報道資料：ピュアモルトスピーカー 新発売

S-A4SPT-PM

　パイオニア株式会社はこの度、サントリー株式会社（本社：大阪府大阪市、社長：佐治信忠）とのコラボレーションによる“ピュアモルトスピーカー”の第3弾として、エンクロージャーにウイスキー樽材を使用したスピーカーシステムを新発売いたします。

　ピュアモルトスピーカーは、ウイスキーの樽材を再利用した高級スピーカーシステムです。ウイスキーの樽は、樹齢100年を超えるオーク（楢の木）で作られ、さらに半世紀以上もの間、ウイスキー熟成に使用されます。この樽材をスピーカーのエンクロージャーに利用することにより、伐採直後の新材では再現できない「暖かみのあるやわらかな音」を実現しました。サントリーが樽材を供給、パイオニアがスピーカーシステム作りと音質調整作業、及び製品化全体のプロデュースをそれぞれ担当致しました。
当社はこの度、2001年秋の発売以来ご好評をいただいている小型ブックシェルフスピーカー「S−A4spirit」の技術を継承したピュアモルトスピーカー「S−A4spirit　puremalt」（正式型番はS−A4SPT−PM）を新発売致します。

【主な特長】

1 ) 不要な共振の発生を抑えるウイスキー樽材の高剛性エンクロージャー

　エンクロージャーには、ウイスキーの熟成に半世紀以上使用された固くて堅牢なホワイトオークを使用しています。この高剛性エンクロージャーは、不要な共振の発生を抑え、楽器のような響きを持つ樽材の特性により、表現力豊かな美しい音を再生します。

2 ) 振動板の素材をアラミド繊維に統一したウーファーを採用

　軽量かつ高剛性という優れた性質をもつアラミド繊維をコーンとセンターキャップに使用。素材を統一することで、より原音に忠実でクリアな音の再生を実現します。また、従来に比べて振動板の周辺強度を上げたことで、小音量から大音量まで再生できるダイナミックレンジがさらに拡がりました。

3 ) 高域再生限界を拡大したソフトドームトゥイーターを搭載

　ダイヤフラムにはソフトドームを採用しています。またボイスコイルには、高剛性アルミボビンを採用したことで、信号の伝達ロスを低減し、高域再生限界を拡大しました。さらに磁気ギャップには磁性流体を使用。ソフトドームの滑らかな音質と、透き通るような音場再生を可能にしました。

4 ) 無垢板削りだしポートを採用

　低音の出口でもあるポート部の素材には、エンクロージャーと同じオーク材の無垢板を削り込み使用しています。不要な共振を抑え、質感のよい低音の再生を可能にしています。

【環境への配慮】

1. リサイクル可能な段ボールを緩衝材に使用。（脱発泡スチロール）。
2. 無鉛はんだを採用（当社生産工程において、100％採用）

【その他】

～ 森を守ることは人の未来を守ること。「緑の募金」へ寄付 ～
この製品の売上の一部を、社団法人国土緑化推進機構の「緑の募金」へ寄付致します。
パイオニアは緑あふれる未来の森林作りに協賛します。

【主な仕様】