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~ パイオニアスピーカー 誕生70年 ~進化した高級スピーカーシステム「EXシリーズ」に新モデル登場EXシリーズ 第3弾 「S-3EX」 新発売
S-3EX
パイオニアは、創業者である松本望が高音質ダイナミックスピーカー「A-8」を開発した1937年から今年で「パイオニアスピーカー 誕生70年」を迎えます。以来、今日までより良い音を求めて研究開発を重ね、「TAD(Technical Audio Devices)」に代表されるプロユースモデルから家庭用の高音質スピーカーまで、様々な商品を世界に送り出してまいりました。 この度当社が発売するスピーカーシステム「S-3EX」は、2005年11月の発売以来、世界各国で高い評価をいただいている「EXシリーズ」の新モデルです。 本機はこれまでの「EXシリーズ」と同様、パイオニアグループの日本・米国・欧州のエンジニアによるインターナショナルなプロジェクトチームによって開発されました。 より多くの方々に、より良い本物の音をお届けするスピーカーシステムとして、また、新たなオーディオ市場を牽引する商品として、順次世界市場へ導入してまいります。 昨今、「ゆったりとした時間や空間を大切にしたい」と考える方々が増加しており、それに伴い本格的なオーディオ回帰への機運が高まっております。当社は今後も、この様なお客様の本物志向やこだわりにお応えするため、スピーカーをはじめ高性能アンプなどの商品ラインアップの強化を図ってまいります。
1 ) 「EXシリーズ」の優れた設計思想を受け継ぐ「S-1EX」の直系モデル
パイオニアが世界に誇る「TAD」の技術を投入し開発された「EXシリーズ」のスピーカーです。「S-3EX」は、そのハイエンドモデルである「S-1EX」と同一の設計思想から誕生しました。「EXシリーズ」としてのクオリティはそのままに、より親しみやすく音楽性豊かな開放感にあふれたサウンドをお楽しみ頂けます。
2 ) 新素材「セラミックグラファイト振動板」採用の「CST(Coherent Source Transducer)」ドライバーを搭載
「S-3EX」に搭載された「CSTドライバー」は「TAD-Reference One」をはじめ、「EXシリーズ」スピーカーのコアテクノロジーとして採用されている同軸スピーカーユニットです。 その構造は、マグネシウム振動板を採用したミッドレンジユニットの中央に、新開発の「セラミックグラファイト・トゥイーター」を装着。それぞれの音源の音響的な中心を時間軸でも揃え、点音源の理想を追求した「TAD」独自の技術を受け継ぐ画期的なドライバーです。周波数特性の乱れを一掃し、広帯域にわたり正確な音像と自然な音場の融合を実現させています。 また、振動板素材として最高クラスの強度と適度な内部損失を両立する「セラミックグラファイト」を採用することにより、共振周波数を可聴帯域外へ追いやるとともに、高域再生限界100kHzを達成しました。
3 ) 新開発「LDMC(Linear Drive Magnetic Circuit)磁気回路」が優れたリニアリティを実現する16cmウーファー
ウーファーには「EXシリーズ」で定評のあるアラミド織布とカーボン不織布を積層構造にした独自のコーンを採用。さらに、新開発の「LDMC磁気回路」により磁気ギャップ内の磁束分布を前後対称、かつ均一にすることで卓越したリニアリティを実現し、不均一な磁束による歪を大幅に低減しました。 また特殊製法による「高強度チタンボビン」や「発泡ポリカーボネイト系ウレタン使用コルゲーションエッジ」など、素材や構造の細部までオリジナル技術を注ぎ込みました。
4 ) 音響的な必然が生んだフォルム「パーフェクト・タイムアラインメント・デザイン」
従来のスピーカーシステムでは、一般的に複数のスピーカーユニットがフロントバッフル板にフラットに並べられています。しかし、この構造では各スピーカーユニットからリスナーの耳までの距離が微妙に異なり、各ユニットから発せられ合成された音には濁りやにじみが生じてしまいます。 「EXシリーズ」では、パーフェクトなタイムアラインメントを実現する精密な曲面のバッフル形状(プレシジョンカーブ)を採用することで、この悪影響を排除しています。スピーカーユニットは、聴き手を中心とする球形に沿って配置されており、すべてのスピーカーユニットからの音がリスナーの耳に届くまでの時間を同一にすることができます。 さらにキャビネットを後方に傾斜させた「スラントレイアウトエンクロージャー」を採用することで、タイムアライメントの精度を向上させています。
1 ) 定在波の発生を抑える「ABD」&「AFAST」テクノロジー
「S-3EX」のエンクロージャーには、厳密なシミュレーションによりスピーカーユニットやポートの位置を最適化し定在波の発生を抑える、パイオニア独自の「ABDテクノロジー」を採用しました。さらに、音響管をエンクロージャー内部に配置することで、高次の定在波も抑える特許技術「AFASTテクノロジー」も併せて採用。 定在波を徹底して抑えることにより、全帯域にわたり自然でクリアな音楽再生を実現しています。
2 ) 安定した設置を可能にする3点支持脚
トールボーイ型のエンクロージャーを確実に支え、また設置面からの影響も排除するよう60mm厚のMDF材と亜鉛ダイキャストによる3点支持脚を採用しました。支持ポイントを3点にすることにより、設置面の状況に合った安定した設置が可能になります。 さらに転倒防止脚を後部に設けることで、安全面にも配慮したデザインに仕上げました。
3 ) 当社独自開発の「フェイズコントロール」技術を導入
「フェイズコントロール」技術はスピーカー、アンプ、そしてソフトに至るまで、時間と位相を管理することにより、飛躍的な高音質化を実現する技術コンセプトです。「フェイズコントロール」技術を導入したスピーカーではネットワークの位相特性のマッチングなどをはじめ、同一システム内で位相や音色のマッチングを図ることにより、チャンネル間で音がスムースにつながり、空間表現力の高いオーディオ再生が可能になります。
4 ) 「Air Studios」(エアスタジオ/UK)とのコラボレーションによる音質チューニング
本機の音質チューニングは、世界最高峰の録音スタジオとして高い評価を受けている英国ロンドンにある「Air Studios」とのコラボレーションにより行われました。キャビネットに印された「Air Studios」の紋章は、世界トップクラスの録音エンジニアも認めるクオリティの証です。
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