報道資料:多彩な機能で新たなリミックス/DJプレイ※1の世界を創る、DJエフェクター2機種を新発売

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Pioneer
2005年 2月 8日
パイオニア株式会社

多彩な機能で新たなリミックス/DJプレイ※1の世界を創る、DJエフェクター2機種を新発売

  • 業界初※2の「リズムエフェクト」を搭載したプロフェッショナルモデル「EFX−1000」
  • 個性豊かなメタリックレッドモデル「EFX−500−R」
EFX-1000 EFX-500-R
EFX-1000 EFX-500-R
商品名 型番 希望小売価格
(税抜価格)
発売時期
DJエフェクター EFX−1000 オープン価格 5月中旬
DJエフェクター EFX−500−R 63,000円
(60,000円)
3月下旬

【企画意図】

 パイオニアは1994年、DJ向けCDプレーヤー「CDJ−50」を業界に先駆けて発売。以来、当社のDJ用製品は、デジタルのメリットを活かした様々な機能がプロDJはもちろん、アマチュアDJからも高い評価を頂いております。また、ディスコ、クラブ、イベント等での数多くの採用実績により、この市場におけるスタンダードとしての地位を確立しております。
 この度当社が発売いたします2モデルは、多くのプロDJの意見を取り入れ、多彩なエフェクト(音響効果)の実現をはじめ、音質や信頼性、操作性をも向上させた新提案のDJ向けエフェクターです。
 当社は、プロからアマチュアまで幅広いDJのニーズに応え、新しい音楽の楽しみ方を提案することで、DJ市場とオーディオ市場の活性化を図って参ります。

※1 リミックス/DJプレイ:ディスコ/クラブのDJが、複数のアナログターンテーブルプレーヤーやCDプレーヤーとミキサーを駆使して、次々と曲をつなぎ、複数の曲をミックスすることで様々な音の演出をすること。このリミックス/DJプレイを実現するには、使用する曲のテンポ(スピード)を変えられ、素早く曲の頭出しができ、頭出しのポイントからタイムラグなくすぐに音が出せること等が必要不可欠です。
DJ:ディスコ/クラブ等で、お客様を踊らせ楽しませるために音楽をかける職業。単なる機器の操作をするオペレーターではなく、エンターテイナーであり音楽を創作するクリエイターでもある。
※2 2005年2月8日現在、パイオニア調べ。

【「EFX−1000」の主な特長】

1 ) 24bit/96kHzサンプリングのデジタルシステムによる高音質化を実現

 DJエフェクターとして業界で初めて※2の24bit/96kHzサンプリングのA/D、D/Aコンバーター、および32bitDSPを搭載しました。これにより、音質劣化のないエフェクト加工が行え、デジタルならではの高音質を実現しています。また、入力信号をエフェクト回路を通すことなく、オリジナルのまま出力できるバイパス機能も搭載しています。

2 ) 業界初、自分で打ち込んだリズムに連動してエフェクトをかけられる「リズムエフェクト」

 自分で打ち込んだリズムに合わせてエフェクトをかけられる、業界初※2の「リズムエフェクト」機能を搭載。天面にある「TAP」ボタンを好みのリズムで叩けば、そのリズムに合わせた個性的なエフェクトをかけられるので、新たなDJパフォーマンスを実現できます。

【2モデル共通の特長】

1 ) ビート(テンポ)に連動してエフェクトをかけられる様々な「ビートエフェクト」

 「ビートエフェクト」は、再生している曲のビート(テンポ)を自動検出し、それに合わせて様々なエフェクトをかけることができる機能です。

  1. エフェクトの種類:DELAY、ECHO、TRANS、FLANGER(2モデル共通)
    PITCH ECHO、FILTER、PHASER(以上、EFX−1000のみ) PAN(EFX−500のみ)と多彩なエフェクトをかけられます。
  2. BPMエフェクト:計測した曲のテンポ(BPM=Beat Per Minute)に合わせてエフェクトをかけられるので、タイミングを逃すことなく、様々な音の演出が可能です。
  3. エフェクト周波数セレクト:エフェクトをかける周波数レンジ(HI、MID、LOW)を選択できるので、全帯域にかけていた従来のエフェクターよりも音の表現力がアップしました。もちろん、2つまたは3つの周波数レンジの同時選択も可能です。

