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ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。 ご覧になった時点で内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
~手軽に自分だけのオリジナルCDを制作できる~民生用CDレコーダー「PDR−D7」新発売
当社はこの度、民生用CDレコーダー1機種と録音用ディスクを下記要領にて新発売致します。
PDR−D7
当社は1995年から北米、欧州を中心に民生用CDレコーダーを発売し、音質の良さと使い易さで高い評価を得ております。そしてこの度、国内市場に向けて音楽専用のCDレコーダー「PDR−D7」を発売する運びとなりました。
「PDR−D7」は1回限り録音できる"CD-Rディスク"と、繰り返し書換えができる"CD-RW(リライタブル)ディスク"に対応しております(注1)。一般のオーディオ機器と接続することで、デジタル、アナログに関わらずあらゆる音楽ソースを録音することができます。また、録音したCD-RはCDミニコンポ、CDラジカセ、カーCD、ポータブルCD等あらゆるCDプレーヤーで再生できます。
また、現在発売されている各種CD-R/CD-RWブランクディスクは記録特性が微妙に異なります。「PDR−D7」では新開発の"記録ストラテジーコントロールIC"と"ランニングOPC(最適記録パワー調整回路)"採用により、常に最適かつ安定した記録を実現致します。
「PDR−D7」の発売に合わせ、音楽用CD-Rディスク「RDD−74BJ」、音楽用CD-RWディスク「RDW−74J」も同時に発売致します(注2)。
CDレコーダー/PDR−D7
≪手軽にユーザー独自のCDが制作できる、様々な録音機能を搭載≫
≪上級CDプレーヤーに匹敵する高音質再生を実現する当社独自の技術を搭載≫
CD−Rディスク/RDD−74BJ CD−RWディスク/RDW−74J (製造:パイオニアビデオ株式会社 販売:パイオニア株式会社)
音楽録音用CD−Rは、欧州、米国ですでに販売されており、好評を博しております。今回CD−RWを新たに製品化いたしました。
*「Hi−bit・レガート・リンク・コンバージョン」
CDでは、そのディスクフォーマットによって、ディスクに記録される周波数の上限は20KHzまで、量子化レベル数は16ビットと決められています。しかし、自然界の音や楽器の音には20KHz以上の周波数成分や量子化ビット数の最小分解以下の微小レベル成分も含まれています。つまり、厳密にいえば、CDにはオリジナルの信号波形そのものが記録されているのではないといえます。
そこで当社は、CDではカットされている20KHz以上の周波数成分を推定して再生する「レガート・リンク・コンバージョン技術」を開発しました。また、CD再生におけるもう一つの課題であった"微小レベルでの滑らかな波形再生"を実現するため、「Hi−bit化技術」を開発。CD上のデータをもとに原音の波形を推定し、16ビットオリジナルデータを24ビットデータにダイレクト再量子化し、ダイナミックレンジの拡大と量子化歪みの低減を図り、滑らかな波形の再生を可能にしました。
*「DAC24」
CDのデジタル信号をアナログ信号に変換するD/Aコンバーター(DAC)は、CDの音質の決め手となる重要な部分です。'DAC24'は、より自然で高音質な音楽再生を実現する新世代マルチビットDACです。
現在、主流のDACには「マルチビット方式」、「ノイズシェイピング方式」がありますが、一般にマルチビットDACはジッターに強く安定感のある音質を実現しやすい反面、高解像度を得にくい特性があります。一方、ノイズシェイピング方式(1ビットDAC等)は高解像度は得やすいものの、ジッターに弱く高周波ノイズの影響を受けやすいという弱点があります。 "DAC24"は、この2つの方式の長所を兼ね備えています。つまりマルチビット方式の特徴であるジッターに対する強さとともに、振幅方向に8段階のレベルを持たせることで24ビット分解能を獲得し、20kHzでは140dB、40kHzでも120dB以上の高解像度を実現しています。それにより、Hi−bit・レガート・リンク・コンバージョンによって周波数帯域40kHz以上、量子化ビット数24ビットまで拡大されたデジタル信号を忠実にアナログ変換し、細かなディテールの表現力に富んだ高音質再生を実現しています。
*「Z—コンセプト」
デジタルオーディオでは、いかに正確に時間軸上でデジタル信号を伝送し、また信号処理を行うかが、音質に大きな影響を与えます。信号の伝送や処理が時間軸に正確でないことから生ずる「伝送信号上のジッター(揺らぎ)」が多いと、その音質は安定感の乏しい、あいまいな感じになります。
当社ではこの点に着目し、光ディスクの信号検出部の精度向上、回路間の正確な信号伝送、および変換部の正確さを追求する設計思想「Z—コンセプト」を製品設計に反映させています。レガート・リンク・コンバージョンによる周波数軸(X軸)の拡大、Hi−bit化によるダイナミックレンジの拡大(Y軸)に加え、 時間軸(Z軸)上の再現を向上させることで、より3次元的な立体音場再現を実現しています。
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