報道資料:DVDプレーヤー2機種を新発売

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Pioneer
2000年 7月 31日
パイオニア株式会社

DVDプレーヤー2機種を新発売

  • DTS&ドルビーデジタルデコーダー内蔵モデル「DV-636D」
  • 簡単操作を実現した普及価格モデル「DV-535」
DV-636D

DV-636D

DV-535

DV-535

商品名 型番 価格(税抜) 発売日 年間販売
予定台数
DVDプレーヤー DV-636D 55,000円 9月上旬 7,000台
DVDプレーヤー DV-535 39,800 円 9月上旬 15,000 台

【企画意図】

パイオニアは、DVDプレーヤー2機種を9月上旬より新発売いたします。
DVDプレーヤーは1996年末の国内導入以来、市場規模は順調に拡大し、当社は今年度の国内需要は80万台を上回るものと予測しております。DVDビデオソフトも2000年7月末迄に、約6000タイトル(発売予定含む)に達する一方、DVDを扱うレンタルショップの店舗数も確実に増加傾向にあります。
 こうした市場環境の中、パイオニアは1999年12月、世界初の「DVDレコーダー」と「DVDオーディオ/ビデオプレーヤー」を相次いで発売し、DVDのリーディングカンパニーとして幅広いラインアップを揃え、多くのお客様から高い評価を頂いております。
 今回発売する2モデルは、「DTS&ドルビーデジタルデコーダー」の内蔵により本格的なホームシアターをお手ごろな価格で楽しめる「DV−636D」と、さらにお求め安い価格を実現したエントリーモデル「DV−535」です。両モデルはDVDならではの高画質・高音質再生はもとより、CD−R/CD−RW※1の再生も可能にし、入門層を中心とした多くのユーザーニーズにお応えする製品です。

【「DV−636D」の主な特長】

1 ) 劇場用のサウンドが楽しめるDTS&ドルビーデジタルデコーダー内蔵

「DTS(デジタルシアターシステム)」※2と「ドルビーデジタル」※3のサラウンドデコーダーを内蔵しているので、5.1ch入力に対応したAVアンプに接続すれば、臨場感あふれる劇場用サウンドがお楽しみいただけます。

2 ) 2本のスピーカーでも本格サラウンドが楽しめる「バーチャルドルビーデジタル」 ※4

テレビやステレオなど、2本のスピーカーを利用する場合でも、大迫力と臨場感あふれるサラウンド再生がお楽しみ頂ける「バーチャルドルビーデジタル」を搭載。リアスピーカーを接続しなくても、お手軽に立体的感あふれる音場が体験できます。

【2モデル共通の主な特長】

1 ) CD−R/CD−RWにも対応した高精度2波長ツインフォーカスピックアップ

 ピックアップ内に2つのレーザーダイオード(DVD 650nm、CD/ビデオCD 780nm)を内蔵し、メディアごとに最適なレーザー光へ自動で切換え、高精度の再生を実現。録音済みのCD−R、CD−RWも再生することができます。

2 ) DVDの高画質を再現するコンポーネント映像出力端子

コンポーネント出力端子の搭載により、DVDのディスクに記録されている輝度(Y)と色差(CB、CR)の3つの映像信号をダイレクトに出力するので、高画質な映像がお楽しみいただけます。

3 ) 簡単設定のGUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェイス)&セットアップナビゲーター

メニュー形式で分かり易さを追及したGUIを搭載、DVDの再生に必要な設定作業について、基本的設定のみを表示する「ベーシックモード」と細やかな設定までも行える「エキスパートモード」の2つのモードが選択可能です。ディスクの再生中でもオーバーレイ表示により設定項目の変更が行えます。
 また、モニター、アンプ等との組み合わせの設定を、対話形式で行う「セットアップナビゲーター」機能を使えば、初めての方でも簡単に最適な設定が可能です。

4 ) 再生途中で中断しても、そのポイントからの再生が可能なリジューム機能

リジューム機能は、長時間映画の視聴で、少し休みたい時などに便利な機能です。再生を中断し電源を落としても、その中断ポイントをプレーヤーがメモリーします。次回、電源オフの状態からプレイボタンを押すだけで、中断ポイントから自動的に再生を開始します。

5 ) その他の特長 (2モデル共通)

  • ボタン形状や配置の工夫により快適簡単操作を実現した新リモコン
  • 高精度10bit NTSCエンコーダー&10bit 映像D/Aコンバーター
  • プログラムメモリー&オートプログラムプレイ
  • デジタル音声個別切り替え機能
  • 96kHz/48kHz出力切り替え機能
  • リアルタイム転送レート表示
  • コンディションメモリー、つづき再生機能
  • 静止画オート切り替え機能(フレーム/フィールド自動判別切り替え)
  • AV1チップMPEGデコーダー採用
  • 高音質96kHz/24bit D/Aコンバーター
  • DTSデジタル出力対応
  • データエラー率を低減するビタビ復号回路搭載
  • 不要な振動を抑制するアコースティックダンパートレイ搭載(DV−636Dのみ)
  • 再生開始までの時間を大幅短縮した新開発クイックスタート機構 (DV−535のみ)
※1 CD−R/RWの再生
 音楽用のCDフォーマットで記録されたCD−Rディスク、CD−RWディスクの再生が出来ます。また、ファイナライズされていないディスクでも再生可能です。(TOC情報がないため、一部時間表示ができない場合があります)
※2 DTS(Digital Theater System)
 米国DTS社が開発した映画用音声記録方式「DTSサウンドシステム」の家庭用デジタルサラウンドフォーマットで、音声信号の圧縮比率が低く転送レートも高いため、その豊富な情報量により、精細で濃密、緊迫感あふれる高音質サラウンド音声が再生可能です。
※3 ドルビーデジタル
 米国ドルビー研究所が開発した「ドルビーデジタル」の家庭用デジタルサラウンドフォーマットで、現在もっとも普及している映画音声方式。DVDビデオの標準音声方式として採用されており、デジタル時代の標準フォーマットとして普及が進んでいます。
※4 バーチャルドルビーデジタル
 SRS社のTru Surround技術により、ドルビーデジタルマルチチャンネルの全てをベースに、2スピーカーで立体音場を作り出す技術で、ドルビーデジタルマルチチャンネルで記録されているディスクのみ機能します。

【主な仕様】

  DV−636D DV−535
再生可能ディスク DVDビデオ、ビデオCD、音楽CD、CD−R、CD−RW※1CDV(オーディオパートのみ)
■映像特性 水平解像度 DVD 500本以上
■デジタル音声特性
 周波数特性 CD 4Hz~20kHz
DVD 48kHz16bit,20bit,24bit : 4Hz~22kHz
96kHz16bit,20bit,24bit : 4Hz~44kHz
 S/N 115dB 115dB
 ダイナミックレンジ 106dB 105dB
 全高調波歪率 0.0018% 0.002%
■出力端子類
 コンポーネント映像出力(Y、CB、CR) 1系統 1系統
 S2映像出力端子 2系統 1系統
 映像出力端子 2系統 1系統
 デジタル音声出力端子
 光デジタル出力
(ドルビーデジタル/PCM/DTS)
1系統 1系統
 同軸デジタル出力
(ドルビーデジタル/PCM/DTS)
1系統 1系統
 アナログ音声出力 2系統 1系統
 5.1chサラウンド出力 1系統
■その他の端子
 SRコントロール 入/出力 入力
 外形寸法 420x104x288 420x104x281
 質量 2.9kg 2.7kg
 消費電力 16W 10W
 待機電力 1W以下

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