報道資料:DISCO/CLUB DJツインCDプレーヤー「CMX−5000」新発売

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Pioneer
2000年 2月 7日
パイオニア株式会社

世界初※の「オートミックスプレイ」機能を搭載し、
省スペースのラックマウントタイプながら抜群の操作性を実現した
DISCO/CLUB DJツインCDプレーヤー「CMX−5000」新発売

※平成12年2月7日現在、パイオニア調べ
CMX-5000

CMX−5000

商品名 型番 標準価格(税別) 発売時期 販売予定台数
DJツインCDプレーヤー CMX−5000 180,000円 4月上旬 1000台

【企画意図】

 ここ数年、国内においてREMIX/DJプレイ(※1)を楽しむアマチュアDJが徐々に増えつつあります。REMIX/DJプレイで使用されるソフトは、これまで、アナログレコードが中心でしたが、年々その入手は困難になりつつあります。
 このような状況下、当社は、広く普及しているCDで手軽にREMIX/DJプレイを楽しみたいというニーズに応え、94年9月にDISCO/CLUB DJ(※2)向けのCDプレーヤー「CDJ−50」を市場導入いたしました。以来、ミキサーやエフェクターなどDJ関連機器を順次発売し、アナログレコードでしか実現できなかったREMIX/DJプレイをCDで実現。プロ・アマを問わず好評を博してまいりました。
 この度当社は、自動的に曲のテンポ(スピード)やフレーズのつなぎ目を検知し、スムーズなミックスが行なえる世界初の「オートミックスプレイ」機能を搭載した「CMX−5000」を新発売いたします。
 プロDJから初心者まで、各ユーザーのレベルにあったREMIX/DJプレイがお楽しみいただけるこの「CMX−5000」の発売により、当社はCDJシリーズのラインアップをより一層充実させ、DJ市場の拡大を計ってまいります。

【CMX−5000の主な特長】

1 ) 世界初、自動で曲をミックスする「オートミックスプレイ」(NEW)

「CMX−5000」は、自動的に曲のミックスができる世界初の「オートミックスプレイ」機能を搭載しています。「オートBPM(Beat Per Minute)カウンター」が2つの曲のテンポを自動計測し、異なる曲のテンポを指定されたBPMに変速し、自動的にスムーズなミックスを実現します。この「オートミックスプレイ」により、初心者でも簡単にREMIX/DJプレイを楽しむことができます。  さらに「CMX−5000」は、4倍速CDドライブが曲を先読みし、スタートポイントとエンドポイントを自動検知することで、1枚のディスク内の曲同士でもミックスすることを可能にしました。

  1. 3通りのオートミックスプレイ再生方法
    • 2プレイヤー各々のディスクの曲同士をオートミックスする「トラックモード」
    • 1ディスク内における異なる曲同士をオートミックスする「ディスクモード」
    • 2プレイヤー内で、好きな順番でオートミックスする「プログラムモード」
  2. 多彩なミックス方法を選択可能な「ミックスモードセレクト」機能
    「カットイン」、「クロスフェード」によるミックス方法以外に、エコーを残した後、次曲につなぐ「エコー」や、レコードを手で止めた後、次曲につなぐような効果をもたらす「ジップ」も加え、多彩な演出が可能です。
  3. 1コーラス程度で、次々に曲の切替が可能な「ショートタイムチェンジ」機能
    演奏曲を収録時間の最後まで再生せず、ショートスパンで次々に切替えが可能です。クラブ等でお客様のテンションをさらに盛り上げるために有効です。

2 ) 操作性、視認性と本体の小型化を同時に実現した「クリアジョグダイヤル」(NEW)

 従来のラックマウントタイプのDJ用CDプレイヤーは、スペースの制約からジョグダイヤルが小型で、操作性に難がありました。
 「CMX−5000」は、ジョグダイヤルの中央に表示部を配置した新開発の「クリアジョグダイヤル」を採用。中心部をシースルーにするとともにジョグダイヤルの大型化を実現しました。これにより、本体は小型ながら抜群の視認性と優れた操作性を実現し、デスクトップタイプに遜色のないREMIX/DJプレイが可能になりました。

3 ) その他の特長

  • タイムラグなし(0.01秒以下)で曲を瞬時にスタート出来る「クイックスタート」
  • ±6/±10/±16%の3通りのレンジ切り替えで、曲のスピードを自在に可変できる「テンポコントロール」(NEW)
  • 音程はそのままで、曲のスピードだけを変えられる「マスターテンポ」
  • 1フレーム(約0.013秒)から無限大まで連続リピートが可能な「ループ機能」
  • ループ解除後、何度でも復帰可能な「リループ機能」
  • 再生中の曲の進行をバーグラフにより視覚的に確認できる「プレイングアドレス」
  • 曲のテンポを自動計測し、表示する「オートBPMカウンター」
  • ミキサーのフェーダー操作により、自動的に曲がスタートする「フェーダースタートプレイ」、プレーヤーをキューポイントまで戻す「バックキュープレイ」 
     (当社DJ用ミキサーとコントロールケーブルで接続時)
  • CDフォーマットでは失われる20kHz以上の高音域を再生し、アナログレコードプレーヤーに迫る高音質を再現する「レガートリンクコンバージョン」(NEW)
  • 最大8秒の「ショックプルーフメモリー」と「オイルダンパーフロート構造」のWプロテクションにより、音飛びの少ない高耐振設計(NEW)
  • CD−RWディスク再生に対応(NEW)
  • 短時間でスムーズにディスクチェンジが可能な「スロットイン」構造
  • アンプしか所有していない場合やミキサー入力に1系統しか余裕がない場合に便利な「ミックスアウト端子」装備(NEW)
  • 多彩なモニタリングが可能な「ヘッドフォンモニター」(NEW)
  • 「デジタル出力端子」(同軸)装備(NEW)

【主な仕様】

出力端子 LINE OUT×3(RCA)
DIGITAL OUT×2(RCA)
その他端子 CONTROL×2(Φ3.5ミニプラグ)、リモート×1
周波数特性 4Hz~20kHz
SN比 115dB以上
全高調波歪率 0.006%以下
出力レベル 2.0V
使用電源 AC 100V(50/60Hz)
消費電力 33W
最大外形寸法 コントロール部:482(W)×132(H)×73(D)
プレイヤー部 :482(W)× 90(H)×268(D) ※フット含む
本体質量 コントロール部:2.1kg
プレイヤー部 :5.4kg
※1 REMIX/DJ プレイ:DISCO/CLUB DJが複数のレコードプレーヤーとミキサーを駆使し、次々に曲をつないだり、複数の曲をミックスすることで様々な音の演出をすること。このREMIX/DJプレイを実現するには、使用する曲のテンポを変えられること、素早く頭出しができること、頭だしのポイントからタイムラグなく音が出せることなどがDJ機器にとっては必要不可欠です。
※2 DISCO/CLUB DJ:DISCOやCLUBで、途切れることなく音楽をかけ続け、観客を踊らせ楽しませる職業。DJは単に機器を操作するオペレーターではなく、観客を楽しませるエンターテイナーであり、音楽を創造するクリエイターでもあります。

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