報道資料：「業務用DVDサイバーナビ」新発売

パイオニアナビコム株式会社は、この度、下記要領にて業務用DVDカーナビゲーションシステムを新発売致します。

AVIC-D9510

【企画意図】

日本国内におけるカーナビの累計出荷台数は、2000年4月末時点で600万台を越え、普通乗用車における普及率は10％を越えるまでに至っております。一方、運輸、警備、商用などの『業務用』といわれる分野におけるカーナビの利用は、まだ一部の段階にとどまっております。
今回市場導入する「AVIC−D9510」は、パイオニア製市販DVDカーナビが有する抜群の自車位置精度と豊富な機能に加え、新たに拡張通信機能を搭載いたしました。この新機能によって、ユーザー企業／団体※1は、所有する車両の位置を把握した上で遠隔操作により各車両に搭載されたカーナビ地図画面上に目的地や文字テキスト情報を送信／表示し、的確な指示をドライバーに伝えながら運用を進めて頂く事が可能となります。
また、各車両位置を管理、コントロールすることが可能となれば、ITS※2の基本目標である交通渋滞の軽減、輸送効率化等に役立つことが期待されます。

【主な特長】

1 ) 遠隔コマンド操作によるナビ機能設定やテキスト情報の受信が可能。

本体背面に「シリアル端子」を搭載。無線媒体(携帯電話、MCA、衛星通信等々)との接続により遠隔コマンドを受信することが可能。

• 通常カーナビ利用者がリモコンで設定する機能(目的地設定、登録地設定、登録地取得、立ち寄り地設定等々)をユーザー企業／団体本部(事務所)側より設定可能。また、カーナビ側が目的地を受信すると、自動的に経路設定を行いルートガイダンスを開始。
• 最大全角64文字のテキスト情報を受信、一画面表示が可能。本部(事務所)側より基本ナビ機能設定情報を送信した後に、文字テキストで行動指示を行うことによって的確な指示が可能。(受信履歴を3回まで記憶)

2 ) PCカードスロット搭載

本体前面に、市販DVDカーナビ同様の「PCカードスロット」を搭載。PCカードに記録されたプログラムを書き換える事により、今後のDVD地図ソフトのバージョンアップにも簡単に対応。カーナビ本体は買い換える必要がなく、ソフトウェアの変更／更新だけでカーナビ機能／性能を進化させる事が可能。

【主な仕様】