
※アップデート対応後の表示イメージ
商品名 |
型番 |
希望小売価格(税別) |
発売時期 |
AVアンプ |
SC-LX58 |
178,000円 |
9月上旬 |
パイオニアは、臨場感あふれるサラウンド再生を実現する、最新の多次元サラウンドフォーマット“Dolby Atmos®”にファームウェアアップデートで対応可能なAVアンプ「SC-LX58」を発売します。
本機は、9チャンネル同時ハイパワー出力が可能なClass D “ダイレクト エナジーHDアンプ”を搭載し、全チャンネル(9.2 ch)にESSテクノロジー社製のD/Aコンバーター“SABRE 32 bit Ultra DAC”(「ES9016S」2個)を採用することで、高音質で迫力のあるサラウンド再生を実現しています。オーディオ信号にハイト(高さ)成分とメタデータ(位置・時間情報)を付加する最新の多次元サラウンドフォーマット“Dolby Atmos®”(ファームウェアのアップデートで対応※1)と、独自の自動音場補正技術“MCACC Pro”を用いることで、これまでに無いリアルな音の移動を再現し、臨場感のあるサラウンド空間を実現します。また、最新の“HDMI 2.0”規格に対応し、4K映像信号(60P/4:4:4)のパススルー伝送・4Kアップスケーリング機能も搭載するなど、高精細な4K映像でサラウンドを楽しめます。
さらに、AirPlayをはじめとする最新のネットワーク機能や、FLAC/WAVのマルチチャンネルコンテンツ(96 kHz/24 bit 5.1 ch)・ネットワーク上にあるDSD音源など、さまざまな音楽ファイルの再生に対応しています。
主な特長
- マルチチャンネル同時ハイパワー出力(9 ch:720W)が可能なClass D “ダイレクト エナジーHDアンプ”を搭載
- 最新の多次元サラウンドフォーマット“Dolby Atmos®”にファームウェアのアップデートで対応
- 理想的な音場調整を実現する自動音場補正技術“MCACC Pro”を搭載
- 4K映像信号の伝送が可能な最新の“HDMI 2.0”規格に対応し、4K映像信号をダイレクトに伝送する「4Kパススルー」機能と、SD/HD映像を4Kクオリティーまで持ち上げる「4Kアップスケーリング」機能を搭載
- 低ジッターでD/A変換を行える、ESSテクノロジー社製D/Aコンバーター“SABRE 32 bit Ultra DAC”
(「ES9016S」2個)を全チャンネル(9.2 ch)に採用
- 音声信号を32 bitまで拡張処理する「Hi-bit 32 Audio Processing」により、Apple lossless、AIFF、FLAC、WAVなどのファイル音源やBDなど、ロスレスコンテンツの微妙なニュアンスを再現
- FLAC/WAVのマルチチャンネルコンテンツ(96 kHz/24 bit 5.1 ch)再生に対応
- AirPlayなど充実したネットワーク機能と、さまざまな機器との接続に対応する豊富な入力端子
(1) Class D “ダイレクト エナジーHDアンプ”の搭載により、高音質・ハイパワー出力を実現
- “ダイレクト エナジーHDアンプ”の搭載により、マルチチャンネル同時ハイパワー出力(9 ch:720W)を実現。
- 半導体チップを基板に直結させた独自構造のパワー素子“Direct Power FET”や、シンプルでクリーンな回路構成などにより、高音質化とレスポンス性能の向上を実現。
- ルビコン社と共同開発した高品位「PML MUコンデンサー」の採用により、透明感と開放感のある音質を実現。
- “ダイレクト エナジーHDアンプ”の高効率駆動により、幅広いスピーカーインピーダンス(4 Ω~16 Ω)に対応。特別な設定や切り替えをすることなく、さまざまなスピーカーの接続が可能。
(2) 最新の多次元サラウンドフォーマット“Dolby Atmos®”にファームウェアのアップデートで対応
- オーディオ信号にハイト(高さ)成分とメタデータ(位置・時間情報)を付加した最新の多次元サラウンドフォーマット“Dolby Atmos®”にファームウェアのアップデートで対応しており、リアルな音の移動を再現することで臨場感のある豊かなサラウンド空間を実現。
■ドルビーアトモスについて
2012年に劇場に導入されて以来、ドルビーアトモスはハリウッドのあらゆる主要製作スタジオに採用され、アカデミー賞を受賞した7人の監督、16人のサウンドミキサーをはじめ、映画業界で幅広く採用されてきました。2014年後半にはホームシアターにも導入され、映画愛好家は革命的なシネマサウンドを家庭でも楽しめるようになります。
