報道資料：DVD-R／RWレコーダー2機種 新発売

• 高速ダビングに対応、大容量ハードディスクドライブ(HDD)を搭載した
  DVDレコーダー「DVR-77H」
• 高画質と操作性を追求したDVDレコーダー ｢DVR-55｣

DVR-77H

DVR-55

【企画意図】

現在、DVDレコーダーの市場は急速に拡大し、今年度の国内市場規模は80万台と予測されます(パイオニア予測)。また、BS、CSデジタル、CATVなど放送メディアの充実に伴って番組も多様化しており、自分の嗜好に合った番組を都合のよい時間に見たい、あるいは保存しておきたいといった欲求も高まっております。
この度発売する「DVR-77H」は、大容量HDDを搭載しており、録画したものをDVD-R/RWディスクへ高速ダビングすることも可能な、デジタル時代の快適な録画・保存スタイルを提案する製品です。
「DVR-55」は、高画質・高音質のDVD録画・再生をより身近にする普及価格帯の製品です。
また、DVD-R／RWディスクは既存のDVDプレーヤー等との互換性が高いことから、録画したディスクは様々な場面でお楽しみいただけます。
当社は、今年6月に発売したDVDレコーダー｢DVR-3000｣に加え、この新製品2機種を導入することにより、3機種のラインアップでDVDレコーダー市場の一層の活性化をはかってまいります。

【HDD＆DVDレコーダー「DVR-77H」の主な特長】

1 ) 大容量80GB(ギガバイト)ハードディスクドライブ(HDD)搭載で最長約102時間録画

大容量80GBのHDDを搭載することにより、ディスクの入れ替えや容量を気にすることなく録画できます。録画時間は、FINE：約17時間、SP：約34時間、LP：約68時間、EP：約102時間のほか、マニュアルモード(MN)では録画内容や時間に応じて 最高画質の約17時間から最長の約102時間まで、32ステップで選択可能です。

2 ) 最大約24倍速^※1の高速ダビングなど、様々な選択が可能なダビングモード

DVDフォーラムにて新しく規格化された、DVD-R4倍速、DVD-RW2倍速^※2の記録に対応することにより、HDDからDVDへの高速ダビングを実現いたしました。HDDへEPモードで録画された映像の場合、最大約24倍速のダビングが可能となります。
VRモード(DVD-RW)のみならず、ビデオモード(DVD-R/RW)にも対応しており^※3、『HDDで録画し、互換性の高いDVD-R/RWへ高速でダビングする』という理想的な録画スタイルを実現いたしました。HDDからDVDへの高速ダビングは、デジタルデータコピーのため、画質・音質は劣化しません。

1. 簡単高速ワンタッチダビング：HDDに録画したタイトルを再生中に｢ワンタッチダビング｣ボタンを押すと、そのタイトルの先頭から高速でDVDにダビングできます。
2. 編集高速ダビング：HDDに録画したタイトルで、不要部分の削除や複数のタイトルから編集を行ったものでも、DVD-R／RWへ高速ダビングが可能です。^※4
3. フレーム編集ダビング：フレーム単位(1／30秒)で編集し、ダビングができます。
4. ジャストダビング：HDDに録画されたタイトルをDVDの空き容量にぴったり収まるよう、録画モードを自動的に調整してダビングします。

3 ) HDDならではの便利な新機能

1. 同時録再・追いかけ再生：HDDへ録画中の番組の先頭から再生することができる追いかけ再生や、DVDを再生中にHDDで録画するといった同時録再が可能。
   さらに、HDDからDVDへの高速ダビング中に、HDDでの録画・再生が可能です。
2. グループ検索機能：HDDのディスクナビ上で、タイトルごとにグループを設定できます。タイトル数が多くなるHDD録画で目的のタイトルを探すのに便利です。
3. 更新録画機能：録画予約時に毎日、毎週録画では更新録画設定が可能。更新録画を設定すると、そのタイトルに上書きして録画します。
4. おたすけ録画機能：DVDの予約録画スタート時に、DVDディスクの容量が不足している場合やディスクが入っていない場合には、タイトルの先頭からHDDに録画します。
5. ｢1回だけ録画可能｣番組のムーブ対応：HDDに録画した｢1回だけ録画可能｣番組を、DVD-RW(ver.1.1withCPRM)へVRモードで移動させることができます。(HDDの録画内容は消去されます)

