報道資料:サムスンSDI社に対する特許侵害訴訟提起について

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Pioneer
2006年 9月 25日
パイオニア株式会社

サムスンSDI社に対する特許侵害訴訟提起について

 当社は、米国時間9月21日、韓国のフラットディスプレイメーカーであるサムスンSDI社及びその関連会社に対し、当社が保有するプラズマディスプレイパネル(以下、PDP)関連特許(注1)の侵害行為の差止め及び損害賠償金の支払いを求める訴訟を、米国テキサス州東部地区連邦地方裁判所において提起いたしました。

 当社は高精細プラズマテレビの開発において先駆者として業界をリードしてきた歴史があり、その開発の歴史から多数のPDP関連特許を保有しております。当社はサムスンSDI社との間で、当該PDP関連特許のライセンス許諾について2005年春頃から交渉を行なってまいりました。当社としては話し合いを通じた友好的な解決を目指しておりましたが、残念ながら、サムスンSDI社より当社PDP関連特許に対して正当な評価が得られなかったため、やむを得ずこの度の提訴となりました。今回の提訴により、サムスンSDI社が当社特許に対する侵害を認識し、当社の知的財産権を尊重していただくことを期待しております。

以上

(注1)訴訟の対象となるパイオニアのPDP関連特許

 米国特許第5,182,489号:現行プラズマテレビの基本構造に関する特許
 米国特許第5,640,068号:プラズマ放電を形成する電極の形状に関する特許

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