ドルビーアトモスやホームシアターの詳細については、ドルビーラボラトリーズのホームページをご覧ください。
(3) 理想的な音場調整を実現する自動音場補正技術「MCACC Pro」を搭載
- “周波数”と“音圧レベル”に加え、“時間軸”の要素を加えた音場補正により、視聴環境に左右されることなくマルチチャンネル再生の理想的な音場を実現する自動音場補正技術「MCACC Pro」と、低域の再現力を向上させる“デュアル サブウーファーEQ補正”を搭載。異なるサブウーファーでも自然な設定が可能。
- スピーカーシステム内で発生する低音と高音の時間的なズレや、チャンネル間で異なる位相特性を、AVアンプ側で測定・補正することで、全帯域の位相を揃える「フルバンドフェイズコントロール」機能により、明確な音像定位と優れた音場の広がりを実現。
- マルチチャンネルコンテンツのソースに由来する低音(LFE成分)のズレを全自動でリアルタイムに補正する「オートフェイズコントロールプラス」機能により、豊かでキレのある低音と中高域をクリアに再生し、チャンネル間の自然な音のつながりを実現。
(4) 最新の4K映像信号の伝送が可能な“HDMI 2.0”規格に対応
- 最新の4K映像信号(4K/60p/4:4:4)の伝送が可能な“HDMI 2.0”規格に対応したHDMI端子を装備。
- 入力された4K映像信号をダイレクトに伝送する「4Kパススルー」機能と、SD/HD映像を4Kクオリティーまで持ち上げる「4Kアップスケーリング」機能を搭載。
(5) 豊かな低音再生と精緻な音のニュアンスを再現する高音質設計
- 低ジッターでD/A変換を行える、ESSテクノロジー社製D/Aコンバーター“SABRE 32 bit Ultra DAC”(「ES9016S」2個)を 全チャンネル(9.2 ch)に採用。
- 素子配置や配線の適正化など細部にまでこだわることで、DACの性能を最大限に引き出し、高い解像度と澄んだ中高域再生を実現する、JRC社と共同開発した新型オペアンプ「NJM4585」を採用。
- 「アドバンスド クリーングランド思想」による設計で、すべての回路のグランド(基準)を1点アースとして安定動作させ、接続機器からのノイズを徹底的に低減。
- デジタル回路、アナログ回路、パワー部の電源をそれぞれの特性に合わせて独立させた「アドバンスドインディペンデント・パワーサプライ設計」により、ノイズの発生を抑えたクリアな信号伝達を実現。
- 筺体内のパワー部とプリ部を独立させたセパレート構造や、パワー部の「インシュレーテッド・デュアルシャーシ」(絶縁二重構造)など、徹底した高音質化を追求。
- 音声信号を32 bitまで拡張処理する「Hi-bit 32 Audio Processing」機能により、CDをはじめ、Apple lossless、AIFF、FLAC、WAVなどのファイル音源やBDなどのロスレスコンテンツの微細なニュアンスを再現。
(6) ハイレゾリューション音源への対応を強化
- ネットワークやUSB経由によるDSD Direct 5.6 MHz※2音源の再生を実現。WAV/FLACの192 kHz/24 bit高音質フォーマットや、FLAC/WAVのマルチチャンネルコンテンツなど、幅広いハイレゾリューション音源の再生が可能。
- Apple lossless / AIFF/ FLAC/WAVのハイレゾリューション音源のギャップレス再生に対応。
当社は、日本オーディオ協会が推進している“ハイレゾリューション・オーディオ(サウンド)認知拡大の取り組み”に賛同しており、同協会推奨ロゴマークを使用することで、普及、認知拡大に努めてまいります。
(7) 高画質再生を実現するさまざまな機能を搭載
- フィルムの質感を忠実に再現する「P.C.24p (Precise Conversion for 24p)」機能を搭載し、市販のDVDのほか、録画したディスクも1080/24p出力が可能。
- 4K映像やハイビジョン映像のノイズを軽減する「トリプルHDノイズリダクション」機能を搭載。
(8) 充実したネットワーク機能に対応し、さまざまな機器との接続が可能
- AirPlayに対応し、iPad/iPhone/iPod touchやMac/PC内のiTunesライブラリの音楽コンテンツをネットワーク経由で再生可能※3。
- Android端末内の3D動画、フルHD動画、最大7.1 chマルチチャンネル音源を、本機と接続したテレビの大画面で楽しめる、MHL2に対応した入力端子を装備。
