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世界初※1の4.7GB(For Authoring)に対応する
業務用DVD−Rドライブ「DVR−S201」を発売
DVR-S201
DVS-R4700SP
商品名 | 型番 | 価格(税抜) | 発売予定日 | 国内販売 予定数 |
---|---|---|---|---|
DVD-Rドライブ | DVR−S201 (SCSI外付けモデル) | オープン | 7月3日 | 1000台/年 |
DVD-Rディスク※2 | DVS−R4700SP | オープン | 7月3日 | 2種類合計 60万枚/年 |
DVD-Rディスク※2 | DVS−RP4700SP (ラベル印刷タイプ)※3 | オープン | 8月上旬 |
パイオニア株式会社はこの度、1回の記録が可能な4.7GBのDVD−Rディスクに対応した業務用DVD−Rドライブ「DVR−S201」を発売いたします。
DVD−Rの規格は、DVDの規格を策定するDVDフォーラムにより、97年夏にVer.1.0(3.95GB)が制定されました。当社はこれを受け、同年10月、世界初の業務用DVD−Rドライブを発売し、続く99年7月には小型・低価格を実現した第2世代機を市場導入しております。
DVD−Rドライブは、各種DVDタイトルの作成におけるチェックや少量配布等のオーサリング用途で必要不可欠なアイテムとして、DVDビデオをはじめとするDVDタイトルの増加に貢献してきましたが、コンテンツクリエーターからはDVD−ROM、DVDビデオと同容量である4.7GBでのフルオーサリングの実現が待望されておりました。
こうした状況下、DVDフォーラムは5月下旬、業務用途として4.7GBをサポートした「DVD−R For Authoring」Ver.2.0を正式に承認いたしました。
当社は、今回の規格制定を踏まえ、オーサリング用途に最適なこの「4.7GB DVD−R For Authoring」フォーマットに対応した、業務用DVD−Rドライブ「DVR−S201」ならびにDVD−Rディスク2種類を発売いたします。
1 ) 世界初の4.7GB(For Authoring)に対応したDVD−Rドライブ
世界で初めて4.7GBのDVD−Rに対応。DVD−ROM、DVDビデオなどと同容量である4.7GBの記録が可能です。
2 ) 3.95GBディスクにも対応*1
「DVR−S201」は現行の3.95GBディスクへの記録も可能です。
3 ) 業務用ならではの高品位記録を実現
635nm(ナノメートル)の短波長レーザーの採用により、高品質記録を実現。記録済みのDVD−Rディスクは、DVD−ROMドライブ、DVDビデオプレーヤー※4で読み取り・再生が可能なため、オーサリングのチェックや少量配布などの用途に最適です。
対応ディスク | 書き込み:3.95GB DVD-R、4.7GB(For Authoring)DVD-R 読み取り:3.95GB DVD-R、4.7GB(For Authoring)DVD-R DVD-ROMディスク(シングル、デュアルレイヤー) |
ローディング方式 | トレイローディング |
連続データ転送速度 | DVD-R 記録時 1430Kbyte/sec(等速) 再生時 2860Kbyte/sec(2倍速) DVD-ROM 再生時 2860Kbyte/sec(2倍速) |
デ−タバッファー容量 | 記録時 6.75MByte 再生時 448KByte |
インターフェイス | SCSI-2(Fast SCSI)フルピッチ50ピン |
外形寸法 | 198(W)×65(H)×254(D) mm |
本体質量 | 2.8kg |
動作温度 | +5℃~+30℃ |
動作湿度 | 10%~80% |
構造 | 基板 | ポリカーボネート |
記録膜 | 有機色素 | |
反射膜 | 銀 | |
保護膜 | UVコーティング | |
記録容量 | 4.7GB |
DVDフォーラムでは、4.7GBのDVD−Rの規格として、用途や著作権保護技術の異なる2種類のフォーマットを制定する事をアナウンスしています。
1つは、業務用としてDVDタイトルの作成に主眼を置いた「DVD−R For Authoring」(Ver.2.0)です。このフォーマットは、5月下旬にDVDフォーラムにおいて承認されております。もう一つは、著作権保護技術を強化するなど一般民生用途に主眼を置いた「DVD−R For General」(Ver.2.0)です。DVDフォーラムでは2000年末までにこのフォーマットを制定する事をアナウンスしています。
「DVR−S201」は、この2つのフォーマットのうち「DVD−R For Authoring」に対応する製品です。
また、「DVR−S201」は、実際にオーサリングチェックを行ったDVD−Rディスクを、そのままプレスマスターとして利用できる※5「DVD−Rカッティングマスターフォーマット(CMF)」※6に対応していく予定です。このフォーマットが決定すれば、現在利用されているデジタル・テープ・メディアに比べ、オーサリング環境における大幅な作業の効率化が実現できます。
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