報道資料:デファクトスタンダード「CDJ-1000」シリーズの操作性を継承し、さらに進化した当社DJ機器の最高峰 DJ&VJ用DVD/CDプレーヤー「DVJ-1000」新発売

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Pioneer
2006年 7月 21日
パイオニア株式会社

~ DVDの音声と映像で様々なDJ&VJパフォーマンスを実現 ~デファクトスタンダード「CDJ-1000」シリーズの操作性を継承し、さらに進化した当社DJ機器の最高峰 
DJ&VJ用DVD/CDプレーヤー「DVJ-1000」新発売

DVJ-1000

DVJ-1000

商品名 型番 希望小売価格 発売時期
DVD/CDプレーヤー DVJ-1000 オープン価格 9月上旬

【企画意図】

 パイオニアは、DVDの音声と映像で様々なDJ&VJパフォーマンス※1を実現する、DJ&VJ用DVD/CDプレーヤー「DVJ-1000」を新発売いたします。
 近年、ディスコ/クラブにおいてプロDJが使用するDJ機器は、アナログターンテーブルプレーヤーからCDプレーヤーへと確実に移行しております。こうした状況下、当社は2001年にデジタルならではの画期的なリミックス/DJプレイ※2を可能にしたDJ用CDプレーヤー「CDJ-1000」を発売。以来、この「CDJ-1000」シリーズは、アマチュアからプロにいたるまでDJの圧倒的な支持を受け、ディスコ/クラブ/DJ業界のデファクトスタンダードとしての地位を確立しております。
 一方、音楽に合わせてビデオやCGなどの映像を自在に操るVJパフォーマンスの新たな提案として当社は2004年に、CDに加えてDVDを使ったDJ&VJパフォーマンスをも可能にしたDVDプレーヤー「DVJ-X1」を発売。DVDの音声と映像でDJ&VJパフォーマンスを行うという革新的なプレイスタイルを確立するとともに、そのスタイリッシュなデザインはこれまでに様々な賞を獲得してまいりました。
 この度当社が発売する「DVJ-1000」は、「CDJ-1000」シリーズの多彩なDJ機能をさらに進化させて搭載するとともに、優れた操作性はそのまま継承しています。加えて「DVJ-X1」の革新的なVJパフォーマンス機能や洗練されたデザインも継続採用するなど、当社DJ用機器の最高峰に位置付けるDVD/CDプレーヤーです。
 また、「CDJ-1000」シリーズとほぼ同等のサイズと、業務用途はもとより個人でもお買い求め易い価格を実現。これにより、新たにDJ&VJパフォーマンスを始めようとしているDJ、VJはもちろん、多くのDJが慣れ親しんでいる「CDJ-1000」シリーズの置き換えにも適した新製品です。

【DVJ-1000の主な特長】

1)CD(音声)に加え、DVD(音声+映像)を使ったDJ&VJパフォーマンスが可能

 音楽CD、CD-R※3、 CD-RW※3、DVDビデオ、DVD-R※4、DVD-RW※4ディスクに対応。スクラッチや様々なループ、ホットキュー、リバースなど、音声だけでなく映像を含む様々なDJ&VJパフォーマンスをハイクオリティなDVDで可能にしました。従来は音声だけを操っていたDJが映像も同時に、また、映像だけを操っていたVJが音声も同時に、多彩な演出で表現することができる新しいスタイルのDJ&VJパフォーマンスの世界を実現します。

2)ディスコ/クラブ/DJ業界のデファクトスタンダード「CDJ-1000」シリーズのDJ機能がさらに進化

  1. 「DVJ-1000」ではCD-R/RWはもちろん、DVD-R/RWに収録されたMP3フォーマットによる音声圧縮ファイルの再生も可能です。中でもDVD-R/RWは、CD-R/RWの6倍以上の記録容量(4.7ギガバイト)があるので、約1200曲※5のMP3ファイルを収録できるほか、高ビットレートによるさらなる高音質での収録も可能です。(NEW)
  2. MP3ファイルのホルダー名や楽曲名をお手持ちのモニター画面で確認できる「MP3ナビゲーター」。ホルダーの階層確認に便利な左右2画面表示や、前後のホルダーや楽曲名が一覧できる7行表示により、膨大な数の収録曲の中から素早い選曲を可能にしました。(NEW) 
  3. ビッグジョグダイヤルを回す際、その回転角度に対する音声の変化量が4倍になる「ハイパージョグモード」。よりレスポンスの速いスクラッチが可能です。(NEW)
  4. 再生中ボタンを押すだけで自動的に4拍のループを作ることができる「フォービートループ」。
  5. 本体上部にある表示部を傾斜させたことで、トラックナンバー、時間、ウェーブなどの情報がさらに見やすくなりました。
  6. 指定したポイント間の再生と逆再生を交互に繰り返しながらループする「バックアンドフォースループ」。音が行ったり来たりするような効果を生み出します。(NEW)
  7. CDよりも高音質な音声出力「24bit/96kHzデジタルオーディオアウト」※6を装備。 「DVJ-1000」と当社デジタルミキサー(DJM-800またはDJM-1000)を接続すれば、様々なDJプレイを行った24bit/96kHzデジタルオーディオをデジタルミキサーから出力することができます。
  8. 楽曲やDJプレイに関する様々な情報※7を、お手持ちのモニター画面へ同時に表示できる「プレビューモニター」。
  9. メモリーされたキュー/ループデータの情報をお手持ちのモニター画面に12ポイントずつ同時に表示する「キューポイントナビゲーター」。数多くのデータから必要なデータを素早くかつ簡単に呼び出すことができます。
  10. 当社高級DVDプレーヤーと同等のDAコンバーターを搭載。さらなる高音質を実現しました。(NEW)

