報道資料:EVでのドライブをサポートするサイバーナビ「AVIC-ZH09-MEV」を発売

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Pioneer
2011年 7月 6日
パイオニア株式会社

~市販カーナビとして初※1の電気自動車(EV)向けカーナビゲーション~EVでのドライブをサポートするサイバーナビ「AVIC-ZH09-MEV」を発売

【AVIC-ZH09-MEV】
商品名 型番 希望小売価格
(税込)
発売時期
■2Dメインユニットタイプ
7V型ワイドVGA地上デジタル
TV/DVD-V/CD/Bluetooth®/USB/SD/チューナー・5.1ch対応・DSP AV一体型HDDナビゲーション
AVIC-ZH09-MEV 246,750円 7月下旬

【企画意図】

 近年、環境への配慮やエネルギー問題への対応が求められており、自動車業界においても、環境性能の高い電気自動車(EV)の普及促進が行われています。
 このたびパイオニアは、市販カーナビとして初のEV専用※2カーナビゲーションシステム サイバーナビ「AVIC-ZH09-MEV」を発売します。
 本機は、走行時の空気抵抗や回生エネルギー※3まで考慮して電力消費量を推定する独自の技術を搭載しており、探索した案内候補ルートの中でもっとも推定電力消費量の少ないルートを選択することができます。また、回生エネルギーの効率的な発電につながるブレーキ操作を推奨する機能や充電施設の検索、ドライブでの推定電力費用の表示などの、さまざまなEV向けの機能により、EVでのドライブをサポートします。
 また、別売のクルーズスカウターユニットを使っての実写映像ルート案内「ARスカウターモード」※4や、地図にない道を自動生成する「ロードクリエイター」など、充実したナビゲーション機能を搭載しています。
当社は、これまで培ってきたカーエレクトロニクス技術を活かし、EVでのドライブをより快適に、安心して楽しんでいただける製品を提案していきます。

【主な特長】

1) 探索ルートの中で、もっとも推定電力消費量の少ないルートを選べる「エコ・ルート探索」機能を搭載

本機は、走行時の空気抵抗や回生エネルギーなどを考慮して電力消費量を推定する当社独自の技術を搭載しており、探索した案内ルートの中で、もっとも推定電力消費量の少ないルートを選択することができます。

2) 回生エネルギーの効率的な発電につながるブレーキ操作を推奨する機能を搭載

EVの回生エネルギーの発電量は、運転中のブレーキ操作によって変化します。本機は、ドライブ中に行った“時間をかけたブレーキ操作”の比率を「eブレーキ率」としてドライバーにフィードバックすることで、回生エネルギーの効率的な発電につながるブレーキ操作を推奨する「eブレーキ」機能を搭載しています。また、推奨ブレーキ操作を行うことは、急ブレーキの発生低減にもつながります。

3) 走行中に推定電力費用を確認できる「エコステータス マルチウィンドウ」機能を搭載

走行中に、そのドライブにかかる推定電力費用を確認できる「エコステータス マルチウィンドウ」機能を搭載しています。推定電力費用のほか、現在のドライブと過去のドライブの推定電力消費率の比較や、過去数回のドライブのエコ指数などをわかりやすく表示することで、エコ運転を促します。

4) 充電施設の検索機能を搭載

走行中に周辺の充電施設を検索する、充電施設検索機能を搭載しています。


【充電施設検索詳細情報画面】

5) 先進のナビゲーション機能を搭載

◆別売のクルーズスカウターユニットを使い「ARスカウターモード」に対応※4
別売のクルーズスカウターユニットで撮影したフロントガラス越しの映像を、独自の映像解析技術でリアルタイムに解析し、快適なドライブを支えるための情報を分かりやすく案内・表示する「ARスカウターモード」に対応しています。

◆地図にない道を走行するだけで、自動で道を地図上に生成する「ロードクリエイター」機能を搭載
地図にない道路でも、実際に走行すればその走行軌跡をもとに、地図上に道路を自動生成する「ロードクリエイター」機能を搭載しています。作成した道路は次回のルート探索時の探索・誘導対象となります。

