報道資料:簡単操作でDVDビデオ制作の効率化を実現業務用DVDレコーダー「PRV-LX1」新発売

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Pioneer
2003年 4月 7日
パイオニア株式会社

簡単操作でDVDビデオ制作の効率化を実現
業務用DVDレコーダー「PRV-LX1」新発売

PRV-LX1

商品名 型番 価格 発売予定日
DVDビデオレコーダー※1 PRV-LX1 オープン 6月下旬
DVD-R/RWライターユニット
(別売オプション)
PRA-DW11 オープン 6月下旬
※1:PRV-LX1には120GBのHDDとDVD-R/RWライター1台が標準で搭載されております。

【企画意図】

 現在、DVDビデオは業務用分野においても、イベントなどで使用される企業のプロモーションビデオや博物館の映像展示ビデオ、また結婚式の記録ビデオ等、主要メディアとして幅広く活用されております。
この様な少量配布を目的としたコンテンツ制作では、その制作工程のさらなる効率化・簡易化を求めるニーズが高まっております。
 この度当社が発売する「PRV-LX1」は、DVDビデオ制作専用として設計した業務用DVDレコーダーで、専用GUIの搭載や多彩な入出力インターフェイスにより、DVDコンテンツ制作やDVDへのメディアチェンジ作業のさらなる効率化・簡易化を実現する製品です。

【主な特長】

1 ) ドライブ拡張が可能なHDD&DVD-R/RWレコーダー

 「PRV-LX1」は、120GB※2のHDDとDVD-R/RWライターを各1台、標準で搭載しています。さらに、拡張ベイに別売オプションのDVD-R/RWライター「PRA-DW11」を増設すれば、HDD1台とDVD-R/RWライター2台のハードウェア構成を実現し、2枚のDVD-R/RWディスクへ同時録画が可能となります。

※2:記録可能なユーザーエリアは約100GBです。

2 ) 業務用ならではの多彩な入出力インターフェイスを装備

 コンポジットビデオ、S-ビデオ、DV、RCA端子に加え、コンポーネントビデオとXLR端子を装備し、多様な業務用映像機器との接続を可能にしています。また、RS-422A、DV、LTC(リニアタイムコード)端子などを使用することにより、タイムコード※3情報に準じた記録を実現します。その他、外部同期端子※4など、業務用に必要なインターフェイスを標準搭載しています。

※3:ディスクや映像ファイルにタイムコードを記録することはできません。
※4:外部同期は再生同期のためのものです。色位相の同期は対応していません。

3 ) 専用GUI(Graphical User Interface)とキーボード、マウスによる簡単オペレーション

 コンテンツ作成を円滑に進める専用のGUIを標準搭載。オペレーションコントロールはフロントパネルのボタン、リモコン操作に加え、キーボード※5、マウス※5からも可能です。ファンクションキー登録機能を使えば、キーボードにフロントパネルボタンの機能などをそのまま割り当てることが可能ですので、ダイレクト文字入力※6などとあわせて、効率的な作業を実現します。

※5:キーボード、マウスは別途、USB対応製品の購入が必要です。
※6:文字入力にはキーボードが必要になります。

4 ) 用途、目的にあわせた多彩なメニューやプログラムディスクの作成が可能

  1. メニュー作成・カスタマイズ機能
    プレゼンテーション、配布、コンテンツ管理用など、用途に合わせて多彩なメニューのデザインレイアウトを標準装備。設定を行うだけでメニューの作成からディスク記録まで、自動で行うことが可能です。また目的にあわせて、タイプやボタン色、背景画像等の選択・変更が可能ですので、納品先の要望に合わせたメニューの作成も可能です。
  2. ディスクプログラム設定
    プレーヤーでの再生時に、最初にプレイする箇所を指定するファーストプレイプログラムやタイトル再生終了時点の動作を指定するタイトルポストコマンド設定等、再生プログラムの設定も可能です。
  3. 任意のチャプター設定が可能
    3分、5分、10分間隔で自動的にチャプターマークを設定できる「オートチャプター」機能を始め、任意のポイントにチャプターマークを設定することが可能な「マニュアルチャプター」機能を搭載。録画しながらチャプターマークを挿入すれば、検索性の高いDVDビデオディスクの作成が可能です。

5 ) HDDで実現する多彩な編集機能

  1. タイムシフト再生
    HDDへ録画中のコンテンツを先頭からプレビューすることができます。
  2. 録画映像クリップの編集
    HDDに記録されたビデオクリップのコピー、削除、トリミングが可能です。
    また、ビデオクリップ内のチャプターマークの変更も可能です。
  3. タイトルセレクション
    記録されたクリップの中から、ディスク化するクリップの選択・記録順の変更が可能です。

