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~「パイオニア 2005 ビジョン」を策定~
本年10月より全世界で新コーポレートロゴを導入
当社は1996年秋より、21世紀の大競争時代に向けた構造改革の一環として、CI(コーポレートアイデンティティ)活動を推進してまいりました。この度、その核となる「パイオニア2005ビジョン」を策定致しましたので、その概要を発表いたします。
またこのビジョン実現のためには、従来の延長ではなく、様々な変革を進めねばなりません。その新生パイオニアへの「変革」を社内外に発信していくシンボルとして、本年の10月1日より、新コーポレートロゴを全世界に導入致します。
1 ) 企業理念 「より多くの人と、感動を」
創業者 松本 望の創業の精神である「より多くの人に、より良い音を」の想いを踏襲し、今後、より一層多くのお客様と様々な感動を分かち合うことを、企業としての存在価値と致します。
2 ) CS経営の推進
企業理念を永続的に実現するため、経営の柱を「顧客満足(CS)」とします。顧客の概念を広げ、株主、取引先、協力会社、従業員そして自然環境や社会もお客様との観点からすべての活動を見直します。
推進組識「CS経営推進室」を中心に、お客様相談センターの改革などの、その活動を開始しました。
3 ) 事業ビジョン
当社は、1975年に光学式ビデオディスクの研究開発をスタートして以来、今日のデジタル光技術の最先端に至るまで、たゆまぬ研究開発の実績を積み重ねてまいりました。
また、映像技術の一分野でありますディスプレイに関しましても、次世代ディスプレイと期待されます、プラズマディスプレイならびに有機ELといった、ディバイスの開発にもその独自性を世に問いつつあります。
更には、ネットワークの広がる時代の流れにあわせ、CATV、デジタル衛星放送、そして通信技術につきましても、研究開発とビジネスへの展開を拡大しつつあります。
このような先端開発技術に支えられましたキーディバイス、キーコンポーネントを核として、21世紀に向けた新しいエンタテインメントを創造する企業を目指すべく、以下のようなビジョンを掲げ、「新しいパイオニア」を創造致します。
2005年(当社決算期 60期 ) 連結売上げ | 1兆2,000億円 |
連結税引利益 | 550億円 |
連結ROE | 10 % |
4 ) 新コーポレートロゴの導入
上記内容を骨子とする「2005ビジョン」の実現を確かなものとするため、また、新市場創造のための、マーケティング「変革」のシンボルとして、昭和44年以来、30年間使用してきました社名のロゴを変更致します 。正式な新ロゴの採用は10月1日以降の新製品発売から対応していきます。
新しいロゴは全体的にソフトなフォルムの中にも、エッジの効いた書体を採用し、常に新しいエンタテインメントを模索するやわらかな発想と組織、アクティブにチャレンジするマインドを表現しました。
またコーポレートカラーも「挑戦」「革新」「情熱」といった積極性を強くアピールする赤系に変更、さらにその中でも知的で品位を感じるボルドーレッド(今後はパイオニアレッドと呼びます)を採用しました。
当社のブランドコンセプトである「楽しさが発見できるブランド パイオニア」に、 新たな息吹を注ぎ、多くのお客様に満足してい頂くため、どの事業分野においても「楽しさの発見」を約束します。パイオニアらしい「楽しさ」とは、今までとは「一味違う楽しさ(Different)」、「新しい楽しさ(New)」、「より進んだ、より高度な楽しさ(Advanced)」を「楽しさDNA」とし、指針とします。
最後に
当社は、今年で創業60周年を迎え、創業の企業理念を踏まえつつ、新しい時代を先取りする、次なるパイオニアを目指します。今までのにない楽しさに満ちた感動を、一人でも多くのお客様と共有できる活動を、全社員が一丸となって実行することと考え、新しいロゴにその決意を込めました。ご理解とご支援をお願い致します。
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