◆別売の「データ通信専用通信モジュール」に対応※5
購入から3年間、無料で通信機能が使用できる別売の「データ通信専用通信モジュール」に対応しています。

◆新開発のサーバー型検索技術を用いて最新の情報に簡単にアクセスできる「通信検索」対応※5
別売の「データ通信専用通信モジュール」を使用し、本機の通信機能を使うことで、外部の膨大な情報を活用した検索が可能です。常に最新の情報にアクセスできるだけでなく、フリーワード検索により、TV番組で取り上げられた情報や口コミなどを手がかりに検索することも可能です。

◆最新の地図データを手軽に取得可能(3年分追加料金なしで地図更新が可能※6
専用パソコンリンクソフト「ナビスタジオ(サイバーナビ用)」を使うと、SDカードを介して最新の地図データを手軽に取得できます。通信モジュールを介した更新※5※7も可能で、常に最新の地図を使って快適なドライブを楽しむことができます。

◆約70万kmの全道路※8対象「スマートループ渋滞情報®※9による質の高いルート探索
約70万kmの全道路(細街路を除く)を対象とした「スマートループ渋滞情報®」を基にルート探索を行うため、より質の高いルート探索を行うことができます。

※1 2011年7月時点 パイオニア調べ。
※2 2011年7月時点での対象車種:三菱自動車工業i-MiEV。
※3 EVの減速時に、駆動用モーターを発電機として利用してバッテリーに蓄電する電気エネルギー。
※4 「ARスカウターモード」を使用するには別売のクルーズスカウターユニット「ND-CS1」(税込52,500円)が必要です。
※5 別売の「データ通信専用通信モジュール ND-DC1」(税込26,250円)が必要です。株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(NTTドコモ)のFOMAサービスを利用します。 通信を開始した月から最大3年間(ご利用開始日から当月末まで+35ヶ月間)の通信料金が含まれます。以降は1年ごとに通信契約(有料・10,000円前後/1年間)することで、引き続きご利用いただける予定です。
※6 期間は2011年5月~2014年4月までを予定。それ以降のご利用は有償となります。また、専用パソコンソフト「ナビスタジオ(サイバーナビ用)」を使用しデータを取得するには別売のclass4以上のSDHCカード8GB 2枚もしくは16GB 1枚が必要です。
※7 「道路データ」「地点データ」のみ。携帯電話での地図更新はできません。
※8 道幅5.5m未満の細街路を除く道路(500mスケールで表示される道路)が対象です。
※9 お客様登録、スマートループ利用登録が必要です。
* Bluetooth及びロゴは、米国Bluetooth SIG, Inc.の登録商標です。
* 『FOMA』は株式会社NTTドコモの登録商標です。
* スマートループ渋滞情報®はパイオニア株式会社の登録商標です。

【主な仕様】

■ナビゲーション本体
最大消費電流 10 A
使用電圧 DC 14.4 V(10.8 V~15.1 V使用可能)
■GPS部 受信方式 12チャンネルマルチチャンネル受信方式
■オーディオ部 最大出力 50 W × 4 ch
■DVDプレーヤー部
リージョンNo. 2
対応ディスク DVD(VIDEO MODE、VR MODE)、DVD-R(DL)、DVD-RW、
CD-ROM、CD-DA、CD-R/RW
MP3デコーディングフォーマット MPEG-1、2、2.5  AUDIO LAYER-3
WMAデコーディングフォーマット Ver.7、8、9(2 ch audio)
AACデコーディングフォーマット MPEG-4 AAC(Ver.10.01.22以前のiTunesでエンコードされたもののみ)
AVIデコーディングフォーマット MPEG-4 Video+MP3 、MPEG-4 Video+AC3
■FM/AMチューナー部
受信周波数帯域 FM:76.0 ~ 90.0 MHz、AM:522 ~ 1629 kHz
■地上デジタルTVチューナー部
放送方式 地上デジタル放送方式(日本)
受信チャンネル 470 MHz ~ 770 MHz (UHF13 ~ 62 ch)
■TVモニター部
画面サイズ 7V型ワイドVGA
有効画素数 1 152 000画素【水平800 × 垂直480 × 3(RGB)】
方式 TFTアクティブマトリクス方式
バックライト LED
■外形寸法
ナビゲーション部取付寸法 (W×H×D) 178 mm × 100 mm × 167 mm
■質量
ナビゲーション部 2.6 kg

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