ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
ご覧になった時点で内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
BSデジタル放送の音声方式である「MPEG-2 AAC」対応のデコーダー搭載
「THXセレクト」規格に対応し、映画館に匹敵するハイクオリティーな音場再生を実現高音質マルチチャンネルAVアンプ2機種を新発売
VSA-D7EX
VSA-D6TX
商品名 | 型番 | 希望小売価格(税別) | 発売時期 | 販売予定台数 |
---|---|---|---|---|
AVアンプ | VSA-D7EX | 125,000円 | 11月中旬 | 2000台/月 |
AVアンプ | VSA-D6TX | 88,000円 | 11月中旬 | 3000台/月 |
近年、DVDの急速な市場拡大に伴い、「Dolby Digital」※や「DTS」※など5.1chサラウンド音声が広く一般に普及しつつあります。また、9月1日から試験放送が開始されたBSデジタル放送では、音声方式に「MPEG-2 AAC」※が採用され、番組によってはハイクオリティーな5.1chサラウンド音声もお楽しみ頂けます。
このようにパッケージと放送という二大メディアのハイクオリティーサラウンド化の進展により、ご家庭内においてもライブステージの感動や映画館での迫力をあますところなく再現し、包み込むような臨場感で音楽や映画を楽しめる「ホームシアター&ホームコンサートホール」※の環境が整いつつあります。
当社がこの度導入する2モデルは、この「ホームシアター&ホームコンサートホール」システムの中核となる「マルチチャンネルAVアンプ」で、新時代のハイクオリティー&マルチチャンネルオーディオに対応する高音質技術と多彩な機能を満載しております。
「MPEG-2 AAC」方式に世界で初めて対応するなど高音質AVアンプとして、好評を戴いておりますVSA-D10EX、VSA-D8EXの思想を発展継承し、AVアンプ市場の中核を占める中級価格帯で圧倒的な高音質・多機能を実現したモデルです。
1 ) BSデジタル放送の音声フォーマット「MPEG-2 AAC」対応のデコーダー搭載
2000年末に本放送が開始されるBSデジタル放送や、それに続く地上波デジタル放送などでの採用が進む、最新音声符号化規格「MPEG-2 AAC」に対応するデコーダーを搭載。この方式で放送されるスポーツや映画等のマルチチャンネル音声番組を、臨場感溢れる音声でお楽しみいただけます。
2 ) 「THXセレクト規格」に適合し、家庭内において映画館に匹敵する音場再生を実現
今回発売の2モデルは、米国ルーカスフィルム社が映画の制作現場であるミキシングスタジオで作られた音声と同等の効果をご家庭内で実現するために提唱している「THXセレクト規格」に対応しています。制作者の意図した音声を細部にわたって忠実に再現するために、ご家庭内での音響環境を最適に整える「THXシネマモード」*の搭載をはじめ、パワーアンプの性能や操作性にいたるまで、民生用製品で最も厳しいといわれる同規格の承認を取得しています。
3 ) 深化する「マルチチャンネルステレオフォニック思想」に基づく高音質回路・パーツを搭載
DVDオーディオ商品を世界で初めて発売したパイオニアが推し進めるコンセプト、それが「マルチチャンネルステレオフォニック思想」です。
制作者が感じた音楽/音場を正確に再現するためには、ソースに含まれる情報をありのままに再生することが必要です。これを実現する手法として、ハイエンド2chオーディオで培ってきた質の高いアンプ回路をマルチチャンネルに展開し、各チャンネルを電気的にも物理的な配置にも厳密なバランスをとって使用する、これが「マルチチャンネルステレオフォニック思想」です。パイオニアはこの理想を具現化すべく、持てる技術を結集し、数々の高音質回路や厳選したパーツを搭載しました。
4 ) 最新のサラウンドフォーマット「サラウンドEX」、DTS-ESに対応した「THXサラウンドEX」デコーダー搭載(VSA-D7EXのみ)
劇場映画「スターウォーズ・エピソード1」で初めて採用され、今後の家庭用パッケージメディアの音声フォーマットとしても注目されている「サラウンドEX」を、ご家庭で楽しむための「THXサラウンドEX」デコーダーを搭載。これによりドルビーデジタル5.1ch信号をベースにサラウンドバック(L/R)を加えた7.1ch再生など、ご家庭でもサラウンドEXシアターの音響をお楽しみいただけます。加えて、DTS社が新たに開発した、DST-ES※(Extended Surround)方式にも対応しているので、これら最新のソースも再生可能です。
5 ) その他の特長
VSA-D7EX | VSA-D6TX | |||
オ l デ ィ オ 特 性 | 実用最大出力 (EIAJ、8Ω、 サラウンド時) | フロント | 130W+130W | |
センター | 130W | |||
サラウンド | 130W+130W | |||
定格出力(5ch) (20Hz_20kHz、 0.09%、8Ω) | フロント | 100W+100W | ||
センター | 100W | |||
サラウンド | 100W+100W | |||
周波数特性 | 5Hz_100kHz(+0dB、_3dB) | |||
全高調波歪率(2ch) (20Hz_20kHz、100W、8Ω) | 0.09% | |||
ライン入力S/N比 (IHF-A) | 103dB | |||
入 力 端 子 | デジタル | 同軸2系統、光3系統(VSA-D7EX)/同軸2系統、光2系統(VSA-D6TX) (PCM/Dolby Digital/DTS/MPEG-2AAC兼用) Dolby Digital RF 1系統(VSA-D7EX) | ||