3)サイズダウンにより、デファクトスタンダード「CDJ-1000」シリーズの置き換えに最適

 「DVJ-1000」は「DVJ-X1」に比べ容積を約30%ダウン。「CDJ-1000」シリーズとほぼ同等サイズを実現したため、「CDJ-1000」シリーズの設置スペースへの置き換えに適しています。(NEW)

4)DJ&VJ用DVDプレーヤー「DVJ-X1」のVJ機能がさらに進化

  1. 動きが少ない映像に対しても、レスポンスの良いダイナミックなパフォーマンスが行える「ハイパージョグモード」。音声同様ビッグジョグダイヤルの回転角度に対する映像の変化量は4倍です。(NEW)
  2. 指定したポイント間の再生と逆再生を交互に繰り返しながらループする「バックアンドフォースループ」は、音声だけでなく途切れることのない連続した自然な映像をも演出します。(NEW)
  3. 海外のビデオ方式に合わせて映像出力を切り替えられる「PAL/NTSCコンバーター」搭載。PALフォーマットで記録されたDVDディスクの再生やPAL放送圏でのVJパフォーマンスも可能です。(NEW)

5) CDJ-1000シリーズの最新モデル「CDJ-1000MK3」や「DVJ-X1」から受け継ぐ多彩な機能

  1. ビッグジョグダイヤルの操作感(回転方向の負荷の重さ)を調整することができる「ジョグフィーリングアジャスト」。ユーザーのフィーリングに合わせた調整ができるほか、経年変化による誤差も補正可能です。
  2. 「DVJ-X1」に比べ、より上部に配置した「オンジョグディスプレイ」。斜めからの視認性をさらに向上させました。また、時計のように角度を判別できるデザインを採用。ディスプレイ上へのマーキングの角度を把握し易くなり、スクラッチパフォーマンス等の操作性を向上させました。
  3. 高速の早送りや早戻しができる「スーパーファーストサーチ」機能。ジョグダイヤルの操作速度に合わせてサーチのスピードが変化します。
  4. 低音ビートや音量の強弱を視覚的に確認できる「ウェーブ表示」。表示ドット数を「DVJ-X1」の2倍にすることで時間軸方向の情報量を増加させ、曲全体の構成や音量の強弱のさらに細かい把握を可能にしました。
  5. 短いチャプター(トラック)映像を繰り返し再生するときに便利な「ワントラックシームレスループ」。
  6. キューポイント等を記憶するメモリーカードは、マルチメディアカードとSDカードに対応。「CDJ-1000」シリーズや「DVJ-X1」とデータを共有することも可能です。
  7. EJECTしたディスクを再度挿入した際に、EJECT時の停止ポイントから再生をはじめる「リジューム再生」。

【主な仕様】

再生可能メディア DVDビデオ、DVD-R(ビデオモード、MP3)、DVD-RW(ビデオモード、MP3)、音楽CD、CD-R(音楽CD、MP3)、CD-RW(音楽CD、MP3)
電源 AC100 V(50 Hz /60 Hz)
消費電力 36 W
外形寸法 320 mm (W)×408 mm (D)×109 mm (H)
質量 5.4 kg
映像出力 S1/S2映像出力1系統、コンポジット映像出力2系統(RCA端子1系統、BNC端子1系統)、プレビュー映像出力2系統(RCA端子1系統、S1/S2映像出力端子1系統)
音声出力 デジタル同軸出力1系統(RCA端子)、アナログ2ch 1系統(RCA端子)
その他の端子 コントロール端子(3.5φミニジャック)
映像特性(水平解像度) 540本
音声特性 オーディオS/N:115 dB以上(JEITA)、全高調波歪率:0.004 %(JEITA)、周波数特性:CD:4 Hz~20 kHz、DVD(96 kHz):4 Hz~44 kHz
※1:DJ:ディスコ/クラブ等で、お客様を踊らせ楽しませるために音楽を次々とかけていく職業で、単なる機器の操作をするオペレーターではなく、エンターテイナーであり音楽を創作するクリエイターである。
VJ:ディスコ/クラブ等で、映像機器を駆使して映像のパフォーマンスを行う職業。
VJパフォーマンス:VJが様々な映像機器を駆使して、映像素材やライブ映像をミックスするなどの映像演出のこと。
※2:リミックス/DJプレイ:ディスコ/クラブのDJが、複数のアナログターンテーブルプレーヤーやCDプレーヤーとミキサーを駆使して、次々と曲をつないだり、複数の曲をミックスしたりすることで様々な音の演出をすること。このリミックス/DJプレイを実現するには、使用する曲のテンポ(スピード)が変えられること、素早く曲の頭出しができること、頭出しのポイントからタイムラグなくすぐに音が出せる機能等がDJ用機器としては必要不可欠である。
※3:音楽用のCDフォーマットとMP3フォーマットで記録されたCD-R、CD-RWディスクの再生が可能。
※4:ビデオフォーマットとMP3フォーマットで記録されたDVD-R、DVD-RWディスクの再生が可能。
※5:1曲を4分、ビットレートを128kbpsとして計算。圧縮の方式、ディスクの状態により収録できる曲数は異なります。
※6:DVDビデオのオーディオフォーマットを使用した場合。
※7:トラック番号、時間情報、曲名/アーティスト名/アルバム名などのテキスト情報、ウェーブ表示、プレイングアドレス、ホットキューポイントデータやキューポイントデータ。

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