報道資料：Windowsパソコン用ATAPI接続の内蔵型DVD／CDライター新発売

• 2層メディア「DVD＋R　Double　Layer」の6倍速記録を実現
• 新規格の2層メディア「Dual　Layer　DVD−R」の6倍速記録に対応予定

商品名	型番	価格	発売予定日
DVD／CDライター	DVR−A09−J（ピュアホワイト）	オープン	1月中旬
〃	DVR−A09−J−BK（ブラック）	〃	〃
〃	DVR−A09−J−SV（シルバー）	〃	〃

【企画意図】

　パイオニア株式会社は、この度、Windowsパソコン用ATAPI接続の内蔵型DVD／CDライター「DVR−A09−J」シリーズ3モデルを新発売いたします。
　本製品は、既に発売済みの2層メディア「DVD＋R　Double　Layer」に対し、最高6倍速^※1の高速記録を実現しております。
　また、市場のニーズにいち早くお応えするため、今後発売が予定されている新規格の2層メディア「Dual　Layer　DVD−R」にも、最高6倍速^※1の高速記録で対応する予定^※2です。
　さらに、同じく今後発売が予定されている「DVD＋RW　8倍速メディア」にも対応する予定^※2で、多様化する様々なメディアの高速記録を実現します。
　さらに、好評を博している高品質や高信頼性、徹底した静音設計も合わせて実現するとともに、製品奥行きを大幅に短縮し、さらに多くのパソコンへの搭載を可能にしました。

【主な特長】

1 ) 2層メディア「DVD＋R Double Layer」の6倍速記録実現に加え、「Dual Layer DVD−R」の6倍速記録にも対応予定

　「DVD＋R Double Layer　2．4倍速メディア」^※3対して、最高6倍速^※1の記録が可能です。
　さらに、今後発売が予定される新規格の「Dual Layer　DVD−R　4倍速メディア」^※3に対して、最高6倍速^※1の記録速度で対応する予定^※2です。
　例えば、記録容量が8．5GB（ギガバイト）のDVD＋R　Double Layerメディアにフル容量のデータを記録する場合、2．4倍速では約45分かかりますが、6倍速では最速19分台で記録することができます。これにより、動画やハードディスクのバックアップなど、大容量データの記録を短時間で行うことが可能です。
　この高速記録機能は、“ドライブがメディアごとに最適な記録条件を記憶し、その条件に応じて記録ストラテジを設定する”という当社の独自技術により実現しています。
　同時に、従来のチルト（傾き）補正、球面収差補正に新たに非点収差補正を加え、記録、再生特性を向上させた「マルチエフェクト液晶補正機構」など独自の光学技術により、高品質の2層記録を実現しました。

2 ) 「DVD＋RW 8倍速メディア」を始め、様々なメディアの高速記録を実現

　今後発売が予定されている「DVD＋RW　8倍速メディア」^※3にも対応予定^※2です。
　また、DVD±R 16倍速記録においては新たにCAV記録を採用したことで、従来のゾーンCLV方式に比べ、より一層の高速記録を実現^※3しました。
　さらに、DVD−RW　6倍速^※3、CD−R　40倍速^※4、CD−RW　24倍速^※4の記録速度を実現するなど、データサイズや用途に合わせたメディアの選択・高速記録が可能です。
　また、メディアの状態に合わせて最適な記録速度をドライブが自動設定する機能の搭載により、安定した記録品質を確保しています。

3 ) 全てのDVD記録メディアの再生に対応

　今後発売が予定されるDual Layer　DVD−Rに加え、DVD＋R Double Layer、DVD±R、DVD±RW、DVD−RAM^※5の再生が可能です。ユーザー間のデータのやり取りがさらに容易になり、DVDの再生互換性を十分に活用できます。

4 ) パソコン本体の色に合わせて選べる3色のカラーバリエーション

　当社従来製品「DVR−A08−J」で好評のスタイリッシュなフロントパネルデザインを採用し、ピュアホワイト、ブラック、シルバーの3色をラインアップ。パソコン本体に合ったカラーをお選びいただけます。
　また、サイズは5．25インチ1ベイで、横置き／縦置きのどちらも可能です。さらに、奥行きを当社従来製品に比べ18mm短縮したので、小型を含むさらに多くのパソコンへの搭載を可能にしました^※6。

