報道資料:高音質ハイコストパフォーマンスAVマルチチャンネルアンプを新発売

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Pioneer
2004年 5月 13日
パイオニア株式会社

~6.1ch環境での自動音場補正システム「オートMCACC」や最新のサラウンドデコーダー「ドルビープロロジックIIx」を搭載~高音質ハイコストパフォーマンスAVマルチチャンネルアンプを新発売

VSX-D814-S

VSX-D814-S

商品名 型番 希望小売価格 発売時期 月産
予定台数
AVマルチチャンネルアンプ VSX−D814−S 58,800円
(税抜価格56,000円)
6月下旬 2,000台

【企画意図】

 DVDやBSデジタル放送に代表されるマルチチャンネル・ソースの普及にともない、マルチチャンネル・サウンドをさらなる高音質で楽しめるAVアンプを求める声が一層高まっております。
 この度当社が発売いたしますAVマルチチャンネルアンプ「VSX−D814−S」は、多機能・高性能・高音質をお求めやすい価格で実現したハイコストパフォーマンスモデルです。
 「VSX−D814−S」は、自動音場補正システム「オートMCACC※1」の搭載により、最適なサラウンド視聴環境のセッティングを自動で行います。また、最新のサラウンドデコーダー「ドルビープロロジックIIx※2」の搭載をはじめ、様々な高音質サラウンド音声フォーマットへの対応や、全6チャンネルに同一特性の高音質パワーアンプを搭載するなど、理想的なサラウンド再生を実現いたします。

※1 MCACC=Multi−Channel Acoustic Calibration System(音場補正システム)
当社が開発した「MCACC」は、録音スタジオにおけるモニタリング手法と同一レベルの音場調整を行うことができる音場補正技術です。これにより、録音スタジオでしか体験できなかったリアルで均一な音場をご家庭内で再現することができます。
※2 ドルビープロロジックIIx
2ch及び5.1ch音声を、6.1chまたは7.1chで再生する最新のデコーダー技術。音楽専用の「Musicモード」、映画専用の「Movieモード」により、それぞれのコンテンツにあわせ、臨場感豊かな音場空間を表現します。

【主な特長】

1 ) 最適なサラウンド視聴環境を設定できる自動音場補正システム「オートMCACC」

 正確なマルチチャンネル再生には、各スピーカーの特性を揃えることが不可欠です。「オートMCACC」は、視聴位置にセットした付属の専用マイクでテストトーンを測定することにより、最適な音場設定を自動で行います。これによりマルチチャンネルの再生に重要な各スピーカーの音圧レベルや距離の補正を正確に行えるので、録音スタジオに迫るリアルな音場をご家庭内で再現することが可能となります。

2 ) 最新のサラウンドデコーダー「ドルビープロロジックIIx」を搭載

 「VSX−D814−S」は、最新のサラウンドデコーダー「ドルビープロロジックIIx」を搭載することで、2chおよび5.1chの音声ソースを6.1chで再生することが可能です。これにより、より滑らかな音の移動感や最新映画館並みの音場空間をお楽しみいただけます。
 また、ドルビーデジタルやDTSをはじめ、BSデジタル放送の標準音声フォーマット「MPEG−2 AAC」等、様々なマルチチャンネル音声方式に対応し、多彩なサラウンドをお楽しみいただけます。

