報道資料:業務用デジタルネットワーク試聴システム「Keyciao!(聴いちゃお!)」を市場導入

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Pioneer
2000年 7月 12日
パイオニア株式会社
パイオニアLDC株式会社

ネットワーク配信※1による試聴音源供給でCDショップの売上アップに貢献業務用デジタルネットワーク試聴システム
「Keyciao!(聴いちゃお!)」を市場導入

Keyciao!
商品名 価格(税抜) 発売予定日 国内販売
予定数
デジタルネットワーク試聴システム
Keyciao!(聴いちゃお!)
店舗サーバー
(ベーシックタイプ)
100万円※2 8月下旬 3000システム
試聴端末(1台) 10万円
※1 来年より配信開始。当面はCD−ROMにて供給予定
※2 初回標準インストール料含む。工事費、設置費は別

【企画意図】

パイオニア株式会社はこの度、全国のCDショップに向け、最新のデジタル技術と通信カラオケで培ったネットワーク配信技術を駆使した業務用デジタルネットワーク試聴システム「Keyciao!」(聴いちゃお!)を市場導入いたします。
 業務用デジタルネットワーク試聴システム「Keyciao!」(聴いちゃお!)は、試聴用の端末に未開封のCDジャケットのバーコードを読み込ませるだけで、店舗内のサーバーから希望するタイトルを瞬時に検索し、1曲当たり45秒間の試聴が可能です。「MP3(MPEG−1 Audio Layer3)」により圧縮された楽曲データを使用するため、新譜、旧譜にかかわらず5万曲から最大10万曲を店頭で試聴することができます。
 これにより、CDショップは、商品を開封するムダがなくなるとともに、お客様は店舗が有する膨大なタイトルの中から好みの曲を試聴した上で、安心してCDを購入することができます。
楽曲供給については、当面はCD−ROMで供給してまいりますが、来年からは当社が長年培った通信カラオケのノウハウを応用したネットワーク配信により、随時新しいタイトルを供給してまいります。特にCDショップにとって売り上げ構成比の高い新譜については、来店したお客様が、タイムリーに試聴できるよう配信することで、大幅な売上アップが期待されます。
  この度導入するシステムは、パイオニアが開発にあたり、パイオニアLDCが総販売代理店として、今後全国のCDショップに営業活動を行なってまいります。また、ネットワーク配信については関連会社を通じて行っていく予定で、パイオニアグループとして総力をあげてこの事業拡大を推進してまいります。
 なお、システムの試聴音源は株式会社ジャパン ミュージック データ※3より供給を受けてまいります。

※3 試聴音源や付帯情報データを店頭試聴事業者等に提供するために設立された新会社

【Keyciao!(聴いちゃお!)の主な特長】

1 ) バーコードを読み込ませるだけで素早い曲の試聴が可能

お客様が聴きたいCDを開封することなく、ジャケット上のバーコードを読みこませるだけで、瞬時にそのタイトルに収録された全曲のデータを読みこみ、1曲当たり45秒間試聴することができます。音声はデジタル伝送によるクリアな試聴音声で、トラックスキップや早送り・早戻しなど家庭用CDプレーヤーと同等の簡単操作で、誰でも好みの曲が試聴できます。
 また、タイトル名、アーチスト名、曲名、曲の進行具合が確認しやすい、漢字表示対応の大型液晶ディスプレイを採用しています。

2 ) ネットワーク配信によるタイムリーな試聴音源の提供

 楽曲供給については、当面はCD−ROMで供給してまいりますが、来年からはネットワーク配信により、新譜等の店頭試聴サービスがいち早く行えます。

3 ) 導入店舗の規模やニーズに合わせた柔軟なシステム提案が可能

サーバーには最大5万曲のデータが蓄積できるベーシックタイプと、8万曲、10万曲のデータが蓄積できる大容量タイプがあり、店舗の規模やニーズに合わせてお選びいただけます。  また、ベーシックタイプには最大20台、大容量タイプには最大40台の試聴端末が接続可能で、ほぼ同時に同一の曲を全端末で試聴することも可能です。

4 ) 店舗でのコーナー展開が効果的に演出できる、「おすすめ試聴」機能を搭載

 試聴端末ごとに、最大50までのおすすめタイトルをあらかじめ登録することが可能です。お客様はその都度、CDジャケットのバーコードを読み込ませなくても、試聴端末のボタンを操作するだけで簡単におすすめタイトルの試聴ができます。
 また、店内における試聴ベスト50の自動設定も可能です。

5 ) 安心してご使用いただける業務用ならではの高い信頼性を有するシステム

サーバーのOSにはビジネスユースでの信頼性を重視し、Linuxを採用しました。また、無停電電源の標準装備や万一HDの一部データがクラッシュしても、データの自動復元が可能です。
 さらに、ネットワーク回線を経由し、ホストセンターで常時遠隔管理を行うので、端末の不具合など、不慮の事故をいち早く発見することができます。

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