- Windows®8/8.1互換、DLNA1.5準拠により、PCやスマートフォン内の音楽ファイルを有線・無線LANのネットワーク経由で再生可能。
- インターネットラジオのポータルサイト「vTuner」を使って、世界中の放送局へのアクセスが可能。
- HDMI端子8in/3outを装備し、さまざまな機器と接続可能。
(9) AVアンプの設定・操作を分かりやすくサポートする「AVナビゲーター」を本体に内蔵
- 本機の設定や操作を分かりやすくサポートする「AVナビゲーター」を本体に内蔵しており、有線・無線LAN※4経由で、MacやiPhone/iPod touch/iPad、PCやスマートフォンなど、さまざまな端末から本機の設定や操作が可能。
(10) 使いやすく進化した専用コントロールアプリケーション「iControlAV5」
- 「iControlAV5」をiPhone/iPod touch/iPad、またはAndroid端末にインストールすることで、ネットワークに接続した※5本機の操作が可能。また、「プッシュプレーヤー」機能により、端末内の音楽コンテンツのワイヤレス再生も可能。
(11) 環境に配慮した仕様
- コンテンツ再生時のピークボリュームを分析・調整して消費電力を抑える「ECOモード」を搭載。
- スタンバイ時の消費電力を抑え、クラス最高水準の0.1 Wを実現。
- 本体の電源を入れなくても、HDMI入力を切り替えられる「HDMIスタンバイスイッチング」機能を搭載。
- 「オートパワーオフ」機能を搭載。
主な仕様
■オーディオ特性 |
多チャンネル同時駆動出力 |
720 W (1 kHz、THD 1.0 %、8 Ω、9 ch同時駆動時) |
定格出力
(1 kHz、THD 1.0%, 2 ch駆動時) |
フロント |
210 W+210 W (4 Ω)/170 W+170 W (6 Ω) |
センター |
210 W (4 Ω)/170 W (6 Ω) |
サラウンド |
210 W+210 W (4 Ω)/170 W+170 W (6 Ω) |
サラウンドバック/トップフォワード |
210 W+210 W (4 Ω)/170 W+170 W (6 Ω) |
フロントハイト/ワイド/トップミドル/トップバックワード |
210 W+210 W (4 Ω)/170 W+170 W (6 Ω) |
実用最大出力(JEITA、4 Ω、1 ch駆動時) |
310 W/ch |
ライン入力S/N比 |
101 dB |
対応スピーカー |
4 Ω~16 Ω (設定切替:不要) |
■HDMI入力/出力端子 |
8 入力(リア: 7、フロント:1)/3 出力(同時出力可) |
■MHL入力端子 |
1系統(フロントHDMI入力5 兼用) |
■音声入力端子 |
デジタル |
光 2系統、 同軸 2系統 |
アナログ(オーディオ) |
1系統 |
アナログ(AV) |
2系統 |
■映像入力端子 |
コンポジット |
2系統 |
コンポーネント |
2系統 |
■音声出力端子 |
プリアウト |
9.2 ch (端子数 11.2 ch/トップミドル⇔フロントワイド選択) |
デジタル |
光 1系統 |
アナログ(AV) |
1系統 |
マルチゾーン用 |
2系統(Zone 2用:1/Zone 3用:1) |
マルチゾーン用サブウーファー出力 |
Zone 2用:1系統 |
■映像出力端子 |
コンポジット |
1系統(モニター出力) |
コンポーネント |
1系統(モニター出力) |
マルチゾーン用 |
Zone 2用:コンポーネント 1系統/ HD ZONE用:HDMI out 1系統 |
■その他端子 |
USB入力端子 |
フロント 1系統(Type A、iPod/iPhone Digital入力対応)
リア 1系統(Type A、無線LANコンバーター「AS-WL300」電源供給専用) |
IR入出力 |
2入力/1出力 |
12 Vトリガー出力 |
2系統(計MAX150 mA) |
RS-232C端子 |
1系統 |
ADAPTER PORT(Bluetooth®対応) |
1入力 |
LAN端子(10BASE-T/100BASE-TX) |
1系統 |
■その他 |
外形寸法 (W)×(H)×(D) |
435 mm × 185 mm × 441 mm |
本体質重量 |
15.4 kg |
消費電力 |
330 W |
待機時消費電力 |
0.1 W (スタンバイ状態)
2.0 W (ネットワークスタンバイON時) |