報道資料:HDD内蔵DVDレコーダー 4機種 新発売

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Pioneer
2003年 9月 3日
パイオニア株式会社

~本格普及期を迎える200万台市場に向け、ラインアップを強化~HDD内蔵DVDレコーダー 4機種 新発売

  • 最大約24倍速※1の高速ダビングはじめ、より進化した「ダビング機能」「かんたん・便利機能」
  • 高速ダビング中にも、HDDへの録画やHDDの再生が可能
  • 大容量HDDは160GB、120GB、80GBの3タイプ
DVR-710H-S DVR-610H-S
DVR-710H-S DVR-610H-S
DVR-515H-S DVR-510H-S
DVR-515H-S DVR-510H-S
商品名 型番 希望小売
価格
発売
時期
販売予定
台数/月
HDD&DVDレコーダー DVR−710H−S オープン 11月中旬 20,000台
HDD&DVDレコーダー DVR−610H−S オープン 11月中旬 10,000台
HDD&DVDレコーダー DVR−515H−S オープン 10月下旬 30,000台
HDD&DVDレコーダー DVR−510H−S オープン 10月上旬 40,000台

【企画意図】

 現在、DVDレコーダーの市場は急速に拡大し、当社では、今年度の国内市場規模を200万台と予測しております。中でもHDD搭載タイプのDVDレコーダーが最も注目を集めており、現在、国内市場の販売台数に占める割合は約6割と、市場を牽引する役割を担っております。
 この度発売いたしますHDD搭載のDVDレコーダー4機種は、すべて最大24倍速※1の高速ダビングに対応しており、さらに高速ダビング中にも、HDDへの録画やHDDの再生が可能なため、いつでも気軽に、すばやくダビングできます。また、高速ダビングを活用したディスク焼き増し機能「ディスクバックアップ」など、当社独自の様々な新提案を盛り込み、多彩なお客様のニーズに対応いたしました。DVD−R、DVD−RWは、既存のDVDプレーヤー等での再生互換性が高いことから、録画、ダビングした映像は様々な場面でお楽しみいただけます。
 この新製品4機種に、先に発売いたしました「DVR−310−S」を加えた5機種のラインアップで、当社は一層の市場拡大とトップシェア獲得を目指します。

【主な特長】

1 ) 大容量HDD内蔵で長時間録画を実現

 「DVR−710H−S」「DVR−610H−S」 160GB HDD内蔵、最長約204時間録画が可能
「DVR−515H−S」 120GB HDD内蔵、最長約153時間録画が可能
「DVR−510H−S」 80GB HDD内蔵、最長約102時間録画が可能

2 ) 「ディスクバックアップ」機能など、さらに進化した高速ダビング機能

  1. 「HDDからDVD−R、DVD−RWへの高速ダビング」
    HDDからDVD−Rディスクへ約4倍速~24倍速※2、DVD−RWディスクへ約2倍速~12倍速※2の 高速ダビングが可能です。
  2. 《新機能》 「DVD−RWからHDDへの高速ダビング」
    DVD−RWへVRモードで録画したタイトルを高速でHDDへダビングできます。※3
  3. 《新機能》 ディスクの焼き増しに便利な「ディスクバックアップ」
    ビデオモードで録画したファイナライズ済のDVD−R、DVD−RWディスクの内容を一度HDDへ吸い上げて他のディスクへそのままバックアップすることができます。タイトル名や編集ポイントもそのままバックアップ可能です。

3 ) 高速ダビング中でも録画・再生が可能な当社独自の「フルタイムシフト」機能

高速ダビング中やディスクバックアップを行っている間にも、HDDへの録画およびHDD内のタイトルの再生が可能です。「ダビングを始めたら、子供が昨日録画したアニメを今すぐ見たいと言い出した。」「ダビングしたいけど、もうすぐ予約をした録画が始まってしまう。」などの場面で大変便利です。