3 ) 当社独自開発の「デジタルコアエンジン」や高音質パワーアンプなど、オリジナル技術を搭載

  • モトローラ社製の最新DSP(150MIPS、48bitプロセッシング)の搭載により、サラウンドフォーマットの高速で正確なデコーディングが可能です。また、このDSPを中心とするデジタル回路の経路を最短化した当社独自開発の「デジタルコアエンジン」を採用し、微小信号の再生における音場の立体感を向上させています。
  • 全6チャンネル同一設計の高音質ハイパワーアンプ(100W×6)を搭載。パワーアンプ部には当社独自開発の高効率、高音質ハイブリッドパワーアンプモジュールPHA(Pioneer Hybrid Amplification)を採用。
  • 筐体構造には、大電流回路と小信号回路の分離をはじめ、信号ラインを最短化することで、ノイズの混入や回路間の信号の干渉を極小化する「ダイレクトコンストラクション」構造を採用。
  • 高音質・高精度の192kHz/24Bit DAコンバーターを全6チャンネルに採用。
  • 独自のワイドレンジ設計により、全6チャンネルがDVDオーディオ/SACDに対応可能な5Hz~100KHz(+0/−3dB)の広帯域再生を実現。

4 ) その他の機能・特長

  • D4プログレッシブ信号(720P)に対応した「D4映像入出力端子」(入力2系統/出力1系統)
  • DVDオーディオやSACDなどのマルチチャンネルオーディオと接続可能な「5.1ch入力端子」
  • サブウーファーの自動検知やスピーカーシステム、部屋のサイズ、リスニングポジションを選択することで、最適なサラウンド設定ができる「アドバンスド・クイックセットアップ」
  • 前回設定したサラウンドモードを自動選択する「ファンクション・サラウンド・メモリー」
  • 局名表示も可能な30局プリセット機能付き「FM/AMチューナー」
  • 待機時消費電力0.5W以下を実現。

【主な仕様】

オーディオ特性 実用最大出力 フロント:100W+100W(JEITA、6Ω、サラウンド時)
センター:100W(JEITA、6Ω、サラウンド時)
サラウンド:100W+100W(JEITA、6Ω、サラウンド時)
サラウンドバック:100W(JEITA、6Ω、サラウンド時)
定格出力 80W+80W(20Hz~20KHz、0.09%、6Ω)
周波数特性 5Hz~100KHz(+0/−3dB)
全高調波歪率 0.09%(20Hz~20KHz、80W、6Ω)
ライン入力S/N比 98dB(IHF-A)
チューナー部 受信周波数 76.0MHz~90.0MHz(FM)、 522kHz~1,629kHz(AM)
実用感度 モノ 15.2dBf (1.6μV/75Ω) (FM)、350μV/m(AM)
入力端子 デジタル 同軸2系統、光3系統(内1系統はフロント入力用) 
(フロント入力以外はアサイン可能)
AUDIO 3系統(CD、CD−R/TAPE/MD、AUX)
VIDEO 4系統(DVD/LD、TV/SAT、DVR/VCR、VIDEO)
S−VIDEO 4系統;DVD/LD、TV/SAT、DVR/VCR、VIDEO)
D4−VIDEO 2系統(アサイン可能)
出力端子 プリアウト フロントL,R、センター、サラウンドL,R、サラウンドバック、サブウーファー出力(1系統)
デジタル 光1系統
AUDIO 1系統(CD−R/TAPE/MD)
VIDEO 2系統(DVR/VCR、MONITOR)
S−VIDEO 2系統(DVR/VCR、MONITOR)
D4−VIDEO 1系統(MONITOR)
スピーカー 2系統
その他 SR入出力 1系統
外形寸法 420(W)×401(D)×158(H)mm
製品質量 10.0kg
消費電力 280W
対応する高音質サラウンドフォーマット&サラウンドモード
DTS、DTS−ESディスクリート6.1、DTS−ESマトリクス6.1
DTS Neo:6 (DTS Neo:6 CINEMA、DTS Neo:6 MUSIC)、DTS 96/24
ドルビーデジタル、ドルビーデジタルEX、ドルビープロロジック
ドルビープロロジックIIx (ドルビープロロジックIIx MOVIE、ドルビープロロジックIIx MUSIC)
MPEG−2 AAC
※ ドルビーはドルビーラボラトリーズの商標です。
※ DTS、DTS−ES、及びNeo:6はDigital Theater Systems,Inc.の商標です。

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