報道資料:業界最速※の16倍速DVD−ROMドライブ2モデルを開発

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Pioneer
2000年 3月 9日
パイオニア株式会社

業界最速の16倍速DVD−ROMドライブ2モデルを開発~3月下旬からOEM供給を開始~

※平成12年3月9日現在、当社調べ
DV-115

DVD−115

商品名 型番 出荷日 生産台数
DVD−ROMドライブ DVD−115(トレイタイプ) 3月下旬 3万台/月
(2モデル合計)
DVD−ROMドライブ DVD−105S(スロットタイプ) 5月中旬

【企画意図】

 近年、CPUの高性能化や再生ソフトの普及により、パソコン上でDVDビデオを楽しむユーザーが徐々に増加してきております。これに伴い、メーカー各社の発売するパソコンも、CD−ROMドライブに代わりDVD−ROMドライブを搭載する比率が、年々高まってきております。
 当社は98年に6倍速、99年に10倍速のDVD−ROMドライブを市場導入し、常に業界をリードしてまいりました。しかし、ユーザーの間では大容量のデータを収録したDVD−ROMのさらなる読み出しスピード向上に対するニーズが高まってきております。
 当社はこの度、業界最速の16倍速DVD−ROMドライブ2モデルを開発、3月下旬より、順次パソコンメーカーにOEM供給してまいります。業界最高水準の性能と高い信頼性を実現したこれらのモデルで、DVD−ROMドライブの市場拡大に注力してまいります。

【主な特長】(2モデル共通)

1 ) 業界最速のデータ転送レート(DVD-ROM最大16倍速)

 DVD−ROMのデータ転送レートは、業界最速の16倍速(最大21.6メガバイト/秒)を実現。大容量データを短時間でパソコンに転送できます。また、CD−ROMも、40倍速でデータを読み取ることができます。

2 ) 業界最高水準のアクセスタイム(DVD-ROM平均95ms/CD-ROM平均80ms)

 転送レートとともにROMドライブの総合性能を決定する重要な要素であるアクセスタイム(ピックアップが目標位置へ移動し、データの読み出しが始まるまでの時間)において、DVD−ROMドライブとして業界最高水準の95ミリセカンドを達成。必要なデータを素早く読み出すことができます。

3 ) その他の特徴

  • DVD−Rをはじめ多種多様なメディアフォーマットに対応
  • 5.25インチハーフハイト内蔵型
  • 新開発の高感度ピックアップにより、さらに安定したデータ読み取り性能を実現
  • 当社独自開発のDynamic Resonance Absorber(DRA=メカの振動と逆位相でバランサーが動き、振動を打ち消す)技術により、高速回転において業界最高水準の低振動を実現

【主な仕様】(2モデル共通)

対応OS Windows2000/98/95、WindowsNT4.0/3.51
データ転送レート DVD-ROM 8.9MB/s~21.6MB/s(6.6~16倍速)
CD-ROM 2.5MB/s~6MB/s(17.2~40倍速)
アクセス性能 シークタイム※1 85ms(DVD)、70ms(CD)
アクセスタイム※2 95ms(DVD)、80ms(CD)
バッファー容量 512KB
読み取り可能フォーマット ・DVD-ROM(一層/二層)・DVD-Video
・DVD-R
・CD-ROM(Mode1&2)
・CD-ROM XA Mode2 (Form1,2)
・CD-DA(音楽CD)・VideoCD・CD-R・CD-RW
・Photo CD(マルチセッション対応)・CD-Extra
・CD-TEXT
(DVD-RAMディスクは使用できません)
オーディオ出力 ・ヘッドホン端子&ボリューム装備
・Digital Audio Output(DVD-105Sのみ)
電源 ・DC+5V、+12V(パソコン本体から給電)
本体外形寸法 148(w)×207.5(D)×42.3(H)mm
質量 1.0 kg
※1 シークタイム:ピックアップが目標位置に移動するまでの時間
※2 アクセスタイム:ピックアップが目標位置へ移動し、データの読み出しが始まるまでの時間

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