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~リニアパワー方式と新トゥイーターにより、DVDオーディオにも対応する広帯域再生を実現~ホームシアター用高性能スピーカー3機種を新発売
当社はこの度、ホームシアター用小型サテライトスピーカーシステム、センタースピーカー、パワードサブウーファーを下記要領にて新発売いたします。
商品名 | 型番 | 価格(税別) | 発売時期 | 月産予定台数 |
---|---|---|---|---|
スピーカーシステム(2本1組) | S−ST5−LR | 30,000円 | 9月下旬 | 1,000組 |
スピーカーシステム(1本) | S−C6 | 22,000円 | 9月下旬 | 1,000台 |
パワードサブウーファー | S−W5 | 55,000円 | 9月下旬 | 500台 |
テレビの大型化やDVDの普及、「ドルビーデジタル」「DTS」に代表される高音質かつ臨場感あふれるソフトの増加などを背景に、家庭でも映画館のような臨場感で映画を楽しみたいというニーズが急速に高まり、ホームシアターの需要が顕在化してまいりました。そして次世代オーディオの本命といわれる「DVDオーディオ」の登場も目前に控え、 スピーカーシステムの一層の高性能化、特に50kHzを越える広帯域化が求められています。
この度発売いたします小型サテライトスピーカー「S−ST5」とセンタースピーカー「S−C6」は、小型ながら低域再生に優れた当社独自開発の“リニアパワー方式”の採用に加え、新型トゥイーターの搭載により60kHzまでの高域再生が可能となりました。また、同時発売の200Wアンプ内蔵パワードサブウーファー「S−W5」と組み合わせることで、手軽に迫力の本格的ホームシアターシステムの構築を実現いたします。
1 ) 小型サイズながら、最新のデジタルサラウンド音声の性能をフルに発揮する、エッジレス構造「リニアパワー方式」採用
ドルビーデジタル、DTS等、近年のデジタルサラウンド音声は、デジタル処理によるフラットな周波数特性、広ダイナミックレンジ、完全なセパレーションなど高品位なスペックを備えています。本機は当社独自技術「リニアパワー方式」の採用により、設置しやすい小型サイズながらこれらのソースの性能を充分に引き出すことができます。
2 ) 55Hzからの広帯域再生を実現
小型スピーカーを使用して、例えばドルビーデジタル(AC−3)を楽しむ場合、音声信号を100Hz前後で分け、低域をサブウーファーや大型スピーカーで、台詞や方向性のある中高域を小型スピーカーで再生することをドルビー研究所では推奨しています。
本機は55~60,000Hzという広い再生周波数帯域を持ち、特に100Hzから上ではフラットな特性を実現していますので、原信号に忠実な理想的音場を作り出します。
3 ) 60kHzまでの高域再生を実現する広帯域トゥイーターを新搭載し、DVDオーディオにも対応
強力なネオジウムマグネットを使用した高性能トゥイーターを搭載し、60kHzまでの高域再生を実現いたしました。DVDオーディオをはじめとする今後の高品位デジタルソースにも充分に対応します。
4 ) その他の特長
1 ) エッジレス構造リニアパワー方式ダブルウーファー搭載。充実した中音域再生を実現
リニアパワー方式ウーファーを2基(ダブル・ウーファー)搭載したことにより、センタースピーカーに求められる映画でのダイアローグ(台詞)や、音楽再生時のボーカルの定位感とクオリティを、微小入力から大入力時まで明瞭に伝えます。
2 ) 60kHzまでの高域再生を実現する広帯域トゥイーターを搭載し、DVDオーディオにも対応
新開発の振動板により60kHzまでの高域再生を実現いたしました。DVDオーディオをはじめとする今後の高品位デジタルソース、特に高品位マルチチャンネルオーディオのセンターチャンネルにも充分に対応します。
3 ) トゥイーターには角度調整機構を採用し、上下±15°の角度設定が可能
トゥイーターの角度調整機構により、TV等のディスプレイの上でも下でも設置できます。トゥイーターの角度を変えることにより、センターチャンネルの音像を画面の映像やフロントチャンネルの音とよりマッチさせることが可能になります。
4 ) その他の特長
