報道資料:DJ※1向けCDプレーヤー「CDJ−1000MK2」新発売

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Pioneer
2003年 6月 12日
パイオニア株式会社

アナログターンテーブルプレーヤーを上回る操作性と多彩なデジタル機能を搭載DJ※1向けCDプレーヤー「CDJ−1000MK2」新発売

CDJ-1000MK2

CDJ-1000MK2

商品名 型番 希望小売
価格(税別)
発売
予定日
全世界販売
予定台数
CDプレーヤー CDJ−1000MK2 150,000円 7月中旬 30,000台/年
(国内3,000台/年)

【企画意図】

 現在、国内でリミックス/DJプレイ※2を楽しむアマチュアDJが徐々に増えています。従来は、アナログターンテーブルの使用が主流でしたが、近年はスクラッチ※3機能はもちろん、デジタル(CD)機能を多数搭載したDJ向けCDプレーヤーが高い評価を得ています。この度当社が発売いたします「CDJ−1000MK2」は、CDプレーヤー市場でスタンダードとしての地位を確立したCDJ−1000をベースに、お客様の声を反映して開発したモデルです。アナログライクな操作性を踏襲し、基本性能をさらに向上させ、DJパフォーマンスによって生み出された音をデジタルで出力することも可能にしました。当社は、プロからアマチュアまで幅広いDJのニーズにお応えし、新しい音楽の楽しみ方を提案することで、DJ市場とオーディオ市場の活性化を図って参ります。

【主な特長】

1 ) 基本性能の向上

  1. 大型ジョグダイヤル:アナログターンテーブルプレーヤーをも上回る操作性を実現した大型ジョグダイヤルは、内部構造を改良し、よりスムース、かつ耐久性のアップを実現。
  2. 音質:信号の伝送部分である配線材の抵抗を小さくし、パワー感のある低音を実現。メカの不要な振動を抑え、忠実な原音再生が可能。
  3. テンポ:テンポ(スピード)の可変範囲に、±100%の「WIDEモード」を追加。±6%では0.02%、±10%・±16%では0.05%の微調整が可能。より正確に曲をミックスできます。
  4. 表示:キュー※4ポイントはレコードに目印をつける感覚で、オンジョグディスプレイ上に位置表示。

2 ) DJパフォーマンスが可能なデジタルアウト

 スクラッチ、テンポコントロール等、DJパフォーマンスによって生み出された音が、デジタルで出力可能。DJパフォーマンスを行ったオリジナルの音楽制作等に大変便利です。

3 ) その他

 低音ビートや音量の強弱を視覚的に確認できる「ウェーブ表示」/マルチメディアカードを標準搭載/トラックサーチ、ホットキュー※5後、すぐにスクラッチ可能/ホットキューの連続入力可能

【主な仕様】

使用ディスク 標準CD、CD−R、CD−RW
周波数特性 4Hz~20kHz
S/N比 115dB以上(JEITA)
全高調波歪率 0.006%(JEITA)
出力端子 LINE OUT(RCA)、DIGITAL OUT(RCA)
その他の端子 CONTROL(φ3.5ミニプラグ)
オーディオ出力電圧 2.0V
使用電源 AC100V(50Hz/60Hz)
消費電力 28W
最大外形寸法 320(W)×370(D)×105(H)mm
本体質量 4.2kg
※1 DJ:ディスコ/クラブ等で、お客様を踊らせ楽しませるために音楽をかける職業。単なる機器の操作をするオペレーターではなく、エンターテイナーであり音楽を創作するクリエイター。
※2 リミックス/DJプレイ:ディスコ/クラブのDJが、複数のアナログターンテーブルプレーヤーやCDプレーヤーとミキサーを駆使して、次々と曲をつなぎ、複数の曲をミックスすることで様々な音の演出をすること。このリミックス/DJプレイを実現するには、使用する曲のテンポ(スピード)が変えられ、素早く曲の頭出しができ、頭出しのポイントからタイムラグなくすぐに音が出せること等が必要不可欠。
※3 スクラッチ:アナログターンテーブルプレーヤー使用時に、DJが針を落としたままアナログレコードを直接手で前後に動かし、擦過音を生み出すリミックス/DJプレイのテクニック。
※4 曲の頭だしのポイント。
※5 予めメモリー(ディスク毎に最大3つ)したポイントから、瞬時に再生が可能。

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