AUDIO マルチチャンネル入力 | 5系統(VSA-D7EX)/4系統(VSA-D6TX) (CD, TUNER, CD-R/ TAPE1/MD,TAPE2 MONITOR) (Phono1系統=VSA-D7EXのみ) | |||
1系統 | ||||
VIDEO | 5系統 (DVD/LD,TV/SAT/DVD,VCR1/DVR,VCR2,VIDEO) | |||
S_VIDEO | 5系統;S2対応 (DVD/LD,TV/SAT/DVD,VCR1/DVR,VCR2,VIDEO) | |||
COMPONENT VIDEO | 2系統(DVD/LD,TV/SAT/DVD) | _ | ||
D4 VIDEO | 2系統 (DVD/LD,TV/SAT/DVD) | _ | ||
出 力 端 子 | フロント | スピーカー出力L/R2系統(+プリアウトL/R1系統) | ||
センター | スピーカー出力1系統(+プリアウト1系統) | |||
リア | スピーカー出力SL、SR各1系統(+プリアウトSL/SR1系統) | |||
サブウーファー | プリアウト1系統 | |||
サラウンドバック | プリアウトSBL/SBR1系統 | _ | ||
デジタル | 光2系統 | 光1系統 | ||
AUDIO | 2系統(CD-R/ TAPE1/MD,TAPE2 MONITOR) | |||
VIDEO | 4系統(VSA-D7EX)/3系統(VSA-D6TX) (VCR1,VCR2,VIDEOMONITOR1) (VIDEOMONITOR2=VSA-D7EXのみ) | |||
S_VIDEO | 3系統(VCR1,VCR2,VIDEOMONITOR;S2対応) | |||
COMPONENT VIDEO | 1系統 (MONITOR) | _ | ||
D4 VIDEO | 1系統 (MONITOR) | _ | ||
そ の 他 | SR入出力 | 各1系統 | 各1系統 | |
ACアウトレット | 連動2 | |||
外形寸法 | 420(W)×173(H)×463(D) | |||
製品質量 | 17.4Kg | 16.0Kg | ||
消費電力 | 300W | |||
待機電力 | 0.6W |
※Dolby Digital(AC_3)
米国ドルビー研究所が開発した「ドルビーデジタル」の家庭用デジタルサラウンドフォーマットで、現在もっとも普及している映画音声方式。DVDビデオの標準音声方式として採用されており、デジタル時代の標準フォーマットとして普及が進んでいます。
※DTS(Digital Theater Systems)
米国DTS(Digital Theater Systems)社が開発した映画用音声記録方式「DTSサウンドシステム」の家庭用デジタルサラウンドフォーマットで、音声信号の圧縮比率が低く転送レートも高いため、その豊富な情報量により、精細で濃密、緊迫感のあふれる高音質サラウンド音声が再生可能です。
※MPEG_2 AAC(Advanced Audio Coding)
MPEG2オーディオの標準方式の一つで、試験放送が開始されたBSデジタル放送等、今後、日本のデジタル放送のほとんどで採用されることになっている最新の音声符号化規格。低ビットレートでかつ高音質を確保できる点が特長で、番組内容によりマルチチャンネル設定が可能なフォーマットです。
※「ホームシアター&ホームコンサートホール」
「ホームシアター&ホームコンサートホール」とは、光ディスクとワイドレンジテクノロジー等のパイオニア独自の先進技術と豊富なノウハウによって、新しい時代の音楽、映像再生を目指す、パイオニアのコンセプトワードです。
※サラウンドEX (Dolby Digital Surround EX)
ルーカスフィルムTHXとドルビー研究所が共同で開発した最新音響デジタルフォーマットで、1999年夏に上映された「スター・ウオーズエピソード1 ファントムメナス」が最初の作品。同方式は、ドルビーデジタル5.1ch信号をベースにサラウンド用左チャンネルと同右チャンネルにマトリクスエンコードされた“サラウンドバック”チャンネル音声を加えたもの。家庭用としては、4月7日にパイオニアLDCから発売された「スター・ウオーズエピソード1 ファントムメナス」のLD版が最初に対応しましたが、その後も大作中心にリリースが増加中です。「THXサラウンドEX」は「サラウンドEX」を家庭で楽しんで頂くため承認されている唯一の正式デコード方式です。
※MOS FET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)
FETは日本語で電界効果トランジスターと呼ばれています。電流の変化で動作する一般的なトランジスターとは異なり、入力インピーダンスが高く電圧の変化で動作します。また、MOS型は金属(metal)の電極、酸化物(oxide)の膜、ベースのシリコンの3層で構成されています。MOS FETの特徴はリニアな動作曲線を備え、スイッチング歪みが発生しにくい点や、連続した大電流に強く熱暴走がない点などです。そのため、高音質の高級アンプに数多く採用されています。
※DTS_ES(Extended Surround)
米国DTS(Digital Theater Systems)社が導入した最新サラウンドフォーマット。サラウンドEX同様、リアセンターに新たにチャンネルを加え、音声信号の圧縮比率が低く転送レートも高い「DTSサウンドシステム」の特長を生かし、オリジナルの5.1CHに比較し、後方の情報量が増加し、より濃密なサラウンド再生可能が可能になりました。
他の報道資料を探す
キーワードで探す
年月で探す