国際的なイニシアチブとの連携

グローバル社会の一員として、
持続可能な成長を目指して
積極的に活動します

パイオニアグループは、サステナブルな社会の実現に向けて、また事業の持続可能性向上を図る経営を推進するため、
さまざまなイニシアチブに積極的に参画しています。

TCFD:Task Force on Climate-related Financial Disclosures

主要25か国・地域の中央銀行や世界銀行、IMFなどが参加する金融安定理事会(FSB)により設置された気候関連財務情報開示タスクフォースのこと。企業経営において財務に影響のある気候関連情報の開示を推奨したものです。当社は2023年8月に賛同し、TCFDの提言に沿ったシナリオ分析や情報開示を進めています。

CDP

企業に対して気候変動、水、森林保護への取り組みに関する質問書を送付し、それらの回答を収集し、分析・評価・公表する国際NGO。
当社は2010年より回答を開始し、気候変動をはじめとした関連情報を公開しています。CDP2024の気候変動においては、引き続きマネジメントレベルの「B」評価を得ています。

「B」スコアは、CDPスコア基準において8段階のうち上から3番目に位置する「マネジメントレベル」にあたり、環境への影響を管理し、その分野のリーダーとしての地位を確立する行動を取っている企業を評価しています。

SBTi : Science Based Targets initiative

国連グローバル・コンパクト、CDP、WRI、WWFによる共同イニシアチブ。パリ協定に整合し、世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて1.5℃に抑えるとした科学的根拠に基づいた温室効果ガス排出削減目標の設定を企業に求めています。
当社は、以下の短期排出削減目標(5~10年先を見据えた1.5℃水準の目標)において、2025年4月にSBTiの認定を取得しました。

  • Scope1・2のGHG排出量総量をFY31(2030年度)までに42%削減(FY21基準)する
  • Scope3のカテゴリ1(購入した製品・サービス)とカテゴリ11(販売製品の使用)によるGHG排出量総量をFY31までに42%削減(FY21基準)する
  • Scope3のカテゴリ1におけるGHG排出量の10%にあたるサプライヤーに対して、FY30(2029年度)までにSBTi水準のGHG排出削減目標を促す

当社の温室効果ガス削減目標について:パイオニアグループ環境データ

SDGs:持続可能な開発目標

17の目標と169のターゲットから構成され、貧困や飢餓の撲滅、クリーンエネルギーの普及、気候変動対策、平和的社会の構築など持続可能な社会の実現向けた2030年までのグローバル目標。
当社はSDGsを通して、企業価値と社会的価値の共通価値の創造(CSV)に取り組んでいます。

CSRに関する基本的な考え方

GXリーグ基本構想

GXリーグとは、2050年カーボンニュートラル実現と社会変革を見据えて、GXヘの挑戦を行い、現在および未来社会における持続的な成長実現を目指す企業が同様の取組を行う企業群を官・学と共に協働する場。
GXリーグ基本構想は、GXリーグがめざす変革によって、企業の成長や生活者の幸福、地球環境への貢献を同時に実現するために、どのような取り組みを進めていくかについての基本指針を定めたものです。
当社は、2022年4月にこのGXリーグ基本構想に賛同しました。