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リムーバブルハードディスク・ドライブ標準規格 「iVDR」に対応した
コンテンツ保護技術(SAFIA)ライセンスグループの設立について~ リムーバブルHDDのデジタル家電への適用を実現するビジネスフレームワーク ~
三洋電機株式会社、シャープ株式会社、パイオニア株式会社、株式会社日立製作所(50音順)の4社は、デジタル家電からPCまで幅広く対応するデジタル記録メディアのためのコンテンツ保護技術SAFIA (注1)を開発し、そのライセンス供与を目的としたライセンスグループを結成致しました。本SAFIA技術はリムーバブルHDD (ハードディスク・ドライブ)の標準規格であるiVDR(注2)のコンテンツ保護方式として開発され、これまでのデジタルエンターテイメントを一新するリムーバブルHDD応用商品の実現に寄与することが期待されます。
1 ) 背景とねらい
デジタル放送やブロードバンドの急速な普及にともない、大容量のデータを高速で読み書き可能なHDD が、多くのAVアプリケーションで利用されるようになりました。更に、そのHDDをいつでもどこでも利用できるよう持ち運びたいというユーザの要求から、HDDのリムーバブル化が求められています。このような状況の中、リムーバブルなHDDとしてiVDR の標準化及び普及推進が、iVDRハードディスクドライブ・コンソーシアム(2002年3月設立)によって進められています。
4社は、iVDRのデジタル家電及びPC向け活用を目指してコンテンツ保護技術SAFIAの開発を進め、リムーバブルHDDのビジネス環境構築に寄与するため、SAFIAライセンスグループを結成致しました。
2 ) SAFIAコンテンツ保護技術の特長
SAFIAはインテリジェントなメディアであるiVDRを対象とした著作権保護技術として開発され、下記の特長を有しております。
1 ) 今後のスケジュール
SAFIAライセンスグループでは、2005年7月までに対象製品や料金などの具体的ライセンスプログラムを決定し、関連商品を市場投入できるようなビジネス環境の立上げを行います。
(注1) | SAFIA: Security Architecture For Intelligent Attachment device |
(注2) | iVDR: information Versatile Disk for Removable usage iVDRハードディスクドライブ・コンソーシアム(2002年3月設立)で技術標準化を進めている小型軽量で持ち運び可能なリムーバブルHDD。リムーバブルでありながら、HDDならではの大容量記録、高速ランダムアクセスが可能。インタフェースはSerial ATAに準じており、1.5Gbpsの高速なデータ転送に対応。 |
(注3) | AES: Advanced Encryption Standard AES暗号方式は、アメリカの国家新標準暗号規格で規格化された共通鍵暗号方式で、旧規格 DES に代わって広く普及が期待されている。NIST(米国国立標準・技術院)が2001年2月にAES暗号方式をFIPS PUB 197として採用した。AES-128という表記中の128という数値は、鍵長が128ビットであることを示している |
(注4) | PKI: Public Key Infrastracture (公開鍵基盤) PKIとは、公開鍵暗号方式に基づいて、暗号化や相手を証明するためのインフラとなる技術である。信頼できる第三者機関を通して共有される鍵ペア(公開鍵と秘密鍵)を使い、インターネットのようなセキュアでない公共ネットワークで、安全にかつ秘密にデータを交換し合う。信頼される第三者機関である電子認証局が、個人または組織を特定することができるデジタル証明書を発行し、また必要に応じて取り消すことができるサービスを提供することで、このインフラが構築される。 |
SAFIAライセンスグループウェブサイト http://www.safia-lb.com/ | |
三洋電機株式会社 ブランド本部 広報ユニット | 電話 03-3837-6206 |
シャープ株式会社 広報室 | 電話 06-6625-3006 |
パイオニア株式会社 コーポレートコミュニケーション部 広報グループ | 電話 03-3495-9903 |
株式会社 日立製作所 ユビキタスプラットフォームグループ 広報渉外部 | 電話 03-3231-5744 |
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