4 ) HDDとDVD※4の双方で「追いかけ再生」・「同時録画再生」が可能

録画中でも、そのタイトルを最初から再生できる「追いかけ再生」や、録画中に以前録画した別のタイトルを再生できる「同時録画再生」機能を搭載しました。

5 ) その他の特長

  • “録る・見る・残す”の一連動作を簡単・快適に操作できる、様々な新機能を搭載
    1. ディスクをセットしなくても、過去に使用した30枚分のディスクの内容※5と残量時間をワンタッチで一覧表示する「ディスク一覧」機能。
    2. リモコンの十字キーを使ってカーソルを開始時刻と終了時刻に合わせるだけの「かんたん予約」機能。
    3. 選択したタイトルが子画面に音声付き動画で表示される「アドバンスドディスクナビ」。
    4. 音声(ステレオ、モノラル、二ヶ国語)に連動して自動的に打たれたチャプター※6が一覧表示され、さらに選択したチャプターが子画面に動画表示される、CMカットに最適な「チャプター編集」機能。
  • 様々な選択が可能なダビングモード
    1. 録画したタイトルを再生中にワンタッチでタイトルの先頭からダビングできる「ワンタッチダビング」。
    2. 複数タイトルの一括ダビングや編集ダビングに便利な「ダビングリスト」。
    3. DVDの空き容量にぴったり収まるよう、録画モードを自動的に調整してくれる「ジャストダビング」。
  • ビデオモード録画したDVD−RWを初期化することなく追記可能にする「ファイナライズ解除」機能
  • ビデオモードのファイナライズ時に、9種類の中から背景を選択できる「静止画一覧表示付きタイトルメニュー」
  • デジタルビデオカメラとi.LINK※7接続できるDV入出力端子搭載(DVR−710H−S/610H−S)
  • 大切な映像をより美しくダビングできる「ピクチャークリエイション」(録画時の画質調整機能)
  • デジタル・ビデオ・ノイズ・リダクション搭載
  • 高画質録画を可能にするデジタルTBC(Time Base Corrector)&3次元Y/C分離回路搭載
  • 高さ6.9cmの薄くてスタイリッシュなデザイン。テレビラックなどの狭いスペースにも設置可能
  • BSアナログチューナー搭載
  • Gコード※8対応リモコン

【「DVR−710H−S」の高画質機能】

  1. 鮮明な地上波放送を楽しめるゴーストリダクションチューナー搭載
  2. フィルム素材に対応する「2−3プルダウン方式ピュアシネマ・プログレッシブスキャン回路」とビデオ素材に対応する「動き適応型補完プロセッシング回路」の2つに対応するVQE8を搭載。さらに、高画質「12bit/216MHz映像DAC」を搭載し、市販のDVDだけでなく録画した映像も高品位に再生します。

【環境への配慮】

待機時消費電力0.38W(FL OFF時)の省エネ設計(4機種とも)

※1 EPモードで録画した番組を、DVD−R Ver.2.0/4X(1~4倍速記録対応)ディスクへダビング時。
※2 高速ダビングにはDVD−R Ver.2.0/4X(1~4倍速記録対応)、DVD−RW Ver.1.1/2X(1~2倍速記録対応)に準拠したディスクをお使いください。
※3 「MN12~20でDVD−RWへ直接録画したタイトル」「HDDからDVD−RWへMN12~20で等速ダビングしたタイトル」「二ヶ国語放送を録画したタイトル」「“1回のみ録画可能の番組”を録画したタイトル」「プレイリスト」は高速ダビングできません。
※4 DVD−RW Ver 1.1/2X(1~2倍速記録対応)ディスクへVRモード録画時。
※5 3タイトル分のタイトル名を表示。
※6 チャプターマークのポイントは若干ずれることがあります。
※7 i.LINKは商標です。DV方式のビデオデッキ、ビデオカメラに接続可能です。ただし、機種によっては接続できないことがあります。
※8 Gコードはジェムスター社の登録商標です。Gコードシステムはジェムスター社のライセンスに基づいて生産しております。

