報道資料：NECとパイオニアが共同でWeb会議ソリューション｢コミュニケーションドア｣を強化～会議室と自席のPCを結んだ、利便性の高いWeb会議を実現～

　NEC(本社:東京都港区､社長:金杉 明信)、パイオニア(本社:東京都目黒区､社長:伊藤 周男)、パイオニアソリューションズ(本社:東京都渋谷区､社長:内田 清志)の3社はこのたび、インターネットを活用して双方向かつ多地点での会議を可能とするWeb会議ソリューション｢コミュニケーションドア｣の機能強化を共同で実現いたしました。
　NECでは、本ソリューションの販売活動を本日から開始いたします。

　このたびの機能強化は、NECのWeb会議ソリューション｢コミュニケーションドア｣と、パイオニアソリューションズのタッチパネル機能搭載の50V型プラズマディスプレイ｢サイバーボード｣の組み合わせを可能として実現したものであります。
　これにより、自席のPCから1人ずつ参加する従来のWeb会議に加え、複数名が集合する会議室からの参加も可能にするなど、Web会議の利便性向上や活用シーンの拡大を実現いたしました。
　また、会議室でのプレゼンテーション用途に合わせ、プラズマディスプレイの横幅を活かして会議資料の表示スペースを広くするなど、専用の画面レイアウトを取り入れたほか、タッチペンで画面をこするようにすることで表示内容を上下に移動(スクロール)できるなど、快適な操作性を実現いたしました。

　NECおよびパイオニアでは、このたびの機能強化内容の立案、両社製品の連携ソフトの開発、商品化に向けた品質テストなどについて協力いたしました。
　本ソリューションはNECが販売を担当し、パイオニアおよびパイオニアソリューションズは販売･マーケティング活動や保守サポートなどにおいてNECを支援してまいります。
　本ソリューションの提供価格は280万円～(注)、出荷開始時期は8月5日の予定であります。

　NECでは、このたび強化したソリューションを、すでに｢コミュニケーションドア｣を導入している企業に追加提案するほか、Web会議の新たな利用シーンを訴求することで大企業を中心に新規顧客の開拓を進めてまいります。こうした取り組みにより、本ソリューションについて、初年度で50システムの販売を見込んでおります。
　またNECでは、連携するプラズマディスプレイの画面サイズのバリエーション強化をはじめ、今後も｢コミュニケーションドア｣の強化を進めてまいります。