ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
ご覧になった時点で内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
DVDオーディオ/ビデオプレーヤーの発売について
DVDオーディオには、音楽業界の要望に基づき、4CエンティティLLC(松下電器/東芝/IBM/インテルが合弁で設立したライセンス機構)が開発した著作権保護システムが搭載される予定でした。
このシステムでは、著作権を保護・管理する要望のある場合にコンテンツを暗号化して記録、ハード側ではライセンスを受けた暗号復号化回路を持つ事により、再生ができるシステムになっていました。
しかし、DVDビデオに使用されている暗号情報の第三者による不正解読に端を発し、米国の大手レコード会社からはハードメーカーに対し、さらに強化された新保護技術が確定してからソフトを発売したいとの意向が伝えられました。
この、新しい著作権保護システムについては現時点では確定していないため、方式の確定、ソフト/ハードへの対応等を考慮すると、新方式に対応したプレーヤーの発売には少なくとも半年程度の時間が必要になると予測されます。
このような不測の事態が発生したため、弊社としましては慎重に検討した結果、以下のような対応を実施します。
弊社が10月4日に発表いたしましたDVDオーディオ/ビデオプレーヤー2機種は、DVDオーディオや音楽用CDのクオリティはもちろんの事、DVDビデオの再生(プログレッシブ映像)等においても非常に高いご評価をいただいており、既に多数のご予約をいただくなど、お客様ならびに販売店様から強いご要望を頂いています。
弊社といたしましては、これらのお客様のご期待にお応えするとともにDVDオーディオ機器発売メーカーとして社会的責任を果たすという事を十分に考慮し、今回の対応とさせていただきます。
これらの商品で再生可能なソフトにつきましてあらためて確認いたしますと、
となります。
なお当社におきましては、(1)に述べました、暗号を使用しないDVDオーディオのソフトを発売すべく準備中です。
これらの対応により、弊社はDVDオーディオのフォーマットを提案したメーカーの一社として、コンテンツ側のご意向を最大限尊重した対処を行うと共に、お客様のご期待/ご要望にお答えしていく所存です。また、あわせてDVDオーディオの健全な発展に全力を尽くしていく決意です。
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