1 ) デジタルサラウンドの迫力を再現する、小型・高効率 200Wアンプ内蔵
ドルビーデジタルやDTSに代表される高品位デジタルサラウンド音声で収録された映画ソフトをリアルに再現するには、重低音をいかにしっかり再生するかが重要なポイントになります。本機は200Wものハイパワーを発揮するPWM(パルス・ワイズ・モジュレーション)方式デジタルスイッチングアンプを内蔵し、リアルで迫力のある重低音再生を実現します。
2 ) ダブルウーファーにより、迫力ある重低音再生とスリムなフォルム(横幅21cm)を両立
ホームシアターのスピーカー設置では、サテライトスピーカーがいくら小型でも、サブウーファーが大きくてはスマートなセッティングは困難です。本機は口径16cmウーファーを2基(ダブル・ウーファー)搭載することにより、迫力の重低音再生と容易にセッティング可能なスリムサイズ(横幅21cm×高さ55cm×奥行き43cm)を両立しました。
3 ) 使いやすさを追求した機能的設計
オートパワーオフ機能、ターンオーバー周波数連続可変コントロール、フェーズ(位相)切替えスイッチ、2系統の入力端子(スピーカー端子/RCAピンジャック)等に加え、ラインレベルアウトプット端子(RCAピンジャック)を装備していますので、2台目のサブウーファーを接続するなど将来のグレードアップに対応します。
●「S−ST5」 | |
形式 | 2WAY位相反転式 ブックシェルフ型、防磁設計(EIAJ) |
使用ユニット | ウーファー:12cmコーン型(リニアパワー方式) トゥイーター:2.5cmコーン型 |
公称インピーダンス | 8Ω |
再生周波数帯域 | 55~60,000Hz(−16dB) |
出力音圧レベル | 84dB/W(1m) |
最大入力 | 160W(EIAJ) |
クロスオーバー周波数 | 5,000Hz |
外形寸法 | 140(W)×230(H)×163(D)mm |
質量 | 2.8kg(1台) |
その他 | スピーカーコード、壁掛用金具、取付金具、すべり止め、取付ネジ、付属 |
●「S−C6」 | |
形式 | 2WAY位相反転式 ブックシェルフ型、防磁設計(EIAJ) |
使用ユニット | ウーファー:12cmコーン型(リニアパワー方式)×2 トゥイーター:2.5cmコーン型 |
公称インピーダンス | 8Ω |
再生周波数帯域 | 50~60,000Hz(−16dB) |
出力音圧レベル | 85dB/W(1m) |
最大入力 | 160W(EIAJ) |
クロスオーバー周波数 | 5,500Hz |
外形寸法 | 440(W)×150(H)×236.5(D)mm |
質量 | 5.5kg |
その他 | スピーカーコード、すべり止め、付属 |
●「S−W5」 | |
形式 | 位相反転式 フロア型、防磁設計(EIAJ) |
使用ユニット | 16cmコーン型×2 |
再生周波数帯域 | 20~200Hz(−15dB) |
定格出力 | 200W(EIAJ、4Ω) |
入力端子 | 2系統(スピーカー端子、RCAピンジャック) |
ハイカットフィルター | 50~200Hz(連続可変) |
位相切替 | 0°/180°(切替) |
外形寸法 | 210(W)×550(H)×428(D)mm |
質量 | 15.8kg |
その他 | スピーカーコード、RCAピンコード、脚、付属 |
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当社が1995年に開発した「リニアパワー方式」は、振動板のエッジを取り去ったエッジレス構造により純粋な再現性、広帯域化、高耐入力など、様々な特長を持つ独自技術です。
従来のスピーカーでは、エッジが振動板の動きを支える反面、振動板の振幅を制限してしまったり、振動板と共に振動するエッジからの放射音が中高域での再現性に影響を及ぼしたりしていました。エッジレス構造の「リニアパワー方式」では振動板のみが自由に振幅することにより、以下のような特長を発揮します。
1. 大きな入力信号に対しても極めて高いリニアリティ(追従性)を発揮
2. 小口径スピーカーでも重低音再生を実現し、迫力のある音場を再現
3. HiFiオーディオにも対応する、入力信号に忠実なピュアなサウンド再生