報道資料：DVDプレーヤー 「DV−S737」 新発売

　パイオニア株式会社は、この度画質・音質のクオリティを徹底追求した、DVD−RWディスクが再生可能なDVDビデオプレーヤーを新発売いたします。

【企画意図】

　今回発売する『DV−S737』は、当社のリファレンスモデルDVDオーディオ／ビデオプレーヤー「DV−AX10/S10A」で培われた、プログレッシブスキャン※1映像出力､高音質設計といった最先端技術を投入して、よりお求め易い価格で実現した製品です。また、DVDならではの高画質・高音質再生はもとより、CD−R／CD−RW※2の再生に加えて、DVD−RWレコーダーで記録・編集したディスクの再生にも対応しております｡
　幅広いメディアを高品位に再生する､拘りを持ったユーザーにもご満足戴ける商品です｡

【主な特長】

1 ) 最高水準の高画質を実現｡ 2つのプログレッシブスキャン回路搭載

• 2−3プルダウン方式ピュアシネマ･プログレッシブスキャン回路
  　DV−AX10/S10Aにも採用している2−3プルダウン方式ピュアシネマ･プログレッシブスキャン回路を搭載｡フィルム素材から制作された映画などのDVDソフトをテレシネ変換した2−3プルダウン処理情報をもとに､オリジナルソースに忠実なライン構成を高精細に再現｡細部の粒立ちや奥行き感などナチュラルでフィルムライクな映像を楽しむことができます｡※3
• 動き適応型補完プロセッシング回路
  　パイオニア独自の高解像度処理アルゴリズムを採用することにより､ビデオ素材においても､滑らかで自然なプログレシッブ映像を実現しております｡※4

2 ) 高精度なノイズ検出を実現｡高画質回路コンポーネントフレームDNR･PRO搭載

　ビデオクオリティエンハンサーLSI「VQE3」を採用。輝度（Y）､色差（CB､CR）の3信号にそれぞれ最適なパラメーターを設定し､高精度でノイズを検出｡プログレッシブ処理とあいまってオリジナルの映像素材に限りなく近い安定した高画質再生を実現しています｡
　また、「VQE3」内蔵の高解像度ファイン･フォーカス･デジタル･フィルターの採用により､両立する事が困難とされた映像信号の高解像度化とノイズ抑制を実現。クリアな高画質再生のために､ディスクから読み取った映像デジタル信号をハイレベルで処理します｡

3 ) DVD特有の映像ノイズを排除する2つの新開発ノイズ･リダクション搭載

　新開発ビデオクオリティエンハンサーLSI「VQE5」を採用。DVD､ビデオCDの映像に用いられるMPEG圧縮映像に原理的に発生するモスキートノイズ※5および､ブロックノイズ※6を低減させ､より自然で精細な映像再生を実現しています｡
　また、VQE5内蔵「10bit/54MHz映像DAC」を採用することにより、コンポーネント出力ではプログレッシブ出力時でもオーバーサンプリング処理を行なっており、信号劣化や折り返しノイズを抑えたよりオリジナルソースに忠実な高画質再生を実現しています｡

4 ) DVDレコーダーで録画･編集したDVD−RWディスクの再生が可能。

お気に入りのテレビ番組や､ビデオカメラで撮影したとっておきの映像などをDVDレコーダーで録画･編集したDVD−RWディスクが高画質･高音質で再生できます｡

5 ) その他の特長

• 見る楽しみをさらに高める世界初※のフレームサーチ機能搭載。(※ 2000年8月末現在／パイオニア調べ)
• 滑らかな逆方向への等倍速再生をはじめ正逆15ステップのトリックプレイ。
• 2スピーカーで本格サラウンドを実現するSRS TruSurround※7機能搭載。
• 左右独立ツインDACと左右対称レイアウトオーディオ基板採用。
• 不要な振動を抑制するダブルレイヤードシャーシ＆アコースティックダンパートレイ採用。
• 525Pプログレッシブモニター対応。コンポーネント映像出力、およびD2端子装備。
• プログラムメモリー＆オートプログラムプレイ、コンディションメモリー、つづき再生機能。
• リジューム機能の高速化（当社比50％）。
• 静止画オート切り替え機能（フレーム／フィールド自動判別切り替え）。
• データエラー率を低減するビタビ復号回路搭載。

【主な仕様】