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ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。 ご覧になった時点で内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
ハイクオリティAVマルチチャンネルアンプ 2機種を新発売
VSA-AX1AH
VSA-1017AV
パイオニアはこの度、次世代サラウンドである「Dolby TrueHD」、「DTS-HDマスターオーディオ」のデコーダー搭載※1(ビットストリーム音声対応)をはじめ、デジタルAV機器とのフルデジタル接続を可能にする「HDMI端子Ver.1.3a」※2やマルチチャンネル再生時の低音のズレを解消する独自技術「フェイズコントロール」を搭載した中級価格帯のAVマルチチャンネルアンプ「VSA-AX1AH」、「VSA-1017AV」を新発売いたします。 この2機種は「ダイレクト エナジー パワー エンジン」や、「アドバンスド・ダイレクトコンストラクション」など数多くの高音質技術を搭載したハイコストパフォーマンスモデルです。また、iPod®のコントロールを可能にする専用インターフェースも搭載、フロントパネルにUSB入力端子(TypeA、Ver.2.0 Full Speed)を装備するなど、優れた拡張性も実現しています。 この新商品の導入により、当社はマルチチャンネルオーディオ市場のさらなる活性化を目指します。
1 ) 次世代サラウンド「Dolby TrueHD」、「DTS-HD マスターオーディオ」のデコーダー搭載(「VSA-AX1AH」のみ)
フルHDプラズマディスプレイに加えブルーレイディスクプレーヤーの登場により、パッケージソフトの分野でもハイビジョンの時代が到来しました。ハイビジョンの高品位な映像に対し、音声もハイスペックに対応するため、パイオニアはブルーレイディスクのオプション音声として採用された、次世代高音質音声フォーマット「Dolby TrueHD」、「DTS-HD マスターオーディオ」のデコーダーを搭載しました。 マスターサウンドの品質を、原理上そのまま再現可能なロスレス(可逆圧縮)方式ならではの、濃密な質感や迫真の臨場感を、収録スタジオのサウンドそのままに再現します。
2 ) デジタルAV機器とのフルデジタル接続を可能にする「HDMI端子Ver.1.3a」を装備※2
「HDMI」接続により1080pまでのフルハイビジョン映像のディスプレイへのデジタル伝送が可能です。また、高性能「デジタルビデオコンバーター」を搭載しており、お手持ちの様々なディスプレイに合わせた多彩な映像信号を出力することができます。「VSA-AX1AH」では従来のアナログビデオ入力(コンポジット、Sビデオ、コンポーネント)信号もすべて「HDMI端子Ver.1.3a」からのデジタル出力が可能です。また、アナログ信号のアップ/ダウンコンバート機能や画質調整機能も装備しています。
3 ) 最適なマルチチャンネル再生を実現する、3次元自動音場補正システム「Advanced MCACC」搭載※3
当社が開発した3次元自動音場補正システム「Advanced MCACC」は、各スピーカーの音圧レベルや周波数特性などを自動補正する通常の「MCACC」に“時間軸”の補正を加え、残響音の影響を受けない、直接音を中心とした音場補正を行います。その結果、視聴環境に左右されることなくマルチチャンネル再生のための理想的な音場を実現します。 また、「VSA-AX1AH」では周波数特性の補正にはハイエンドモデルと同様、高精度な9バンドのエンベロープ補正を採用し、自然で滑らかな音色の補正が行えます。補正結果はマニュアルでの変更も可能で、6種類まで保存でき、視聴環境に応じて切り替えられます。さらに、これまで排除が困難であった定在波(壁や天井、床などに音が反射して発生する)を音響解析機能により補正することで、その影響を軽減する定在波コントロール機能を搭載し、マスター音源のクオリティを損なうことなくよりクリアな音場を可能にしました。9バンドのエンベロープ補正と定在波コントロール機能は、その相乗効果により周波数特性の補正精度をさらに向上させるマルチチャンネル時代の高音質化補正技術です。
4 ) マルチチャンネル再生時に生じる低音のズレを解消する、独自開発の「フェイズコントロール」技術
AVアンプ内で発生する低音専用のLFEチャンネル(5.1chなどマルチチャンネルオーディオの低音部分を担うチャンネル)とその他のメインチャンネル(フロントL/R、センター、リアL/RなどLFE以外のチャンネル)間の低音のズレを解消する当社独自開発の「フェイズコントロール」技術を採用し、さらに高品質なマルチチャンネルオーディオの再生が可能になりました。
5 ) USBやiPod®の入力端子の装備など、充実したPCオーディオ対応
6 ) フロント2chで画期的なサラウンド感を実現「フロントサラウンド・アドバンス」機能搭載
通常のサラウンド再生による音の感覚は、左右の耳で感じる音圧の差によって知覚されます。パイオニアは独自の技術で、この聴覚上の違いを左右2本のフロントスピーカーのみで再現。従来のバーチャルサラウンドとはまったく異なる極めてリアルで自然なサラウンド感を実現しました。これにより、聴覚上の違和感を軽減し、長時間の視聴でも聞き疲れしない、より高音質な再生を可能にしています。
7 ) MP3などの音声圧縮ファイルも高音質で再生できる、当社独自の音質補正技術「サウンドレトリバー」
長年にわたり蓄積してきたオーディオ技術を基に開発された「サウンドレトリバー」機能を搭載。圧縮効率を高めるために低域と高域における音量の小さな成分や、大きな音にマスキングされて聴感上で聴き取りにくい微細な音声がカットされているMP3、WMA、MPEG-4 AACなどの音声圧縮ファイルを再生する際に、これらの失われたデータを補正します。DSP処理における独自のアルゴリズムにより、本来持っていた音の厚みや奥行き感をも高音質で再生します。
8 ) さらなる高音質を実現する独自のオーディオ技術
9 ) 最適な視聴環境を実現する様々な機能&その他の特長
1 ) 「Dolby TrueHD」
ドルビーTrueHDは、次世代高精細光ディスク向けに開発されたロスレス(可逆型)符号化技術で、ブルーレイディスクのオプション音声としても採用されています。最大18 Mbpsのビットレートで、96kHz/24 bitでは最大8ch、192kHz/24bitでは最大6chの独立チャンネルを記録することが可能です。再生中に他のプログラムに移行する際も同一のボリュームレベルを維持することが可能なダイアログノーマライゼーションや、音量を下げても収録された音源の細部まで聞きとることが可能なダイナミックレンジコントロールにも対応しています。ケーブル1本で高精細映像・音声のデジタル接続を可能にするHDMI(バージョン1.3)でサポートされています。
2 ) 「DTS-HDマスターオーディオ」
DTS-HDマスターオーディオは、プロフェッショナルスタジオで作られるマスター音源を、ロスレス(可逆型)圧縮で伝送することが可能なフォーマットです。DTS-HDマスターオーディオが伝送する音声は可変データ転送レートで、ブルーレイディスクフォーマットにおいては最高24.5 Mbps、HD-DVDフォーマットにおいては18.0 Mbpsであり、この高いデータ転送レートによって、7.1 chの音声すべてを96 kHz/24 bit(192kHzの場合は最大5.1ch)の高音質で伝送することを可能にしています。下位互換性保証として、現存する全てのDTSデコーダーでデコードすることのできる「DTS デジタルサラウンド コア」部分を必ず含んでいます。
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