報道資料:普及価格で初のコンポーネント端子を装備した*ハイコストパフォーマンスAVアンプ「VSX−D710S」新発売

ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
ご覧になった時点で内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

Pioneer
2001年 4月 19日
パイオニア株式会社

普及価格で初のコンポーネント端子を装備した*
ハイコストパフォーマンスAVアンプ「VSX−D710S」新発売

VSX−D710S

ハイコストパフォーマンスAVアンプ
VSX−D710S

商品名 型番 希望小売価格(税別) 発売時期 販売予定台数
AVアンプ VSX−D710S 49,800円 5月下旬 3,000台/月
* 平成13年4月19日現在

【企画意図】

近年、DVDプレーヤーの普及拡大に伴い、DTS*やドルビーデジタル*等の5.1ch音声を収録したDVDビデオソフトも充実してまいりました。このような状況下、ご家庭で映画や音楽を臨場感豊かに楽しめる「ホームシアター」の市場が急速に拡大しつつあります。その中核となるAVアンプは、昨年18万5千台(前年比約160%、JEITA調べ)と大幅に出荷台数を伸ばしております。
当社がこの度発売いたします「VSX−D710S」は、昨年の市場導入以来、売上NO.1※を誇る人気モデル「VSX−D3」の上位モデルです。
「VSX−D710S」は、5.1chの音声をお楽しみいただける「DTS/ドルビーデジタルデコーダー」の搭載はもちろん、高画質な映像伝送を実現する「コンポーネント映像端子」を普及価格帯のAVアンプとしては初めて装備しております。
また、多くのAV機器を一つのリモコンで操作可能な「学習&プリセット型スマートリモコン」を付属するとともに、「5.1チャンネル入力端子」を始めとする豊富な入出力端子により多様なAVメディアに対応する商品です。

※ 2000年6月~2001年3月トータル実績、AVレシーバー区分、GFKジャパンデータより

【主な特長】

1 ) コンポーネント映像端子を始めとする豊富な入出力端子により、多様なAV機器に対応

現在、最も高品位な映像伝送方式として定着しているコンポーネント映像端子(入力2系統/出力1系統)を普及価格帯のAVアンプとしては初めて装備しました。このコンポーネント映像端子は、DVDの最高画質であるプログレッシブ信号(480P)にも対応しておりますので、DVDの高画質映像をありのままにディスプレイへ伝送します。
また、DVDオーディオやデジタルBS放送などのマルチチャンネルオーディオとの接続が可能な「5.1チャンネル入力端子」や、ビデオカメラやゲーム機の接続に便利なフロントAV入力端子(S端子付き映像1系統/音声1系統)など、豊富な音声・映像入出力端子を装備しております。

2 ) DTS/ドルビーデジタルデコーダー搭載

DVDビデオ規格の標準音声フォーマットである「ドルビーデジタル」に加え、より転送レートが高く、高音質を求めるソフトに採用されている「DTS」に対応したデコーダーを搭載。 ご家庭で最新映画館の臨場感をありのままに再現することが可能です。