【DVDレコーダー「DVR-55」、HDD＆DVDレコーダー「DVR-77H」共通の主な特長】

1 ) 用途にあわせて、お好みの録画モードやディスクを選択可能

多彩な機能が楽しめる“VRモード"は、DVD-RWディスクに対応した映像の録画方式で、簡単編集を初め、豊富な編集機能を兼ね備えています。
より高い互換性を持つ“ビデオモード"で録画したDVD-R、DVD-RWディスクは、当社をはじめ各社から発売されているDVDプレーヤーや、DVDビデオに対応したパソコン等で幅広く再生することが可能^※5です (編集機能はありません) 。
どちらのモードも、録画時間^※6はFINE：約1時間、SP：約2時間、LP：約4時間、EP：約6時間および、マニュアルモード(MN)では最高画質の約1時間から最長の約6時間まで32ステップで選択可能です。

2 ) 互換性の高いビデオモードの高機能化

1. VBR(Variable Bit Rate)記録：動きや色の変化量の多いシーンに優先的にデータ量を割り振ることにより、効率的に記録容量を利用でき、さらなる高画質化を実現しました。
2. リニアPCM音声記録：FINEモード(MN32)では、音声を圧縮しないリニアPCMで記録するため、クオリティの高い音質を楽しむことができます。
3. 静止画一覧付きタイトルメニュー作成：ファイナライズ後のDVDディスクのメニュー画面で、各タイトルを静止画で一覧表示できるので、一般のDVDプレーヤーでもタイトル確認が容易です。
4. ファイナライズ解除による映像の追記が可能(DVD-RWディスク)：ビデオモードでもファイナライズを解除することにより、初期化することなく、映像の追記が可能となりました。

3 ) 高画質を実現する最先端技術

1. デジタル・ビデオ・ノイズ・リダクション搭載
2. 10bit／54MHz映像DAC搭載(コンポーネント出力)
3. 高画質録画を可能にするデジタルTBC(Time Base Corrector)＆3次元Y／C分離回路搭載

4 ) 高画質を実現する様々な機能

1. DVDをより美しい映像で楽しめるプログレッシブ再生
独自開発のLSI「VQE7」を使用したプログレッシブスキャン回路を搭載しました。このLSIは、昨年様々な賞を頂き、お客様からも高い評価を頂いた当社のDVDオーディオ／ビデオプレーヤー「DVD-S747A」にも搭載しており、DVDの高品位な映像をより忠実に再現します。市販のDVDビデオソフトはもちろん、録画した映像もプログレッシブ出力で再生します。
2. デジタルビデオカメラとi.LINK^※7接続できるDV端子を搭載：デジタルビデオカメラで撮影した、とっておきの映像を、DV端子を使ってディスクにデジタルダビングできます。^※8

【その他の特長】

1. プログレッシブ映像出力(525P)に対応するD1/D2映像出力端子
2. DVDの高音質をフル再生する192kHz／24bit D／Aコンバーター搭載
3. 輝度(Y)と色差(Cb、Cr)の映像信号をダイレクトに出力するコンポーネント映像出力端子
4. BSデジタルチューナーやCSデジタルチューナーなどで設定した録画予約に連動し、自動的に録画を開始する、オートスタート録画
5. 予約の情報をディスクに記憶させることができる、ディスク予約機能。ディスクを本機に挿入するだけで、予約録画の準備が完了します。(VRモード・｢DVR-55のみ｣)
6. BSアナログチューナー搭載
7. 2本のスピーカーで臨場感ある音場をつくりだす、バーチャルサラウンド搭載
8. 編集した映像もスムーズに再生できるシームレス再生機能^※9
9. Gコード^※10対応リモコン

【「DVR-77H」「DVR-55」の主な仕様】