【主な仕様】

モデル DVR−710H−S / DVR−610H−S / DVR−515H−S / DVR−510H−S
HDD/DVD HDD DVD
録画モード   VRモード ビデオモード
再生機能 再生可能メディア DVD−Video、DVD−R、DVD−RW、CD、ビデオCD、CD−R、CD−RW
WMA※1/MP3※2
JPEGファイル※3
CD−R/RW
バーチャルサラウンド
アドバンスドディスクナビ ○(ファイナライズ前)
シームレス再生
CMスキップ
追いかけ再生、同時録画再生
録画機能 メディア DVD−R ○(Ver 2.0・2.0/4x)
DVD−RW ○(Ver 1.0・1.1・1.1/2x) ○(Ver 1.1・1.1/2x)
HDD 160GB:
DVR-710H-S/610H-S
120GB:DVR-515H-S 80GB:DVR-510H-S
録画機能 録画モード:最大録画時間 FINE:約34時間
SP:約68時間
LP:約136時間
EP:約204時間
MN:約34−約204時間
(32 ステップ)
FINE:約26時間
SP:約51時間
LP:約102時間
EP:約153時間
MN:約26−約153時間
(32 ステップ)
FINE:約17時間
SP:約34時間
LP:約68時間
EP:約102時間
MN:約17−約102時間
(32 ステップ)
FINE:約1時間
SP:約2時間
LP:約4時間
EP:約6時間
MN:約1−約6時間
(32 ステップ)
ただし、1回の連続録画は6時間以内  
VBR記録
かんたん予約
Gコード予約
オートスタート録画
ワンタッチ録画
予約番組数 32番組/1ヶ月
リニアPCM音声記録 ○<FINE,MN32>
編集機能 ディスク名・タイトル名入力 ○(漢字・英・カナ・数)
テンキータイトル入力
静止画一覧付きディスクメニュー選択
(9サンプル)
○(ファイナライズ後)
タイトル消去 ○(残量は増えない)※4
チャプター編集
プレイリスト
編集単位 フレーム※5 フレーム タイトル
チャプターマーク ○(任意) ○(任意) 10分/15分/なし
音声連動オートチャプター
取り消し
画質 プログレッシブ
スキャン
2−3プルダウン方式
動き適応型 ○(DVR−710H−Sのみ)
ゴーストリダクションチューナー ○(DVR−710H−Sのみ)
デジタル・ノイズ・リダクション コンポーネント・フレーム・DNR・PRO(DVR−710H−S)、
コンポーネント・フレーム・DNR
(DVR−610H−S/515H−S/510H−S)
映像DAC 12bit/216MHz(DVR−710H−S)、
10bit/54MHz(DVR−610H−S/515H−S/510H−S)
3次元 Y/C分離
デジタルTBC
ピクチャークリエイション
HDD機能 グループ検索機能    
ワンタッチダビング ○(HDD⇔DVD)    
高速ダビング ○(HDD⇔DVD)※6    
レート変換ダビング ○(HDD⇔DVD)    
ジャストダビング HDD→DVD    
MOVE対応
(1回だけ録画可能番組)
HDD→DVD−RW(VR)のみ    
ディスクバックアップ    
更新録画    
タイトル毎リジュ−ム    
おたすけ録画    
便利機能 ディスク一覧
ジャストクロック
セットアップナビゲーター
受信チャンネル VHF 1~12ch
UHF 13~62ch
BS 1、3、5、7、9、11、13、15※7
CATV C13~C63ch※8
入出力端子 入力 映像/音声 3系統(内前面1系統)※9
S映像 3系統(内前面1系統)※9
BSデコーダ 検波入力・ビットストリーム入力
出力 映像/音声 2系統
S映像 2系統
光デジタル音声
同軸デジタル音声 ○(DVR−710H−Sのみ)
D出力端子 D1/D2出力1系統
コンポーネント映像出力 ○(DVR−710H−Sのみ)
BSデコーダ 検波出力・ビットストリーム出力
DV入出力端子 ○(DVR−710H−S/610H−Sのみ)
  SRコントロール入力端子
外形寸法 420(W)×69(H)×341(D)mm
本体質量 5.1kg
電源電圧 AC100V  50/60Hz
消費電力 47W(DVR−710H−S)、44W(DVR−610H−S)、40W(DVR−515H−S)、39W(DVR−510H−S)
待機時0.38W(ただしFL OFF時)
リモコン Gコード対応リモコン
※1 WMA (Windows Media Audio)はマイクロソフト社がWindows Me以降のOSに標準搭載している高音質な音声圧縮フォーマットです。
(Microsoft、Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。)
※2 MPEG1 Audio Layer3 44.1kHz、48kHzのファイルのみ再生可能です。
※3 ベースライン方式(Exif2.2やDCF1.0を含む)JPEGファイルが再生可能です。
※4 タイトルを消去しても残量は増えません。(DVD−RWでは、ファイナライズ前であれば最後に録画したタイトルを消去した場合に限り、残量が増えます。)
※5 ビデオモードで高速ダビングした場合、編集ポイントがずれます。
※6 DVDからHDDへの高速ダビングは、VRモードのオリジナルタイトルのみ可能
※7 本機ではBS9のハイビジョン放送は受信できません。
※8 CATVの受信にはCATV会社との契約が必要です。
※9 BSデコーダ入力兼用及びオートスタート録画兼用1端子を含む

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