになれる場所なんですよ。人が生き生きとなれる。バリ島は、そういう場所なんだと思います。まる姉
1969年、東京生まれ。97年より、サウンドエクスプローラの「クイズの部屋」のお姉さんとして活躍。
部屋に集まった人たちから、愛称をいただく。
現在同コーナーはお休み中。バリ舞踏に夢中。人生の基本は、食う寝る遊ぶ。