報道資料:上海汽車集団との合弁事業について

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Pioneer
2009年 12月 8日
パイオニア株式会社

上海汽車集団との合弁事業について「カーナビゲーションビジネスの拡大」と「交通情報システムの立ち上げ」により
合弁会社で、5年後に15億元以上の売上を目指す

 パイオニア株式会社と上海汽車工業(集団)総公司(SHANGHAI AUTOMOTIVE INDUSTRY CORPORATION (GROUP), 以下上海汽車と表記)は、中国におけるカーナビゲーションビジネスの拡大を目的に、合弁会社 安悦先鋒汽車信息技術有限公司(以下安悦先鋒汽車と表記)を設立しました。
 安悦先鋒汽車は、中国での企画・開発・販売機能を有しており、これにパイオニアが従来から持つ、生産・ソフト開発・電子地図データベース編集機能を加えることにより中国内完結ビジネスの推進が可能になります。
 安悦先鋒汽車は、上海汽車向けにカーナビゲーションの導入を開始すると共に、今後中国社会で重要となる道路・交通事情に対応した「交通情報システム」を立ち上げ、3年後に10億元、5年後には15億元以上の売上を目指します。

■事業内容

カーナビゲーションビジネスの拡大

上海汽車グループとの協業により、パイオニアのコア事業であるカーナビゲーションビジネスの拡大を図ります。OEMカーナビゲーションシステムの導入や、交通情報システム対応モデルの導入を予定しています。

交通情報システムの立ち上げ

今後中国社会で重要となる「交通情報システム」を立ち上げます。パイオニアが日本で立ち上げているシステムのノウハウを使い、中国特有の道路事情である新道路の建設や深刻化する交通渋滞に対応し、環境問題も考慮した、中国に最適な交通情報システムの構築を目指します。

■中期的事業展開

  • 上海汽車グループ傘下の上海GM・上海VW・上海モータース向けを中心としたビジネスを推進していきます。
  • 中国市場向けに、パイオニアのコア技術(ハード・ソフト)を用いたスーパーローコストカーナビゲーション端末を開発し、普及価格帯から高価格帯まで、フルラインアップのカーナビゲーションシステムの販売を目指します。

■安悦先鋒汽車の会社概要

  • 本店所在地:上海市淮海中路775号新華聯大厦西棟20楼
  • 代表者  :董事長 葉 永明 、総経理 呉復躍
  • 設立年月日:2009年10月22日
  • 資本金  :9,000万元(予定)
  • 出資比率 :上海汽車信息産業投資有限公司 51%
          先鋒電子(中国)投資有限公司 49%

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