報道資料:業務用DVDビデオプレーヤー「DVD-V8000」を新発売

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Pioneer
2006年 4月 20日
パイオニア株式会社

業務用DVDビデオプレーヤー「DVD-V8000」を新発売

  • 高画質再生を可能にした最新回路技術とデジタル映像端子DVI-Dを搭載
  • 防塵構造による高信頼性と、長時間の繰り返し再生に強い高耐久性を実現
  • USB接続により、メモリーへの情報保存や外部デバイスによるコントロールが可能
DVD-V8000

DVD-V8000

商品名 型番 希望小売価格 発売時期
業務用DVDビデオプレーヤー DVD-V8000 オープン価格 6月上旬
DVD-V8000用ラックマウントキット CB-A802 オープン価格 6月上旬

【企画意図】

 パイオニアは、1980年に業務用レーザーディスクプレーヤーを、1998年には業務用DVDビデオプレーヤーを発売。以来、当社製品は高耐久性・高信頼性と業務用ならではの付加価値の高い機能により、展示会・イベントの映像演出や博物館の情報検索、店舗の販売促進ツールや企業・学校内のトレーニング用など、様々なシーンで採用され映像送出機器市場を開拓・リードしてまいりました。
 現在、業務用DVDビデオプレーヤーは、映像表示装置として主流となったプラズマディスプレイや液晶ディスプレイへの映像送出機として、さらなる高画質が求められております。
 当社はこのような状況下、映像展示市場において実績のある業務用アプリケーションの搭載とともに、最新の高画質回路技術を搭載したDVDビデオプレーヤー「DVD-V8000」を導入し、さらなる市場の活性化を図ってまいります。

【主な特長】

1) 高画質再生を可能にした最新のIC回路技術とデジタル映像出力端子

  1. 12bit/216MHzビデオDAC、デジタルフィルター、デジタルノイズリダクションなどのIC回路技術により、高画質映像再生を実現。また、アナログ映像出力端子としてコンポジット、S2、コンポーネント(Y/Cb/Cr)を装備しました。
  2. デジタル映像出力端子として、DVI-D (HDCP Ver.1.0 対応)を搭載し、1080iまでの出力を可能にしました。これにより、フルデジタル伝送による高精細な映像表現が可能です。

2) 防塵構造をはじめ、業務用に不可欠な高耐久性、高信頼性を実現

 ドライブメカ部をシールド構造とし、光学部品を塵や埃から長期に守る防塵性能を強化。また、ドライブのディスクモーターには磨耗によるトラブルが少ないブラシレスモーターを、光学部品の駆動にはステッピングモーターを採用することで、高耐久性と高信頼性を実現しました。

3) 業務用ならではの基本機能やアプリケーションを継承

  1. 1フレーム単位での映像検索・制御が可能です。
  2. 外部から入力された同期信号に合わせて映像信号を出力できます。ビデオスイッチャー等による映像切替え時に発生する映像の乱れの防止や、複数の「DVD-V8000」によるフレーム単位での同期再生も可能です。
  3. AC100V電源ONに連動する「パワー・オン・スタート」機能により、指定映像の自動再生が可能です。
  4. 曜日毎、あるいは時間帯毎に本体の電源ON/OFFとディスクの再生映像を設定できる「WEEKLY TIMER」機能により、自動運転が可能です。

4) 映像指定や動作モードのプログラムを記憶する「コマンドスタック機能」

 「DVD-V8000」にステップ毎の動作コマンドをあらかじめ記憶する機能です。コマンドには、タイトル/チャプター/フレーム単位での映像指定や、サーチ/再生/静止等の動作モードの設定があります。この一連のコマンドを組み合わせて映像再生をプログラムすることにより、多彩な自動運転が可能となります。

※ディスクによっては、指定どおりに映像再生できない場合があります。

5) 外部インターフェース

 パソコン等によるコントロールが可能な15-Pinおよび9-PinのRS-232C端子を搭載。コマンド体系は、業界標準となったRS-232Cパイオニアコマンドを継承し、さらに使い勝手を向上させる新規拡張コマンドも用意しました。
 また、Extend Terminal(15-Pin)は従来の機能も継承しており、ユーザー作成の外部オプションスイッチを接続すれば、DVDビデオのメニュー選択やコマンドスタックの読出し等、リモコンと同等の操作が可能になります。

6) USB接続により、メモリーへの情報保存やタッチパネルデバイスによるコントロールが可能

 パソコン用のUSBメモリーを接続することにより、コマンドスタックプログラムやセットアップ情報等の保存・読出しが可能です。これにより設定内容のバックアップや複数台へのインストール等の作業時間を短縮できます。また、このデータは電子メールに添付できるので、情報交換も簡単です。
 さらに、タッチパネルデバイスやマウスとのUSB接続により、「DVD-V8000」のコントロールが可能です。

7) その他の機能

  • DVD映像と外部入力の映像・音声を、手動または自動で切り替えることが可能です。
  • メイン画面とは別に、サブ画面用端子を搭載。サブ画面にOSD(On Screen Display)情報を常時表示しておけば、ショー・イベント等のバックヤードでの動作・進行状況の確認が容易となります。
  • 16文字2行分の表示ができるLCDを搭載。動作や設定状況の確認など、様々な情報が確認でき、LCDを見ながらの設定操作も可能になるなど、使いやすさが向上しました。
  • 横幅420mm、高さ2Uサイズ(EIA規格準拠)で、別売オプションのラックマウントキット(CB-A802)を使えば、19インチラックに収納可能です。

【主な仕様】

一般 再生ディスク DVDビデオ(NTSC/PAL)、DVD-R/RWビデオモード (NTSC/PAL)、DVD-RW VRモード (NTSC/PAL 、 CPRM対応)、2層DVD-R ビデオモード (NTSC/PAL) 、ビデオCD (NTSC/PAL)、CDオーディオ、CD-R、CD-RW
電源電圧 AC 100 V 、50 Hz/60 Hz
消費電力 19 W(動作時)、0.8 W (スタンバイ時)
質量 5.3 kg
外形寸法 420 mm (W)× 86.2 mm (H)× 309.2 mm (D)
動作温度 5 ゚C~35 ゚C
動作湿度 5 %~85 % (結露なきこと)
映像信号出力 DVI-D出力 DVI-D 24pin×1 (HDCP Ver. 1.0)
NTSC : 1080i、720p、480p、480i、VGA
PAL  : 1080i、720p、 576p、576i
コンポジット出力 BNC×1、RCA(Monitor)×1
S2映像出力 S端子×1
色差出力
(コンポーネント)
Y/Cb/Cr BNC 各×1
S/N: 73 dB 以上
水平解像度: 540 本以上
音声信号出力 アナログ音声出力 RCA (L/R)×1
S/N: 118 dB
ダイナミックレンジ: 98 dB
デジタル音声出力 RCA×1、Optical×1
出力形式: AC-3、PCM、MPEG、DTS
その他の入出力 外部同期入力 入力信号 ブラックバーストBNC×2
RS-232C通信 D-sub 15-pin メス×1、9-Pin オス×1
拡張端子 D-sub 15-pin メス×1
(RS-232Cとしても使用可)
マウス/メモリー USB タイプ-Aコネクタ 正面×2、背面×1
パススルー 映像入力: コンポジット (BNC)×1
音声入力: LEFT / RIGHT (RCA)×1
レベルコントロール: -∞~+6 dB
機能 RS-232C ボーレート 4800 / 9600 / 19200 bps
本体LCD表示部 16文字、2行
TVシステム NTSC / PAL

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