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世界初* DVD-R規格バージョン1.0準拠DVD-Rドライブ「DVR-S101」、DVD-Rディスク「DVS-V3950S」を新発売
パイオニア株式会社およびパイオニアビデオ株式会社は,下記要領にてDVD−Rドライブ、およびDVD−Rディスクを新発売いたします。
商品名 | 型番 | 価格 | 発売時期 | 生産予定 |
---|---|---|---|---|
DVD-Rドライブ | DVR-S101 | オープンプライス | 10月中旬 | 100台/月 |
DVD-Rディスク | DVS-V3950S | オープンプライス | 10月中旬 | *20万枚/月 |
DVD-R(一回の記録が可能なDVD)は、記録後に再生専用DVDディスク(DVDビデオ、DVD-ROM)との互換性を持つことを前提に、DVDフォーラムにて統一規格の策定が行われておりました。
本年4月には、DVD-R規格バージョン0.9として合意されていましたが、先般これを基に、最終規格であるバージョン1.0(注1)が確定し、規格書の発行が開始されました。
このDVD-Rは、DVDビデオやDVD-ROMソフトのオーサリング(プレマスタリングディスクの作成とDVDビデオプレーヤーやDVD-ROMドライブでの再生動作検証)用途に需要が期待されています。また、業務用DVDソフトの作成やベータ版ソフトのグループ検証などDVDソフトの少量配布 用途にも適しております。
パイオニア株式会社およびパイオニアビデオ株式会社(注2)は、このような市場に向けて、バージョン1.0規格に準拠したDVD-Rドライブ、DVD-Rディスクを世界で初めて製品化し10月より発売開始いたします。
さらに、将来はDVD-Rドライブのラインアップを拡大するとともに、様々なデータの保管、バックアップなど広い応用範囲を持つ大容量光ディスクの開発を積極的に進めていく計画です。
本製品の開発に際しては、信頼性の高い記録の実現を最重点課題とし、DVD-Rドライブ「DVR-S101」のキーデバイスである、記録再生用光学ヘッド(高出力短波長、赤色半導体レーザーを使用)および専用LSIを自社開発し採用いたしました。
また、DVD-Rディスク「DVS-V3950S」では、長年に渡りレーザディスク、CD、DVDにて積み重ねたノウハウをもとに、金型、スタンパー(原盤)を独自に開発するとともに、高密度、高精度生産のための生産技術を確立いたしました。さらに、記録層には新たに開発した有機色素材料を採用し高い信頼性を確保しました。
製品形態 | DVD-Rドライブサブシステム |
記録再生可能ディスク | 規格バージョン1.0準拠 DVD-Rディスク |
ユーザデータ転送速度 | 11.43Mbps(記録/再生) |
バッファーメモリー | 4Mbytes |
インターフェース | SCSI-2 |
電源 | 100~240V、50Hz/60Hz |
外形寸法 | 210x115x413mm(WxHxD) |
質量 | 5.7Kg |
外形構造 | 12cm片面ディスク |
記憶容量 | 3.95Gbytes |
構成材料 | 基板 ポリカーボネイト樹脂 記録層 有機色素 反射層 金 保護層 紫外線硬化樹脂 |
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