報道資料:~リミックスミニコンポ−ネント RMX99新発売~

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Pioneer
1998年 12月 3日
パイオニア株式会社

"つなぐ""かえる""Mixする"。クリエイティブな音楽の楽しみ方を提案する~リミックスミニコンポ−ネント RMX99新発売~

当社はこの度、リミックスミニコンポーネントの新シリーズを下記要領で新発売致します。

X-RMX99

X−RMX99

商品名 型番 価格(税別) 発売時期 月産台数
リミックスミニコンポーネント X−RMX99 137,000円 1999年1月下旬 5,000台
〈オプション〉
ダブル録音再生MDレコーダー MJ−R99WR 62,800円 1999年1月下旬 3,000台
シングルMDレコーダー MJ−R99 37,000円 1999年1月下旬 2,000台
カセットデッキ CT−R99 22,000円 1999年1月下旬 2,000台

【企画意図】

近年の若者達の音楽シーンに於いて、DJのパフォーマンスに代表される曲の再構築、『リミックス』が一つのカルチャーとして定着してきています。
当社が昨年9月に市場導入したMDミニコンポ"RMX"シリーズは、従来「聴くだけ」だった音楽の楽しみ方に、「遊ぶ」「創る」という『リミックス』ならではの新しい楽しさを取り入れました。
"RMX"シリーズは10代後半から20代の音楽フリークの人達を中心に共感を得て、従来のミニコンポとは違う新たなマーケットを創り上げてまいりました。
当社は今回の新モデルで『リミックス』のパフォーマンスを更に向上し、また、How to ビデオの添付やオプションの強化で入門層をはじめターゲットの拡大を図ります。

【 リミックスミニコンポーネント 「X−RMX99」の主な特長 】

1 ) "つなぐ""かえる""Mixする"を実現。2台のCDプレーヤーと大型ジョグダイヤル付コントロールミキサー、音響効果を演出する7モードエフェクターを標準搭載

["つなぐ"機能]~曲と曲のテンポ、タイミングを合わせ、違和感なく"繋げる"ための機能群~

  • 音程はそのままに曲のスピードだけを変化させる"マスターテンポ"。
  • CDのフレーム(1/75秒)単位で頭出しのポイントを設定できる"キューポイントメモリー"。
  • CDの曲のスタートまでほとんどタイムラグなしの"クイックスタート"。
  • 曲のBPM(Beat Per Minute:曲の速さ)を自動計測して表示する"オートBPMカウンター"。

["かえる"機能] ~曲の構成、表情を"変化させる"ための機能群~

  • CDの曲のスピードを±10%変化させる"テンポコントロール"。
  • CDの任意のフレーズを最大10秒つなぎめなく繰り返し再生する"ループ"。
  • ジョグを回して3つのエフェクトを効かせる"デジタルジョグブレ−ク"。CDでありながらもあたかもターンテーブルで創り出す様な効果に加え、さらに新しい効果を演出。
  • 音が徐々に爆発していくような緊迫感溢れる音響効果を実現する"エクスプロージョン"、その他エコー/フランジャー/オールドレコード/メモリーサンプラー。
  • 曲のBPMと連動してエフェクト効果が得られる"オートビートエフェクト"。

["Mixする"機能] ~ 曲と曲、曲と効果音などを"組合わせる"ための機能群 ~

  • 2台のCDの曲のクロスフェードミックスを可能にする"クロスフェーダー"。
  • 簡単に効果音をミックスできる、8モードの"プリセットサンプラー"。
    (ハンドクラップ/テクノキック/ディストーションキック/キック/スネア/ホイッスル/ウェーブ/チューニングウェーブ)

2 ) 入門層も安心。本機の操作方法、リミックスのノウハウを分かり易く解説する HOW TO REMIXビデオ「RE−CREATE MUSIC WITH RMX」を付属

若者に人気の音楽プロデュースユニット「GTS」のメンバーのDJ TURBO、DJ GEEの2人のナビゲートによって、本機「RMX99」のリミックス操作方法やリミックスのノウハウ、アドバイスを盛り込んだビデオテープを付属。基本操作から音楽を創るノウハウまで、本機をより一層楽しんで頂ける内容になっています。

3 ) ユーザーそれぞれのシステムアップに幅広く対応。ダブル録再MDレコーダーをはじめ、3種類のオプション録音機を用意

ダブル録再MDレコーダー「MJ-R99WR」、シングルMDレコーダー「MJ-R99」、シングルカセットデッキ「CT-R99」を専用オプションとして用意。お客さまの使い方によって自由に録音メディアが選べます。

4 ) その他の特長

  • サンプラー等外部機器とのミックスを可能にする、センドリターンを装備。
  • 総合100Wハイパワーアンプと16cm−3wayスピーカーによる迫力のサウンドを実現。
  • システム電源OFF時のスタンバイ消費電力を1.2Wに抑えた、環境に配慮した設計思想。

【 オプション 】

[ ダブルMDレコーダー 「MJ−R99WR」の特長 ]

  • 2つの録音再生MDを搭載。システムリンクで多彩な自動編集録音(A.S.E.S)を実現。
    * A.S.E.SとはAuto Synchro Editing SystemのことでCDやMDを簡単に録音編集する機能です。本体「X-RMX99」と接続して使うことによって以下のような多彩なMD編集が楽しめます。
    ・1台のCDプレーヤーから2枚のMDへのパラレル録音
    ・2台のCDプレーヤーから2枚のMDへのパラレル録音
    ・ MDからMDへのコピー(文字情報もコピー可能です。但しプリレコーディッドMDのディスク名/曲名等の文字情報のコピーは出来ません。)
  • MD1からMD2への連続再生・録音に便利なリレーモード。

[ MDレコーダー 「MJ−R99」の特長 ]

シングルタイプのMDレコーダー。「X-RMX99」と接続することにより便利な自動編集録(A.S.E.S)を実現。

[ 「MJ-R99WR」「MJ-R99」共通の主な特長 ]

  • 多彩なMD編集機能。
  • CS/BSやDATなどをデジタル録音できるサンプリングレートコンバーター。
  • 30秒/60秒単位で高速に早送り/早戻しができるタイムスキップ。
  • 2つの任意のポイント間を繰り返し再生するA−Bリピート。

[ カセットデッキ 「CT−R99」の特長 ]

  • シングルタイプのオートリバースカセットデッキ
  • 「X-RMX99」と接続することにより自動編集録音(A.S.E.S)を実現。

【 その他のオプション 】

スタジオコンソールタイプラック B−R9
25,000円(税別) *好評発売中

【主な仕様】

〈型番〉 〈外形寸法 W×H×Dmm〉 〈質量〉
「X−RMX99」
チューナーアンプ部 210× 112.5×307 5.5kg
CDプレーヤー部(1台) 210× 75×274 1.2kg
リミックスエフェクター部 210× 37.5×275 1.2kg
リミックスコントロールミキサー 210× 73.5×217 1.4kg
スピーカーシステム(1本) 190× 340×239 4.4kg
「MJ−R99WR」 210× 75×286 2.2kg
「MJ−R99」 210× 75×279.5 1.8kg
「CT−R99」 210× 75×269.5 2.0kg

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