6 ) 業務用途に便利な機能

  1. 少量配布に最適な各種デュプリケーション機能
    最大4倍速※7の高速デュプリケーションにより、ディスク複製作業※8の効率化を実現します。HDDからDVD-R/RWディスクへはもちろん、DVD-R/RWライターを増設すれば、DVD-R/RWディスク同士のデュプリケーションも可能です。
    ※7:DVD-Rへの4倍速書き込み(DVD-R for General Version 2.0 / 4X-SPEED DVD-R Revision 1.0)およびDVD-RWディスクへの2倍速書き込み(DVD-RW Version 1.1 / 2X-SPEED DVD-RW Revision 1.0)は、2002年8月にDVDフォーラムで承認された新しい規格です。DVD-Rへの4倍速書き込み、DVD-RWへの2倍速書き込みには、この規格に対応したディスクをご使用ください。
    ※8:複製を禁止した著作権保護ディスクの複製はできません。 複製には著作権者の承諾が必要です。
  2. 外部コントロールを使ったオートキャプチャー機能
    RS-422A、DVのコントロールインターフェイスを利用し、記録の開始/終了をタイムコードで指定することにより、VTRをコントロールして精度の高い映像記録が可能※9になります。
    ※9:記録停止時、最大+3フレームの誤差が生じる場合があります。機種によってはコントロールできない場合があります。
  3. 各種ファイルのインポート機能
    メニューの背景画像、メニューデザイン、オートキャプチャー用の設定リスト※10を、イーサーネットやディスクからインポートすることが可能で、独自のディスク作成や編集の際にすでに作成されたEDL(エディットデシジョンリスト)を活用できるようになります。
  4. ※10:EDLインポートの場合、本機に合わせた形式にEDLを変更する必要があります。

【主な仕様】

[一般]
電源定格 AC 100V、50/60Hz
消費電力(標準) 130W
消費電力(フルオプション) 150W
本体重量 約14Kg
外形寸法 427(W)×180.5(H)×509.5(D)mm
使用温度範囲 +5℃~+35℃
使用湿度範囲 5~85%(結露のないこと)
[記録]
記録フォーマット DVD:DVD-VIDEO
HDD:VOB FILE
記録可能ディスク DVD-R
DVD-RW
映像記録方式
 サンプリング周波数
 圧縮方式

13.5MHz
MPEG
音声記録方式
 サンプリング周波数
 圧縮方式

48KHz
DolbyDigital及びリニアPCM(非圧縮)
記録時間
 DVD-R/RW(マニュアルレート)
 HDD(マニュアルレート)

約1~6時間
最高レート:23時間、最低レート:100時間
[再生]
再生可能ディスク DVD-VIDEO、DVD-R、DVD-RW
[映像入力]
コンポジット BNC×1、1.0Vp-p、75Ω
S VIDEO 4ピンミニDIN×1
 Y:1.0Vp-p、75Ω
 C:0.286Vp-p、75Ω
コンポーネント BNC×3
 Y:1.0Vp-p、75Ω
 B-Y:0.525/0.7Vp-p切換、75Ω(75%)
 R-Y:0.525/0.7Vp-p切換、75Ω(75%)
[映像出力]
コンポジット BNC×1、1.0Vp-p、75Ω
S VIDEO 4PミニDIN×1
 Y:1.0Vp-p、75Ω
 C:0.286Vp-p、75Ω
コンポーネント BNC×3
 Y:1.0Vp-p、75Ω
 Cb:0.7Vp-p、75Ω
 Cr:0.7Vp-p、75Ω
[音声入力]
L、R:不平衡 ピンジャック×2、2Vrms(0dBfs)、22KΩ以上
1CH(L)、2CH(R):平衡 XLR(オス)×2、+4dBu、600Ω
[音声出力]
L、R:不平衡 ピンジャック×2、2Vrms(0dBfs)、1.5KΩ以下
1CH(L)、2CH(R):平衡 XLR(メス)×2、0dBu、600Ω負荷、ローインピーダンス
デジタル:不平衡 ピンジャック×1、0.5Vp-p、75Ω
[その他]
DV入出力 4ピン×1 (i.LINK/IEEE1394準拠)
LTC入力 BNC×1、0.5~8Vp-p、3KΩ
リモート入力 D-sub9ピン(メス)×1 (RS-422A準拠)
リモート出力 D-sub9ピン(メス)×1 (RS-422A準拠)
外部同期信号入力 BNC×2(ループスルー) 75ΩON/OFF
UPS制御 D-sub9ピン(オス)×1 (RS-232C準拠)
VGA出力 ミニD-sub15ピン(メス)×1
マウス/キーボード端子 4PタイプA フロント×2、リア×2 (USB2.0準拠)
イーサネット 8Pタイプ×1 (IEEE802.3準拠 カテゴリ5)

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