5 ) その他機能

1. 記録品質と信頼性を向上させる様々な独自技術
   • 「UltraDRA（Dynamic　Resonance　Absorber）」
   • 「バッファーアンダーラン防止機能」
   • 「プレシジョン・レコーディング・テクノロジー（Precision　Recording　Technology）」
2. 独自の技術で高速記録と静音化を同時に実現
   • 独自のハニカム構造採用に加え、筐体内部に防塵・防音パッドを追加するなど徹底した静音設計。
   • 「アドバンスド静音ファームウェア^※7」により、用途に応じてディスクの回転速度を自動的に制御し、必要最小限の回転速度でディスクを駆動。記録・再生時の動作音を最小限に抑えます。

なお、本製品の販売元は株式会社エスティトレードとなりますので、販売、付属ソフトウェアおよびサポートに関するお問い合わせは下記にお願い致します。

※販売、付属ソフトウェア及びサポートに関するお問い合わせ先
※	株式会社エスティトレード 東京都中央区八丁堀3-19-2 TEL：03-3206-0678(販売に関するお問い合わせ先) TEL：03-3206-0806(付属ソフトウェア、サポートに関するお問い合わせ先)

【付属ソフトウェア】

• PowerDVD6（CyberLink社製）
  　PowerDVDは、映画、アニメ、音楽などDVD−Videoをパソコン上で再生できるDVD再生ソフトです。DVD−Videoのメリットであるドルビーオーディオ、可変速再生、マルチアングル／マルチ言語／マルチ字幕などに対応しています。また、デジタル衛星／地上波放送で用いられるコピーガード技術CPRM（Content　Protection　for　Recordable　Media）に正式に対応し、CPRM対応のDVDメディアに録画されたコピーワンス番組をパソコンで再生することができます。
• PowerProducer3（CyberLink社製）
  　全てのDVDメディア・フォーマットに対応したDVD／CDオーサリングソフト。「PowerProducer　3」は、DVD−Video／DVD−VRディスク作成に対応したDVD／CDオーサリングソフトです。各種ビデオ編集機能を搭載し、映像DVD作成のためのキャプチャ・編集・DVDメニュー作成・ディスク書き込みが1本で可能なソフトです。
• Power2Go4（CyberLink社製）
  　高速カンタン！DVDも作れる複合ディスクライティングソフト。「Power2Go4」は、ドラッグ＆ドロップで、最大16倍速DVD書き込み対応の高速レコーディングが可能なディスクライティングソフトです。また、片面2層DVD（DVD＋R　Double Layer）に対応していますので、最大8．5GBの大容量DVDを作成できます。
• InstantBurn（CyberLink社製）
  　最新鋭パケットライティングソフト。書き換え式のDVDやCDメディアは、書き込みたいデータをまとめてから一括で転送するのが通常ですが、InstantBurnを使うと、あたかもフロッピーのように、小さなファイル単位やフォルダ単位での書き込みがDVD−RWやCD−RWに対して可能になります。たくさんのファイルをバックアップしたいときや、頻繁にデータを更新したいときなどに必須のツールです。
• PowerBackup（CyberLink社製）
  　パーソナルバックアップツール「PowerBackup」。もしものディスククラッシュに備えて。差分・増分バックアップ、ディスク圧縮、スケジュール機能搭載のバックアップツールです。メディアの容量に応じたイメージ圧縮も可能。
• Medi＠Show3（CyberLink社製）
  　「スクリーンセイバー作成対応」スライドショー作成ソフト。デジタルカメラで撮影された写真（静止画）に、BGMやタイトル文字を加えて連続表示する「スライドショー」を作成するソフトです。
• 静音ユーティリティ（パイオニア製）
  　「アドバンスド静音ファームウェア」の特長をさらに活かすためのソフトです。読み取りの速さを重視して高回転で読み取りを開始する「パフォーマンスモード」、より静音を重視して低回転で読み取りを開始する「静音モード」（出荷時設定）、および回転数の自動切り換えを行わない「標準モード」（従来機と同じ動作）を、用途に応じて設定することができます。

