報道資料：HPとデルがBlu-ray Disc Foundersに参加

　2004年1月30日、東京 :HPとデルがBlu-ray Disc Founders(BDF)に参加したことをお知らせ致します。Blu-ray Disc規格は民生機器業界からの幅広いサポートに加え、これらの代表的なPCメーカーからのサポートを得て、HDTVやその他の新規技術をサポートするための大容量光ディスクストレージを実現します。

デルとHPは今月はじめにラスベガスで行われたConsumer Electronics ShowでBlu-ray Disc規格に対するサポートを表明しましたが、このたび大容量光ディスクのための画期的な新フォーマットを開発、推進するBDFに正式に参加することになりました。

HPのオプティカル･ストレージ･ソリューション部門ゼネラルマネージャーのモーリン･ウェーバー氏のコメント：｢いかなる光ディスクの規格もPCと民生機器の双方での使用に適していることや、映画業界やその他のコンテンツ業界から力強いサポートをいただいていることはきわめて重要なことです。｣「Blu-ray Disc規格は、PC業界と民生機器業界とエンターテインメント業界にとって消費者が期待するHDTVなど今後より広く普及してくる新しい大容量のコンテンツを提供するために最も適した規格です。」

デルのストレージ･ペリフェラル部門シニアマネージャーのリチャード･マスリンク氏のコメント：「私たちはBlu-ray Discがユーザーに対してまったく新しいレベルの娯楽と機能を提供する可能性を持っていると考えます。」「Blu-ray Discはその革新的なアーキテクチャーでHDTVやブロードバンド･インターネット接続やその他の最新技術を最大限に活用出来ます。今や我々デルはBDFの一員であり、Blu-ray Disc技術のメリットを消費者にもたらすためにBDFのメンバーと一緒に活動することを楽しみにしています。」

HPとデルの両社は次世代の高密度の光ディスク記録技術を確立するに当たっては、重要な要素としてブルー･レーザー技術に注目していました。両社はBDFのBlu-ray Disc規格がこの分野では最も有望な技術であると認識しており、BDFに技術提案を行うことで規格の開発に貢献しています。

BDFは2003年2月にBlu-ray Disc Rewritable規格のライセンスを開始し、現在はBD-ROM(read-only)規格とBD-R(recordable)規格の開発を行っています。

HPとデルの参加によって合計12社になったBDFメンバーは、ワールドワイドで関連業界の利益になるようにBlu-ray Disc規格を推進すると同時に、業界における最高レベルでの更なる技術開発に専念してまいります。

Blu-ray Disc FoundersはBlu-ray Disc規格が広く受け入れられるようにするために、2002年の5月に正式に結成されました。メンバーは、デル、HP、株式会社日立製作所、LG電子株式会社、松下電器産業株式会社、三菱電機株式会社、パイオニア株式会社、ロイヤル　フィリップス　エレクトロニクス、サムソン電子株式会社、シャープ株式会社、ソニー株式会社、トムソンです。

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