2 ) 大型ジョグダイヤルでエフェクトを自在にコントロールできる「デジタルジョグブレイク」

 ジョグダイヤルを回転させて、様々なエフェクトをコントロールできます。

  1. エフェクトの種類:JET、WAH、RING、ZIP(2モデル共通)
    HUMANIZER、VOCODER、PHASE SHIFTER(以上、EFX−1000のみ)
    FUZZ(EFX−500のみ)
  2. ホールドスイッチ:ジョグダイヤルをホールドすることで、細かいジョグダイヤルの動きに連動したエフェクトをかけられるので様々な効果を得ることができます。
  3. ジョグメモリープレイ:記憶させたジョグダイヤルの動きを再現し、エフェクトをかけることができます。SINGLEで1回、LOOPで繰り返し、ジョグダイヤルの操作によるエフェクト変化を再現できます。(LOOPはEFX−1000のみ)
  4. ジョグブレイクメーター:ジョグダイヤルの回転の動きを視覚的に表現します。

3 ) その他

  1. エフェクトの効き具合を調整できる「DEPTHつまみ」。
  2. 原音とエフェクト音とのバランスを調整できる「MIXつまみ」。
  3. エフェクトのON/OFFをパフォーマンスできる「モーメンタリー/ロックオンスイッチ」。
  4. フットスイッチ(別売)によるエフェクトのON/OFFが可能。(EFX−1000のみ)
  5. 音のレベルを簡単に調整可能な「入力/エフェクト出力レベルメーター」および調整つまみ。
  6. MIDI機器の信号をコントロールできる「MIDIイン/アウト端子」。
  7. 各エフェクトの様々なパラメーターを調整できる「CHARACTERつまみ」。(EFX−1000のみ)
  8. 音声信号の伝送方向を反転できる「シグナルフロースイッチ」と、ビートエフェクト、デジタルジョグブレイクの組み合わせにより、98通りのエフェクト効果が表現可能。(EFX−1000のみ)
  9. 24bit/96kHzサンプリングによる「デジタルイン/アウト端子」。デジタル出力のサンプリング周波数(44.1kHz/48kHz/96kHz)を切り替えることもできるので、高音質が要求されるスタジオ録音などにも使用できます。(EFX−1000のみ)
  10. 各エフェクト音、マスター音をモニターできるエフェクトモニターシステム。(EFX−500のみ)

【「EFX−500−R」の主な特長】

1 ) 個性豊かな斬新なメタリックレッドを外観のカラーリングに採用

2 ) HI、MID、LOW独立の高性能3バンドアイソレーター

 帯域別に+6dB~−∞までレベルコントロールできる3バンドアイソレーター搭載。シャープな操作感で、一部の帯域のみを減衰させたり、強調させたりと様々なDJパフォーマンスを実現できます。

【主な特長】

製品型番 EFX−1000 EFX−500−R
入力端子 LINE×1(RCA、1/4inch PHONE)、MIDI×1(5P DIN)
DIGITAL×1(RCA)
出力端子 LINE×1(RCA、1/4inch PHONE)、MIDI×1(5P DIN)
DIGITAL×1(RCA) HEADPHONE×1(1/4inch PHONE)
その他の端子 EFX LINK×1(ミニDIN)、
FOOT SW×1(1/4inch PHONE)
サンプリングレート 96kHz 48kHz
A/D、D/Aコンバーター 24bit 20bit
周波数特性 20Hz~22kHz 20Hz~22kHz
全高調波歪率 0.007%以下 0.01%以下
S/N比 83dB
ヘッドルーム 19dB
使用電源 AC 100V(50/60Hz) AC 100V(50/60Hz)
消費電力 13W 11W
最大外形寸法
(W×D×H)
320×234×101mm 277.6×225.1×83.5mm
本体質量 2.4Kg 2.0Kg

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