【主な仕様】

対応ディスク	書き込み	DVD−R　for　General　Version　2．0 ／4x−speed　DVD−R　Revision　1．0　（for　Video、for　Data） ／6x−speed　DVD−R　Revision　2．0　（for　Video、for　Data） ／8x−speed　DVD−R　Revision　3．0　（for　Video、for　Data） ／12x−speed DVD−R Revision　5．0　（for　Video、for　Data） ／16x−speed DVD−R Revision 6．0　（for　Video、for　Data） Dual Layer　DVD−R（ファームウェアバージョンアップにて） DVD−RW　Version　1．1　 ／2x−speed　DVD−RW　Revision　1．0　（for　Video、for　Data） DVD−RW　Version　1．2　 ／2x−speed　DVD−RW　Revision　1．0　（for　Video、for　Data） ／4x−speed　DVD−RW　Revision　2．0　（for　Video、for　Data） ／6x−speed　DVD−RW　Revision　3．0　（for　Video、for　Data） DVD＋R　　　Version　1．2 DVD＋R Double　Layer　Version　1．0 DVD＋RW　 Version　1．2（8倍速記録はファームウェアバージョンアップにて） CD−R、CD−RW、HighSpeed　CD−RW、UltraSpeed　CD−RW
	読み取り	DVD−ROM／DVD−Video（1層、2層） DVD−R　（for　Video、for　Data、for Authoring） Dual Layer　DVD−R DVD−RW　（for　Video、for　Data） DVD＋R DVD＋R DL DVD＋RW DVD−RAM　Version　2．0＆2．1（カートリッジなしのみ対応） CD−ROM／Audio　CD CD−R CD−RW、HighSpeed　CD−RW、UltraSpeed　CD−RW
ローディング方式		電動トレイ方式
連続データ転送速度	記録時※8	DVD−R：16倍速（CAV）　12倍速　8倍速　6倍速　4倍速　2倍速　1倍速 Dual Layer　DVD−R （ファームウェアバージョンアップにて）：6倍速　4倍速　2倍速 DVD−RW：6倍速　4倍速　2倍速　1倍速 DVD＋R　：16倍速（CAV）　12倍速　8倍速　6倍速　4倍速　2．4倍速 DVD＋R　Double　Layer：6倍速　4倍速　2．4倍速 DVD＋RW：8倍速（ファームウェアバージョンアップにて）　6倍速　4倍速　2．4倍速 CD−R　　：40倍速（CAV）　32倍速　24倍速　16倍速　10倍速　4倍速 CD−RW　：24倍速※9　20倍速※9　16倍速※9　10倍速※10　4倍速
	再生時	DVD−ROM／DVD−Video（1層ディスク） 静音モード使用時：最大5倍速 パフォーマンスモード使用時：最大16倍速 DVD−ROM／DVD−Video（2層ディスク） 静音モード使用時：最大5倍速 パフォーマンスモード使用時：最大12倍速 DVD−R：最大12倍速 DVD−RW：最大8倍速 Dual Layer　DVD−R：最大8倍速 DVD＋R：最大12倍速 DVD＋RW：最大8倍速 DVD＋R　Double　Layer：最大8倍速 DVD−RAM：2倍速（ZoneCLV） CD−ROM／Audio　CD（Data　extraction） 静音モード使用時　最大9．3倍速 パフォーマンスモード使用時　最大40倍速 Video　CD：最大9．3倍速 CD−R：最大40倍速 CD−RW：最大32倍速
デ−タバッファー容量		2MB
インターフェース		ATAPI（PIO　Mode4／Multi　Word　DMA　Mode2／Ultra DMA Mode4）
外形寸法		148（W）×42．3（H）×180（D）　mm
本体質量		1．0kg
設置姿勢		横置き・縦置き

【動作環境】

対応OS	Windows　XP※11、Windows　2000※12
CPU	Pentium　III　800MHz以上（Pentium 4　2．2GHz以上※13）
メモリ	128MB以上（256MB以上※13）
ハードディスク空き容量	2GB以上（7GB以上※13）
サウンドカード	16ビット以上
モニター解像度	1024×768　　32ビット以上の表示
その他	DirectX 9
機器	ビデオ入力機器（ビデオデッキやカムコーダなど）およびキャプチャカードは別途ご用意ください。