3 ) 臨場感溢れるオリジナル音響機能と高音質設計思想に基づいた回路構成

  • 「DSPモード」(6モード:Theater1/Theater2/Hall1/Hall2/JAZZ/Dance)に加え、DTSやドルビーデジタルのディスクリートマルチチャンネルの音響効果をさらに高める「Advanced Theaterモード」(4モード:Musical/Drama/Action/Expanded Theater)を搭載。
    中でも「Expanded Theaterモード」では、レンタルビデオやTV放送、ゲームなどで使用されているドルビープロロジックの音声でも、ドルビーデジタルに匹敵する臨場感あふれる立体音場がお楽しみいただけます。また、ドルビーデジタルやDTSソースにお使いいただく場合は、拡がり感が増大し、よりダイナミックな立体音場を作り出します。
  • 小音量で映画や音楽を聞く際に、「迫力」や「響き」の減少やセリフの聞き取り難さを補正し、大音量時の臨場感を味わえる「ミッドナイトリスニングモード」機能を搭載。
    *サラウンド時はもちろんのこと、2チャンネル再生時でもお楽しみいただけます。
  • 高音質を実現する上で欠かせない筐体構造を見直し、大電流回路と小信号回路の分離や、信号ラインを最短化することで、ノイズの混入や回路間の信号の干渉を抑えるダイレクトコンストラクションを採用いたしました。
  • サラウンド5チャンネル同一設計のハイパワーアンプ(100W×5)を搭載。パワーアンプ部分にはオリジナル開発の高効率、高音質ハイブリッドパワーアンプモジュールPHA(Pioneer Hybrid Amplification)を採用いたしました。
  • 全チャンネル同一形状の大型スピーカーターミナルを採用。バナナプラグによる接続も可能で、スピーカーへ確実な信号伝送を行います。

4 ) プリセット機能、学習機能を搭載した大型多機能リモコン

  • 当社をはじめ主要メーカーAV機器の操作コードがあらかじめ記憶されたプリセット機能
  • 一般のAV機器で採用されている赤外線方式のリモコン信号を学習可能
  • 当社DVDプレーヤーとの組み合せ操作時に使いやすいキー配列

5 ) その他の特長

  • 30局までプリセット可能なFM/AMチューナー内蔵
  • 映画鑑賞の雰囲気を損なわない4段階ディマー機能付きFLディスプレー
  • 前面パネルに大型ドアを配したシンプルで高級感溢れるデザイン
  • スタンバイ時の消費電力が1W以下の省電力設計

[用語解説]

  • DTS---米国DTS(Digital Theater Systems)社が開発した映画用音声記録方式「DTSサウンドシステム」の家庭用デジタルサラウンドフォーマットのことで、音声信号の圧縮比率が低く転送レートも高いため、より高音質のサラウンド音声が再生可能とされている。
  • ドルビーデジタル---米国ドルビー研究所が開発した「ドルビーデジタル」の家庭用デジタルサラウンドフォーマットで、現在もっとも普及している映画音声方式。DVDビデオ規格の標準音声として採用されており、デジタル時代の標準フォーマットとして普及が進んでいる。

【主な仕様】

・オーディオ特性 実用最大出力 フロント:100W+100W
センター:100W
リア:100W+100W(JEITA、6Ω、サラウンド時)
定格出力  70W+70W(20Hz~20KHz、0.09%、6Ω)
周波数特性  5Hz~100KHz(+0/−3dB)
全高調波歪率  0.09%(20Hz~20KHz、70W、6Ω)
ライン入力S/N比  99dB(IHF-A)
・チューナー部 受信周波数 76.0MHz~90.0MHz(FM)、522kHz~1,629kHz(AM)
実用感度 モノ:15.2dBf(1.6μV/75Ω)(FM)、350μV/m(AM)
・入力端子 デジタル  同軸1系統、光2系統(PCM/Dolby Digital/DTS兼用)
AUDIO 3系統(CD,CD−R/TAPE/MD,AUX)
VIDEO  4系統(DVD/LD,TV/SAT,VCR/DVR,VIDEO)
S−VIDEO  4系統;DVD/LD,TV/SAT,VCR/DVR,VIDEO)
コンポーネント    2系統(アサイン可能)
・出力端子 プリアウト: センター出力(1系統)
  サブウーファー出力(1系統)
デジタル  光1系統
AUDIO  1系統(CD−R/TAPE/MD)
VIDEO  2系統(VCR/DVR、MONITOR)
S−VIDEO  2系統(VCR/DVR、MONITOR)
スピーカー  AB2系統
コンポーネント 1系統
・その他 SR出力: 1系統
外形寸法: 420(W)×401(D)×158(H)mm
製品質量: 8.8kg
消費電力: 200W

他の報道資料を探す

キーワードで探す

年月で探す