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ブロードバンド通信向けコンテンツ配信標準仕様「VAAM+」の策定と新しい情報・広告配信サービス「リモートキャストBB」の運用開始について~コンテンツ配信サービスを容易に、かつ安価に実現~
日本電信電話株式会社(以下 NTT、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:和田紀夫)とパイオニア株式会社(以下 パイオニア、本社:東京都目黒区、代表取締役社長:伊藤周男)は、このたびブロードバンド回線を利用して、店舗や街頭に設置した大型ディスプレイなどへ各種映像情報を配信するための、コンテンツ配信標準仕様「Virtual Appliance Access Method Plus (以下「VAAM+」)」を共同開発しました。この「VAAM+」は、ブロードバンド回線に接続される機器の違いを意識することなく、コンテンツ配信サービスを利用できるように共通仕様として定義したもので、配信サービスを容易に、かつ安価に提供することを可能にします。
この特長を活かして、パイオニアは、NTTコミュニケーションズ株式会社(以下 NTT Com、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木正誠)のデータセンターおよびブロードバンド回線を利用し、「VAAM+」を採用した新しいブロードバンド型・情報配信サービス「リモートキャストBB」を開発、2月上旬より運用を開始するとともに、NTT Comと協力して積極的に販売活動を展開していきます。これにより、本格化するブロードバンドでのコンテンツ配信サービス市場の活性化が期待されます。
なお、NTT Comはすでに、デジタル広告配信事業者である株式会社ユビキタスコミュニケーションズ(以下 ユビキタス、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:新居佳英)より本サービスを受注しています。
1 ) 「VAAM+」開発の背景
従来、ポスター、チラシといった紙媒体を用いて行われてきた広告は、IT化の流れの中で、ディスプレイを用いた映像による広告に取って替わられようとしています。また、ブロードバンド回線の本格的な普及に伴い、ネットワークによる広告配信に対するニーズが高まっています。
このような状況の中で、情報・広告表示用ブロードバンド端末機器が、いくつかのメーカーから発表されていますが、それぞれがメーカー独自の機器や配信の仕様を持っており、コンテンツ配信サービス提供者は、それぞれの仕様にあわせてコンテンツを作成することが必要となります。サービス提供者が、簡単に、安価に、広くコンテンツを配信でき、多くの視聴者がサービスを視聴できるようにするためには、ブロードバンド端末機器に依存しない共通の配信仕様を定義する必要がありました。
2 ) 「VAAM+」の特長
3 ) 「VAAM+」の技術的なポイント
4 ) 「リモートキャストBB」商用サービスの実現について
5 ) 今後の展開
NTTとパイオニアは、今回策定したコンテンツ配信標準仕様「VAAM+」について、今後、多くの企業の参加を広く求め、本仕様の普及を目指すとともに、今回対象とした広告に代表されるようなコンテンツ配信サービス以外のサービスへの標準化についても検討を進め、更なる配信サービスの活性化を図っていきます。
また、パイオニアとNTT Comは、金融業・流通業・サービス業等の法人顧客を対象に、ブロードバンドネットワークを利用した情報配信ビジネスの本格化を目指していきます。
日本電信電話株式会社 サイバーコミュニケーション総合研究所 広報担当 定方・山下 | TEL : 046-859-2032 |
パイオニア株式会社 コーポレートコミュニケーション部 広報グループ | TEL : 03-3495-9903 |
NTTコミュニケーションズ株式会社 ビジネスプロダクト開発営業部 本間、飯高 | TEL : 03-6701-9175 |
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