報道資料:世界で初めて※CDレコーダーを搭載した一体型CD−Rミニコンポ「MR7」 新発売

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Pioneer
1999年 9月 14日
パイオニア株式会社

世界で初めてCDレコーダーを搭載した
一体型CD−Rミニコンポ「MR7」 新発売

※ 平成11年9月14日現在、一体型コンポとして/パイオニア調べ
X-MR7

X-MR7

当社はこの度、民生用CDレコーダー搭載ミニコンポを下記要領で新発売いたします。

商品名 型番 価格(税別) 発売時期 月産予定台数
CD-Rミニコンポーネントシステム X-MR7 112,000円 11月下旬 7,000台

【企画意図】

当社は、昨年秋より国内市場に向けて音楽専用CDレコーダーを発売し、大変好評をいただいております。CDレコーダーで録音したCD−Rディスクは、お手持ちのCDミニコンポ、CDラジカセ、カーCD、及びポータブルCD等で手軽に再生が可能なこと、原音に忠実な高音質が得られること、容易にオリジナルCDが作れることなどから急速に市場を広げつつあり、今年度の国内市場規模は30万台にものぼると予測しています。
当社はこの度、CDレコーダーを搭載したミニコンポを世界で初めて市場導入いたします。高性能CDレコーダーをシステム商品に搭載することにより、簡単かつ自在にオリジナルCDが作成できます。これまで「マニアだけのモノ」だったCDレコーダーを、より多くの音楽ファンへ広め、普及をはかってまいります。

【「X−MR7」の主な特長】

1 ) 世界初 CDレコーダーを搭載したミニコンポ。3枚CDチェンジャーも搭載

世界で初めて、CDレコーダーをミニコンポに搭載しました。お気に入りのCDをカーオーディオ用やポータブルCD用などにコピーしたり、さらに3枚CDチェンジャーも搭載しているため、好きなアーティスト達の曲を集めて編集するなど、オリジナルCD作りも手軽かつ自在に楽しめます。

2 ) オリジナルCDを簡単に作ることができる、ダイレクトREC&プログラムREC

ボタンを押すだけのワンタッチ操作で、3つのパターンの録音がスピーディに行える 「ダイレクトRECボタン」を採用。

1.CD→CD−R ALL TRACK : CDをまるごとCD−Rへ録音
2.CD→CD−R 1TRACK : CDの1曲だけをCD−Rへ録音
3.CD→CD−R RENTAL TRACK:3枚のCDの1曲目だけをCD−Rに録音

また、3枚のCDをプログラム演奏しながら録音できる「プログラムREC」機能を搭載。様々なアーティスト達の曲を自分の好みに組み合わせたマイベストCDが簡単に作れます。

3 ) 豊富な入出力端子を装備。アナログレコードのCD化も手軽に実現

外部入出力端子を<入力3系統・出力2系統>装備。ポータブルMDと接続すれば、「CDからMDへの録音」はもちろん、「MDからCD−Rへの録音」も気軽に行うことができます。
さらに、アナログレコードプレーヤーとの接続が可能なPhono入力端子(Phono イコライザー付き)を装備。大切にしてきたアナログレコードをCDへ録音すれば、音質はそのままに保存することができます。

4 ) より原音に近い音を再現する、ワイドレンジ・テクノロジー搭載

お気に入りのCDはもちろん、自分で録音したオリジナルCDをより高音質で心地よく楽しむために、当社ならではの先進技術「ワイドレンジ・テクノロジー」を搭載しました。
本体部には、“レガート・リンク・コンバージョン”を搭載。CDのフォーマットで規定された周波数帯域上限20kHzかつ16ビットのオリジナルデータを約40kHzまで広帯域化することにより、より自然で原音に近い高音質再生を実現します。
またスピーカー部には、軽量で剛性に優れたPPTA(ポリパラフェニレンテレフタルアミド)樹脂フィルムを振動板に用いた、広帯域2.5cmセミドーム型トゥイーターを搭載。これにより、伸びやかな高音域再生を実現し、自然なサウンドを再現します。

5 ) その他の特長

  • あらゆる音楽ソースからデジタル録音が可能
    サンプリングレートコンバーター内蔵により、CDのサンプリング周波数(44.1kHz)と異なるCS放送(48 kHz)やBS Aモード(32 kHz)の信号も44.1kHzに自動変換し、デジタルのまま録音できます。また、デジタル入力信号が44.1kHzのサンプリング周波数の場合、サンプリングレートコンバーターをバイパスして録音するため、HDCDやDTS−CDをそのまま録音することが出来ます。
  • レコーディング環境を最適化するストラテジー・コントロールICを採用。
    ストラテジー・コントロールICとランニングOPC動作(最適記録パワー調整回路)により、各種CD−R/CD−RWブランクディスクの微妙に異なる記録特性に合わせて、記録時のレーザーパワーと記録ストラテジーを常に最適化します。
  • CD−RディスクとCD−RWディスクに対応。
  • デジタル/アナログ録音レベル調整
    録音レベルの異なる音楽ソースを一枚のディスクに録音する際、より均一な録音レベルになるよう調整ができます。
  • 自動ファイナライズ録音
  • SCMS(シリアル・コピー・マネージメント・システム)対応
  • 録音時に失敗したトラックなど、ディスクの不要なトラックを飛ばして再生する“トラックスキップ機能”搭載
※ 「X−MR7」は民生用に開発された製品です。これらの機器では「音楽録音用FOR MUSIC USE ONLY」または「民生用FOR CONSUMER USE」と表示されているCD−R/CD−RWディスクのみ録音できます。(業務用CD−R/CD−RWディスクは使用できません。)

【主な仕様】

■CD−R/CDレシーバー部
サンプリング周波数 再生 44.1KHz
録音入力 32kHz,44.1kHz,48kHz
電源電圧 AC 100V 50/60Hz
実用最大出力 50W+50W(6Ω,EIAJ)
消費電力 88W
待機電力 0.6W
外形寸法(W×H×D) 210×260×392mm
質量 8.4kg
■スピーカー部
型式 14cm/2.5cm 2wayブックシェルフ型
防磁設計  
外形寸法(W×H×D) 182×320×232.5mm
質量 4.0kg

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