報道資料：～　ハイエンドオーディオの復活に向けて　～新会社「テクニカル オーディオ デバイセズ ラボラトリーズ」を設立

　パイオニア株式会社は一昨年、経営再建に向けた5つのプロジェクトの中の1つとして、全社的にオーディオ事業への取り組みを見直し、ブランドイメージを再構築するために「オーディオ事業の再活性化」を掲げました。
　2008年1月1日に創業70周年を迎えた今年、当社はこの70年にわたって培ってきた技術の粋を結集したハイエンドオーディオ機器の設計、製造ならびに販売を本格的に再開してまいります。
　これに先立つ2007年10月1日には、このハイエンドオーディオ事業を推進していく中心的な役割を担う、株式会社テクニカル オーディオ デバイセズ ラボラトリーズ（略称：TAD Labs, Inc）を設立いたしました。
　新会社は主に音響機器等の企画・開発・設計・製造・販売および賃貸や、音響機器等の国内販売代理業務などを行ってまいります。
　TAD（Technical Audio Devices）ブランドの商品はパイオニアが1978年から発売を開始し、プロフェショナル用スピーカー・ユニットとして世界の多くのスタジオへ導入され、高い評価を得ております。また、2007年に発売したTADのコンシューマモデル「TAD Reference One」は、多くのお客様よりご好評頂いております。
　なお、テクニカル オーディオ デバイセズ ラボラトリーズでは1月7日～10日まで米ラスベガスで開催中の「2008インターナショナルCES （ベネチアンタワーVen 34-208）」において、新会社として第一弾の商品となるモノラルアンプを参考出品いたします。
　同社は今後、TADブランドのアンプやディスクプレーヤーなど、ハイエンドオーディオ機器の中核をなす商品を順次発売していく予定です。

新会社の概要