報道資料:パイオニア プロジェクターモジュール※1の共同開発に合意 車載用HUD(ヘッドアップディスプレイ)の早期商品化へ

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Pioneer
2010年 12月 8日
パイオニア株式会社

~レーザー光源のモジュール化技術を新たな分野に応用~パイオニア プロジェクターモジュール※1の共同開発に合意
車載用HUD(ヘッドアップディスプレイ)の早期商品化へ

 パイオニア株式会社は、RGB半導体レーザー光源※2モジュールを含むプロジェクターモジュ
ールについて、マイクロビジョン社(本社:米国ワシントン州 レドモンド)と共同で開発・生産・販売を行うことで合意しました。

 当社は、DVDやBDドライブの開発・生産を通して、レーザー光源のモジュール化技術と量産のノウハウを長年にわたり培ってきました。そのなかで、光源モジュールの小型化、省電力化、低コスト化の実現のために、RGB半導体レーザー光源に注目し、RGB半導体レーザー光源モジュールの開発を進めてきました。また、RGB半導体レーザー光源のもつ高輝度・高コントラストという特長に着目し、当社が開発を進めているヘッドアップディスプレイ(HUD)※3への採用を検討してきました。

 今回、レーザースキャン技術を利用したプロジェクターエンジン開発において高い技術力を持つマイクロビジョン社とパートナーシップを結ぶことにより、RGB半導体レーザー光源モジュールを使ったプロジェクターモジュールの早期製品化が可能となります。当社は、車載機器の開発で培ったノウハウを活かし、新規事業の一つとして、このプロジェクターモジュールを使用した市販向け車載用HUDの2012年中の市場導入を目指します。

 

※1 画像や映像を投影するプロジェクターに用いられるモジュール部品。光源、ミラー、レンズ、その他制御部品によって構成されます。
※2 赤色、緑色、青色すべてに半導体レーザーを使用することで、従来のレーザー光源に比べ、光源モジュールの小型化、省電力化が可能になるため、次世代の光源として注目されています。
※3 CEATEC JAPAN 2010にて参考展示

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