ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
ご覧になった時点で内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
樹齢100年超、ウィスキー熟成に約50年使われた樽材(楢)で作るスピーカー“ ピュアモルトスピーカー ”新発売1,000セット限定販売
当社はこの度、ウィスキー樽材を使用したスピーカー1機種を、下記要領で新発売いたします。
S−PM1000−LR
商品名 | 型番 | 価格(税別) | 発売時期 | 販売台数 |
---|---|---|---|---|
ピュアモルトスピーカー | S−PM1000−LR | ¥120,000 | 11月中旬 | 1,000セット限定 |
「ピュアモルトスピーカー」は、当社が、サントリー株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:鳥井信一郎)とオークヴィレッジ(所在地:岐阜県大野郡、代表:稲本 正)の協力を得て開発した、単品スピーカーシステムです。
樹齢100年を超える楢の木(オーク)で作られ、かつ約50年という長い年月ウィスキーの熟成に使用された“樽材”をスピーカーのキャビネットに用いることにより、伐採直後の新材では再現できない「暖かみのあるやわらかな音」の再生が可能となりました。製造過程においては、樽材の加工をサントリーが、キャビネット作りをオークヴィレッジが、スピーカーシステム作りと音質調整作業及び製品化全体のプロデュースをパイオニアがそれぞれ担当します。
ウィスキー熟成の使命を終えた樽は、製樽工程でのチャー作業(樽内面焼き)の燃料等に使用されていましたが、「100年かけて育った木なら、100年は大切に使いたい」を合い言葉に再利用の道がさぐられ、数年前からオークヴィレッジなどの工房で樽材を使った家具・工芸品作りが始まりました。
「ピュアモルトスピーカー」は、この酒と木の職人たちの技に、当社の長年培ってきた音作りの技をコラボレートさせることによって生まれたスピーカーです。酒と自然と音楽を愛して止まない人々の大切な道具として、これからの長い年月、感動と潤いを提供してまいります。
~なぜ、「暖かく、やわらかな音」か~
サントリーとオークヴィレッジの協力を得て、ウィスキーの樽材でスピーカーキャビネットを試作、試聴してみると、同じスピーカーユニットを使ったシステムと明らかに音質が違うことがわかりました。なぜ、50年もの間、樽として使用した材料を使ってキャビネットを作ると、暖かくやわらかいと感じる音質が得られるかという点については、現在、解析中ですが、
などを、推測しています。
~ウィスキー樽がスピーカーに生まれかわるまで~
この製品の売上の一部を、社団法人国土緑化推進機構の「緑の募金」へ寄付いたします。
「森を守ることは人の未来を守ること」 パイオニアは、緑あふれる未来の森林作りに協賛します。
“樽材のスピーカーが何故音が良いか?”
「ストラディバリウスのバイオリンが良く響くのは、十分乾燥した古材を使い、尚且つその材を塩水につけていたからだ」という記事を、以前ある科学雑誌で読んだ。乾燥して古くなると木は結晶化という現象が起こり導管の通りが良くなる。さらにそれを塩水につけると樹液がより外に溶け出て、木材の内部構造が非常に響きやすい状態になるのだと言う。
それならば、柾目の木目が通った材を50年もアルコールづけにした樽材もきっと良い音が出るに相違ない。そう思っていた矢先に、パイオニアさんから「樽材の家具」の実績を見込んで、今回のスピーカーの話が来た。 苦心の末できあがったスピーカーは、案の定……。
本当かどうかぜひ聞いて確かめて下さい。
オークヴィレッジ 代表 稲本 正
形式 | 位相反転式ブックシェルフ型 |
使用ユニット | 14cmコーン型ウーファー,2.5Cmソフトドーム型トゥイーター |
インピーダンス | 6Ω |
再生周波数帯域 | 40~35.000Hz |
出力音圧 | 88dB/W(1m) |
最大入力 | 90W(EIAJ) |
クロスオーバー周波数 | 5000Hz |
大型金メッキ入力端子 | (バナナプラグ対応) |
OFCスピーカーケーブル | 3.0m×2付属 |
外形寸法 | 207(W)×370(H)×305(D)mm |
質量 | 7.5Kg(一台) |
他の報道資料を探す
キーワードで探す
年月で探す