報道資料：道路交通情報サービスの実証実験に、パイオニアのプローブ情報を提供

パイオニアは、一般財団法人 道路交通情報通信システムセンター（VICSセンター）と公益財団法人 日本道路交通情報センター（JARTIC）が、2020年4月から9月まで関東1都6県^※1で行う「プローブ情報を活用した道路交通情報サービス」の実証実験に、当社が保有するプローブ情報を提供します。

当社が保有するプローブ情報には、全国約70万kmの道路を対象に、当社製カーナビゲーション搭載車両から収集する速度や移動距離などの走行履歴データを基に生成されたリアルタイムの渋滞情報や、時期や曜日、時間ごとの渋滞傾向などの情報が含まれています。

今回の実証実験では、当社のほか複数の自動車メーカー^※2より提供されるプローブ情報を用いて、道路に設置された感知器から生成している交通情報を補完・補強し、情報提供が可能な道路を拡充します。感知器が設置されていない道路まで交通情報が配信されることにより、渋滞緩和や排出されるCO2の削減、物流の効率化が図れるほか、災害時における安全かつスムーズな移動の実現も期待されます。なお、実施期間中に対象地域で配信される「プローブ情報を活用した道路交通情報サービス」は、当社の「サイバーナビ」、「楽ナビ」をはじめとする既存のVICS対応カーナビゲーションでご利用いただけます。

当社はこれからも、当社が保有する膨大なプローブ情報を、災害対策や交通課題解決などの用途へ積極的に提供、活用していきます。

実証実験の詳細について

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