鈴木 ひろか

気がついたら、
肩こりも消えていた…

このリラックス。
耳を開放することは気持ちがいい。気がついたら、肩こりも消えていた。:-)

耳を開放すると世界が変わる、のは私の好きな小説の登場人物だが、確かに見える世界までもが変わるような気がした。
聴く、という行為は好きで、人の話に対しても、街のざわめきにも、音楽にも、もちろん旅先でも耳を澄ませているつもりだったけれど、こんなふうに”音”に焦点をあてた旅に出て、もっともっと聴くことができるんだ、と思った。そして、聴くことによって新たな目も開かれるのだと。

意外だったこと。
インドは静かだった。鳥、虫、動物の声、風の音、水の音、早朝のガンジス川を行く船を漕ぐ櫂の音。帰国して、東京の喧騒のなかに身を置くと、インドの混沌とした雑踏までもが静かに思えた。静か、というか生きている音なのでうるさくない、とでもいうか。

居心地のいい国だった。特に国立公園、トラにも遭遇できたし、最高。インドの田舎の方へ、また行きたい。

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